三大珍花「九重 タデ原」

2025年08月28日(木) [日帰り]

• GPS: 02:47
• 距離: 2.2km
• 登り: 38m
• 下り: 26m

コースタイム

日帰り

• 山行: 0:57
• 休憩: 1:50
• 合計: 2:47

距離 2.2km 登り 33m 下り 22m

10:41 スタート地点
10:44 12:29 長者原
13:23 13:28 長者原
13:29 ゴール地点

天候

曇り一時晴れ
西の風　0〜3m
視界はソコソコ　雲が多い
風の渡る湿原は爽快
たまに日の射す木道は木陰が無くて灼熱

アクセス

利用交通機関：

自家用車

九重　長者原の駐車場を利用した
広大な駐車場は3ヶ所に分かれ　ハイシーズン(ミヤマキリシマの開花など)とか週末でなければ　満車になることは少ない

トイレは外に2ヶ所　ビジターセンターの中にも有る

昼間なら　飲食店やモンベルもやっている

コース状況／危険箇所等

タデ原湿原の木道と　自然観察路(ほぼ舗装路)を適当に歩き回った

オール遊歩道　道はあちらこちらで交差する
道標も豊富に有る　ベンチも点在する

登山道に入る分岐が2ヶ所有る(坊ガツル方面とスガモリ越し方面)　道標は有る

ヒゴタイは道沿いで　5ヶ所　数株　30輪ほど見た　数はともかく見られてよかった

※ GPSが不安定で　位置情報が2回OFFになった
1回目はスタート直後　一番奧のスガモリ越し分岐で気付いた　2回目は長者原のモンベルの裏手　手に持っていたら止まった
位置情報OFFを音声警告する機能を切望する

その他周辺情報

星生温泉の日帰り施設　山恵の湯を利用した
3つ有る源泉のうち　単純泉と硫黄泉は出ていた酸性泉は故障なのか止まったいた
1000円　キー付きロッカーは有料で価格設定は謎の200円

写真

8/28 10:43

1年ぶりに長者原の
平治号に挨拶する
三俣山に雲がかぶる
午後には雨の予報

8/28 10:48

近くて混む駐車場
1/3くらいの入り

8/28 10:49

長者原ビジターセンターに
タデ原湿原入口の案内
中でトイレを借りた

8/28 10:54

遊歩道に向けて出発
曇っているから涼しい

すでに位置情報は
切れていた

8/28 10:58

橋を渡って湿原へ
曇っているのに
日射しが当たる

8/28 10:58

タデ原湿原はオール木道

8/28 11:01

雲が多いのに
湿原だけは
日射しが降り注ぐ
風が吹くのが救い

8/28 11:02

いきなりヒゴタイ
緑の中の紫は
意外に目立たない

8/28 11:02

ちょっと
あっけない

8/28 11:03

こちらはフレッシュ

8/28 11:06

寄って見る
フレッシュな方は
尖っている
ひとつひとつがつぼみ

8/28 11:05

開花すると
こんな感じ

8/28 11:11

かなり広い湿原は
木陰も無く
木道の照り返しがきつい

8/28 11:21

シラヒゲソウ

8/28 11:21

寄って見る

8/28 11:26

湿原に特化したシモツケ？

8/28 11:27

アケボノソウの
つぼみかな？

8/28 11:35

寒の地獄
ここから坊ガツル方面の
登山道が分岐する

8/28 11:38

コバギボウシ
ボケているが
右下の楕円が小葉

8/28 11:51

自然観察路は橋と
舗装の遊歩道
ところどころに
湧き水が流れる

8/28 12:01

車道に出る

ここでスマホの
位置情報OFFに気付いた

8/28 12:02

車道の左方向は
スガモリ越しの
登山道に通じている
右に進んだ

8/28 12:04

すぐに左へ
車道を離れる

8/28 12:15

橋を渡った
白水川だった
酸性の水が流れる
一帯は硫黄が香る

8/28 12:25

長者原のモンベル前まで戻った

8/28 12:28

古風な石仏と石祠

このあたりでも
位置情報が切れた
スマホを手に持って
いたのにかかわらず

8/28 12:31

筑後川源流地

8/28 12:32

思いがけない所に
ヒゴタイ

8/28 12:33

ここが
坊ガツル方面の登山口
知らなかった

8/28 12:37

サワギキョウ

8/28 12:43

九重西部の山　右から
泉水山・上泉水山・黒岩山
どのピークがどの山か？

8/28 12:56

ミズトンボ？

8/28 13:03

ミズトンボ？
古い花

8/28 13:05

このつぼみは？
なんだろう
・・・ヒゴタイ？

8/28 13:06

これも謎
つぼみなのか？
花後なのか？

8/28 13:08

ワレモコウ
俺だって紅いぞ
吾も紅だとか

8/28 13:15

ツユクサ

8/28 13:17

ゲンノショウコ赤？

8/28 13:22

マツムシソウ

8/28 13:22

ツリガネニンジン

8/28 13:24

降りそうで
振らない一日だった
でも　あっけなかった

撮影機器：

Canon EOS R8 Canon

感想

つうぶう

　登山に目覚めて、山には　郷に無い花がたくさん有ることを知った。
どうせ登るなら、山も花も楽しみたい。
ところが、ガイドブックに花の山と紹介され、期待して登っても　ほとんど花を見ないことがある。
考えて見れば、当然なことで　山は街角の花壇や花屋さんではない。
自然の中で咲く花は、1年の内　1週間とか1ヶ月とか期間が限られる。
咲く場所も　それぞれ好みがある。
「敵を知れば　百戦危うからず」勉強する必要が有るようだと　ハンディな高山植物図鑑を手に入れた。
パラパラとページを繰って、目に止まったのが3種類・・・こんな珍奇な花があるんだ！
アツモリソウ・タカネマンテマ・ヒゴタイだ。
花の世界は懐が深く、知れば知るほど珍しくてけったいな物が次々と登場するから、それらは　3つのメジャーな珍花という位置付けになりそうだ。

前の2つは東海在住の自分なら　頑張って　なんとかなった。
長く残っていたヒゴタイは　満を持し　夏盛りの九州を訪れて対面がかなった。
( 車中泊でアイドリング無しを是とするから　ちょっとハードルが高い )

感想を一言　　　　あっけなかった。