【城跡ハイク】晩夏（！？）の会津お城めぐり その② 向羽黒山城編
福島県
awaya-daizen
体力度について
- GPS
- 01:31
- 距離
- 4.5km
- 登り
- 173m
- 下り
- 174m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
最初に訪れたのは伝盛氏屋敷跡。とはいうものの調査では建物跡に遺構は確認されなかったとか。上杉景勝が領した時代の巨大な角馬出とも推察されているもよう
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感想
会津のお城めぐりレポートのその2です。
向羽黒山城は、戦国時代に会津の領主として名を馳せた芦名氏の最盛期の当主・盛氏が築城したといわれる城跡です。
会津美里に白鳳三山（観音山・羽黒山・岩崎山）という低山に縄張りされた山城で、日本最大級とも称されていますので、“お城男子”としては会津に行ったのであればぜひとも訪ねたいと思っておりました。
ただ、問題（？）なのは今回の会津へのツアーは、城跡には微塵も興味も持たない同行者がいること。会津若松城はまぁいわば街中の城跡ですから、お土産屋さんでもカフェでも涼しいところで時間を潰しておいてくれといえましたが、向羽黒山城はガチの山城ですからねぇ…近くにカフェなどなさそうだし、白鳳山公園として整備されているようではありますが、この酷暑の中を屋外で待たせるってわけにはいかないでしょうから、今回の訪問はちょっと無理かなぁ～とも思ったのです。
しかし、せっかく会津に来たのにと諦めきられないアタシはない知恵を絞り、ハタと思い着いたのです。そうだ！ 早朝に行けばいいんだ！ と。
城跡はホテルからクルマで30分ほどの場所なので、早朝に散策をスタートすれば、朝食までに戻ってこられるではないか…と。これも山行で早朝行動に慣れているからこその発想ですね (￣‥￣)=3
ホテルの朝食会場に入れるリミットを考えると、なるべく早く散策を開始したいところではあったものの…山行なら日の出前の暗いうちからスタートもありですが、城跡散策の場合は周囲が暗いと遺構が見えません(;￣◇￣) 十分に明るくなる必要がありますので、散策開始時刻を日の出から20分後に設定しました。
で、ホテルを夜明け前に出発しようとしていたのですが、出入口がロックされているじゃありませんか∑(゜Д゜) フロントにも誰もおらず、つかの間ボーゼンとしましたが、明かりの点いている事務室の場所がわかったので、そこにいたスタッフに頼んで無事に外に出してもらえました。こういうご時世だから24時間出入り可能にしていないんですね(^^;)
そんなこんなで散策をスタートしたのですが。いやぁ～、実に素晴らしい城跡でした。堀と多くの郭が幾重にも複雑に重なった実に重厚な造りで、何度も唸らされましたねぇ。さすが日本最大級とわれるだけのことはある…と、実に納得でした。
広大な領域を全部見て回るのは難しいので、ポイントを絞って効率よく見て回ったつもりですが…伝盛氏屋敷跡、北曲輪、三曲輪、二曲輪、一曲輪などを見るのでいっぱいいっぱい。あっちの土塁跡がすげー、こっちの竪堀がすげー、この虎口跡すげーと目移りしましたので、予定よりも時間がかかりました。まだ見るつもりだったトコもありましたが、泣く泣くホテルへと戻った次第です。
ってなわけで、慌ただしく向羽黒山城散策は終了。
遺構の半分くらいしか見られなかったとは思いますが、それでも実に見応えのある素晴らしい城跡でした。
…しかし、アタシが会津を訪れたのは晩夏も晩夏の8月の終わりだったにも関わらず、両日とも酷暑。初日の会津若松城散策ですっかり暑さにやられてしまったので、実際のところ向羽黒城散策はやめておこうか…と弱気にもなりましたが、頑張って訪れて本当によかったと思いましたね。
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