雁峰山（健脚の鳥居強右ェ門はやすやすと登ったのだろう）

2025年08月31日(日) [日帰り]

• GPS: 06:02
• 距離: 7.8km
• 登り: 580m
• 下り: 580m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:34
• 休憩: 0:29
• 合計: 6:03

距離 7.8km 登り 580m 下り 580m

5:30 スタート地点
5:37 5:38 雁峰山須長登山口
7:20 7:26 涼み松・元八石
8:23 8:45 雁峰山
9:37 涼み松・元八石
11:25 雁峰山須長登山口
11:33 ゴール地点

天候

晴れ（愛知県は40℃予想）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

伊勢湾自動車道。新東名高速道路、新城IC、須長公民館駐車場

コース状況／危険箇所等

害虫・害獣：
蜘蛛の巣が多い。アブが煩かった。
鹿の鳴き声は聞こえたが、他の獣はおらず、蛇(青大将)の子供が山道にいた程度。

登山口～頂上
登山口は朝5時半で26℃　頂上は8時過ぎで28℃　ただ下山時の駐車場は午前11時で
37℃を超えた！！とにかく登山口から駐車地までの200mが炎天下で暑すぎる。

道案内の看板はほぼ無い。また、かっての台風の影響か？道が崩れている個所が多く、見失うこともあります。踏み足もほとんどないので、外れることも多かった。
谷の横の尾根を進む時は要注意。山側の崩れがありうります。また藪を進む時には、とげのある草木がありますので、腕に刺さらないよう要注意。

その他周辺情報

トイレ：
新城SAで利用。このSAに駐車して、登山道に入れますが、帰りの炎天下のことを考慮して、出来る限り登山口に近い駐車場にした。但し　駐車地の須長公民館にはトイレがありません。朝早く、誰もいませんでした。

お土産：
新城の道の駅には寄らず、岡崎SAで弁当と赤福を購入。自宅で食べた。

コンビニ：
長篠城址史跡保存館方面へ行くとファミマがあります。

写真

8/31 5:27

今日は長篠の戦で有名な雁峰山に

1575(天正3)年5月14日、武田勝頼軍1万5,000に包囲された長篠城の城主・奥平貞昌から徳川家康への援軍要請の命を受けた鳥居強右衛門と鈴木金七郎重政は、夜陰に乗じて城の下水口から脱出し、豊川を川中の鳴子網を掻い潜って広瀬(川路)までの約4Kmを泳ぎ下った。15日早朝には幼少時代から慣れ親しんだ雁峰山を登り、途中の通称「のばた」(涼み松,元八石のある所)で脱出成功の狼煙を上げたといわれる。ふたりは15日午後には50Km先の岡崎城にたどり着き、援軍派遣を要請した。

下山時が炎天下になりそうでしたので、本日は登山口にできるだけ近い駐車地に。
どなたかのログに公民館に駐車したと書かれてあったので、私も利用させていただきました。

8/31 5:28

須長公民館　朝早く、どなたもいらっしゃいませんでした、

8/31 5:28

有名な馬防柵の看板。この辺りから南に向かってあったようです。

8/31 5:30

今日は久しぶりに家内と登山です。

8/31 5:37

目の前にあるお宅の右横から入っていきます、

8/31 5:43

最初はこんな感じの山道を

8/31 5:49

この尾根の右側の谷筋を行きます。

8/31 5:51

谷から尾根に上がった方が歩きやすい場合もありました。

8/31 5:58

途中、三叉路に。真ん中が正解。

8/31 6:00

谷が深くなってきました。

8/31 6:04

歩きやすい山道もありますが、

8/31 6:10

道なのか？わからんような箇所も

8/31 6:10

この山は、非常に道が歩きにくい

8/31 6:11

道は整備されておりませんので、歩きにくい。

8/31 6:16

こんな藪もあります。薮下に道はあるのですが、右側は谷ですので、要注意。また棘のある植物も多い。

8/31 6:19

この小川沿いを登り、土管の右側に行きます。左からも巻けますが、右側の方が、次の道に出やすい。

8/31 6:27

一般道に出ます。

8/31 6:42

この辺りから、岩が増えてきます。

8/31 7:05

山道なのか？わからないので何度もログを確認する。

8/31 7:20

この辺りで鳥居強右衛門らが脱出成功の狼煙を上げたらしい。

8/31 7:20

踏み足があるかどうかわからないような道もあります。

8/31 7:37

この辺りからは山道らしき道でしたが、途中、踏み足が消える。
規定路線に復活

8/31 8:00

頂上までは踏み足があります。ダラダラとした登りが頂上まで延々と続きます。

8/31 8:24

山頂着　三角点タッチ！

8/31 8:25

雁峰山着。暑くなってきました、気温計で28℃

8/31 8:43

ちょっと広い山頂です。しばし休憩

8/31 8:49

さぁ下山。下山時の方が、テープが見やすかった。

8/31 11:23

登山口から雁峰山を撮影！わりと距離がありました。

8/31 11:24

ここから300mぐらい先に駐車場がありますが、37℃！暑すぎる。

8/31 11:25

無事下山。暑い！！

8/31 11:28

駐車地まであと少しですが、とにかく暑い！

8/31 11:29

結局、我々のみの山でした。こんな暑い日の登る山ではありません。暑さで疲れた。

撮影機器：

iPhone 15 Pro Apple

装備

個人装備

バックパック(HMG ウェイポイント35) ヘルメット(MAMMUT WALL RIDER) トレッキングポール( ゴッサマーギア・スリーピースカーボン) 雨具(山と道・UL All-weather Hoody・pants) 熊鈴 熊よけスプレー 熊除け用爆竹ピストル 警笛 携帯電話 ゴミ袋 予備 (長袖シャツ 半袖Tシャツ 下着 靴下) 濡タオル 救急医療セット 雨具 ヘッデン(PETZL) エマージェンシーキット ビバーク用ライト「アクモキャンドル 赤色発煙筒「ココデス」 SOL ヒートシートサバイバルブランケット ポイズンリムーバー 地形図 ガイドマップ 筆記具 虫除けスプレー サランラップ

感想

ファンキー小太郎君

歴史上に出てくる山でしたが、ちょっと山道がわかりづらい。マップやコンパスを持参しましたが、過去の台風の影響もあって、土砂崩れのままの箇所もあり、道がわかりづらいです。念のため、マップ、コンパスは持参した方が良いかと思います。
さて、鳥居強右エ門は、私たちが昇った山道ではなく、豊川寄りの東側の谷下か出沢辺りから登ったと考えられます。新城側の見方に見える位置が涼み松。そこで狼煙を上げたと思われます。おそらく川を4㎞も泳ぎ、岡崎城まで約50㎞ほども走った侍だったわけですから、このぐらいの山は、簡単に登ったと思います。ここから武田側の陣地を越えて、長篠城に戻る途中で，捕らえられ、磔になってしまった。このシーンはドラマ化されているぐらいなので、皆さんもご存じかと思います。とにかく歴史好きなハイカーには面白い山だと思います。