記録ID: 8609069
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無雪期ピークハント/縦走
奥秩父
瑞牆山 にょきにょきの上でトカゲ
2025年08月26日(火) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 07:12
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 915m
- 下り
- 916m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:41
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 7:13
距離 10.6km
登り 915m
下り 916m
6:43
4分
スタート地点
13:56
周回コースです
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
にょきにょき? 巨岩が先か 樹林が先か
瑞牆。この難しい文字を書いてみる。いかにもピカピカしていそうな。確かに川上側から眺めると、真っ白い岩の群れが樹林帯の中に水晶のように輝いている。信州峠を越え、黒森の集落。蕎麦屋の左折で見上げれば、その輝きは一段と神々しい。
瑞牆山は、岩と樹林ときれいな水の山。遠く見れば確かに樹林のから巨岩がにょきにょき生えたようである。だか、その樹林に踏み入ってみれば、岩は、ただ動くことなくそこにあったのだ。主は岩であった。その岩に、木々は芽を出し根を張って懸命に立っている。そこに生き物たち。富士見小屋の美味しい水場に鹿たちも水を飲みに来ていた。
山頂も巨岩のてっぺんである。足のすくむ高度感。早速トカゲになる。目の前に大やすり岩。「あれがここより少しだけ低くてよかった。あれが山頂だったら、登山者は日本一難しい登頂をすることになっていた。」その大やすり岩のてっぺんにさえ、ここと同じように木々が生えている。木々の向こうにはトンビが上昇気流をつかんで滑空していく。金峰は、ほんの数秒、青空を背景に顔を出した。巨大な五丈岩がのっている。「誰がのせたのだろう」と連れ。「神様かな」ともう一人。桃太郎岩から出てきた桃太郎が1年で成長して瑞牆の巨岩をひょいとつまんでのせた物語を一人想像した。
不動滝。流れが、巨岩を穿って、溝と淵を作った。瑞牆を語るに水は欠かせないと思う。岩と森と水の世界。瑞牆山。
下山して、山塊の巨岩の群れを眺める。太陽に輝く白い岩は、やはり宝石であった。
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