川浦谷川本流



- GPS
- 07:23
- 距離
- 4.0km
- 登り
- 981m
- 下り
- 981m
コースタイム
- 山行
- 5:36
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 7:23
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 板取川温泉 |
写真
装備
個人装備 |
ウェットスーツ
グローブ
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
スリング
ロープスリング
セルフビレイランヤード
アッセンダー
渓流シューズ
チェーンスパイク
ライフジャケット
水中メガネ
フィン
トポ、ルート図
|
---|---|
共同装備 |
フローティングロープ(20m✕2)、ダイナミックロープ(2718m)、無線
|
備考 | チェーンスパイク、バイル、ハーケン、無線は持っていったが、使用せず。 |
感想
去年から、泳ぎ系の沢が気になっていた。
関心のあるメンバー4人が集まった。全員、川浦谷は初めて。泳ぎ系の沢自体、ほぼ未経験。
事前に、あれこれ考えながら道具など準備。久しぶりにワクワク、ドキドキする。
今年の夏は、降雨量が少なく、暑い日が多い。チャンスだ。が、メンバーのスケジュールの都合上もあり、この日程くらいしか無さそう。直前に岐阜で大雨があり、水量が気になったが、明石橋の水位は大したことない。すぐに平常に戻った様子。行ける❗と言うわけで決行。
当日、私たち以外に、2組ほど沢登りに来てた。私たち以外は、海の溝に行った様子。
トイレでウェットスーツに着替えて、少し歩いただけで暑い。キャンプ場の前で入渓。早々と凄い渓谷美✨水は綺麗だし、鮎がたくさん。一気にテンションは上がるが、冷水で体温が下がる。
泳ぎ出すと、やはり皆んな遅々として進まない。易しい流れでも、いちおうロープを出す。フィンも貸す。寒いから、小まめに陸に上がる。
初の泳ぎ系沢だし、無理せず、行けるところまででいい。焦らずゆっくり、楽しみながら進んだ。
やはり水量少なめなのか、トラブルなく進み、斜め懸垂下降ポイントへ。ここを降りたら、引き返すのはちょっとリスクある。見たところ、いちおう釜に飛び降りれそうなポイントはあるが。
半月前に、八ツ峰で斜め懸垂のリスクは痛いほど味わった。今日は、懸垂下降に不慣れなメンバーもいる。不安な様子があれば、ここで引き返してもいい。意思を問うたら、全員、行きます。と。嬉しいような、怖いような😅とはいえ、ロープなくても降りれそうな階段状トラバース。滑りがあるし、もちろん確保はすべきだが。時間はかかったものの、危ない場面もなく下降完了。
さて、1つ目の難所を越えたら、別天地❗少し赤みがかった断崖に囲まれた広場。陽だまりに照らされた深いエメラルドの瀞。正面の壁に空いた洞穴は、天然のドボンポイント。そして、奥に絶景ゴルジュと、悠々とした流れが姿を現す。この流れに逆らって遡行するのだ。
来たところを振り返ると、滝が白い泡と音を立てて、大量の水を落とす、緩急のコントラスト。
素晴らしい場所。ここで昼食とした。同志が、ドボンに挑戦。次いで、皆に催促されて私も。八ツ峰のトラウマがあって、やはりちょっと怖かった💦
ゴルジュは、ロープを使いながら行った。思った以上に対処できる。ただ、ヘツリはやはり手がかりが無くて難しい。急流や滝は巻ける。真剣に遡行したり、景色に感嘆したりと、夢中で時間を忘れる。
最後の小滝は、水流強めだが、釜は狭いから、思い切っていけば取り付きまで行けそう。後は、岩を足がかりに何とかなるだろうから、メンバー次第では小滝の直登をチャレンジできた。失敗しても、数十m下流に逃げ場もある。ここでゴルジュは終わり、単調な沢歩きになるらしい。次の機会があったら、トライしたい。
今回は、左岸を高巻こうとしたが、途中のトラバースがいやらしくて諦め、そのまま橋に向かって詰め上げた。
しかし、詰める場所を間違えたかもしれない。垂壁に近い藪を、フリーで登るのは少し気持ち悪かった。しかも、せっかく綺麗な沢だったのに、全員汚れてしまった。トイレで流せたけど。
対岸が正解だったか。自分の位置からは、悪そうに見えたし、地形図も切り立って見えたが、帰りに道路から覗いたら、良さそうなところがあった。
反省としては、高巻きから予定変更して、詰め上げると決めた時点で、一度リセットして、どこから詰めるか慎重に吟味すべきだった。何なら、1-2名で、どっちがいいか、偵察に行くべきだった。
ともあれ、無事、帰還できて、しっかり泳ぎ系の沢、渓谷美を堪能でき、全員大満足の山行だった。
帰りに食べた鮎も美味しかった🐟
その他、反省点や気づいたこと。
フローティングロープも意外と足に絡まる。メーカーにもよるのか?
岩は滑るが、登攀ほぼないし、岩の上を歩くのに、フェルトソールでそんなに困らなかった。
見た目より、水流は遡行中、強く感じられる。
渡渉で油断して、足を2回掬われた。特に、上流に背を向けたのはまずかった。
サラシ場で、沸き上がる強い流れを見た。あれが主水流というやつかな。
クリマプレンでも、水に浸かってると、ちょっと寒いくらい。できるだけ体との間に隙間ができないフィットしたサイズで、上下半身繋がってるのが、必要なケースも出てくるかも。あと、オロロはいなかったが、捲れた腹を1箇所、ヒルにやられた。
ライフジャケットは、国交省認定のもの。体にもちゃんとフィットして、動きやすく安心で正解だった。
フィンは、プラスチックの安物でも、軽くてコンパクトなのが役に立った。
岩は滑らかで、捕まるところがない。スカイフックとか使えるかも。
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