那須の秘瀑「両部の滝」へ 〇〇年ぶりの再訪


- GPS
- 05:49
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 428m
- 下り
- 426m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
須の秘瀑「両部の滝」へ 〇〇年ぶりの再訪
那須・姥が平の下にひっそり落ちる「両部の滝」へ。
なんと〇〇年ぶり(笑)。20代の頃に来て以来の再訪です。
スタートは沼ッ原駐車場。水を引くための管に沿った管理道みたいな道が続きます。踏み跡は素直で、滝だけ目指すなら思ったより行きやすい印象。
ただし、最後に滝へ向かうところが少し急。濡れている日は特に慎重に。静かな森で人にも会わず、熊鈴を2つ、木酢の匂い袋、念のための笛も鳴らしながら進みました。
両部の滝(雄滝・雌滝)。目の前に現れる二条の落ち口。片方はストンと落ちる直瀑(雄滝)、もう片方は岩肌を滑る段瀑(雌滝)。
白い水と赤茶の岩肌のコントラストが強くて、つい何枚もシャッター。那須にこんな立派な滝があるのは嬉しい。水しぶき、音、涼気…五感がリフレッシュされます。
帰路は沼ッ原湿原を経由して下山。木道の解放感、草原の抜けるような色、遠くの那須連山。行きの緊張がふっと抜けて、気持ちよく歩けました。
久しぶりに見る姿は、当時とはまた違う感動でした。
管理道でアプローチは素直、最後だけ少し急。静けさと迫力を独り占めしたい人に向く場所。季節を変えてまた来たいです。
▼両部の滝の概要
栃木県那須町、那須岳西麓に位置する秘瀑。別名は両部ヶ滝、幻の滝。
二筋に分かれる流れ。左側は冷水の直瀑で雄滝。右側は岩肌を滑り落ち、温泉成分を含む雌滝。赤茶の岩肌と白い水流の対比。迫力と静寂を兼ね備えた景観。
雄滝は落差およそ二十メートル前後と推定。雌滝は段瀑として広がる姿。
起点は沼ッ原駐車場。送湯管に沿った管理道。所要は歩程二時間ほど。途中に鉄パイプや木橋。後半は笹藪と獣道。滝へ下る急斜面。
訪れる人は少数。道標は乏しく、踏み跡は不明瞭。必須は地図とGPS。熊の痕跡。熊鈴、笛、匂い袋の携行。
新緑の春。盛夏の涼味。秋の紅葉。季節ごとに異なる表情。秘境の趣を残す名瀑。
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