表妙義縦走 [ 相馬岳 鷹戻し 中之岳 ]
- GPS
- 00:57
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,041m
- 下り
- 1,028m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・一般道としては確かに上級です。 ・垂壁が多いので、岩にしっかり足で立てない方にはお勧めできません。 ※鎖に頼ってると腕が疲れて、いざというときに鎖が握れなくなります。 |
写真
感想
妙義山。昔、上信越道を通ったときにあんな岩の上に行けるんだろうかとよく思っていた山です。
山を登り始めてからずっとアプローチは車だったため、日帰り山行の場合ピストンが多く、日帰りでも縦走を楽しめて、かつ、時間にしばられない方法はないかと考えていました。
そんな折、西上州の山地図を眺めていると、この妙義山は車道から縦走路へのアプローチが短く、これは自転車使えば思っていた縦走ができると思いつきました。
初めは難路の多い中之岳周辺を先にやっつけてしまおうと考え、今回と逆のルートで行くつもりでしたが、復路は自転車で快適に下った方が楽しいだろうと思い、あっさり妙義神社からのスタートに変更しました。
前日の飲みのおかげで朝出遅れてしまい、家を出たのは6時頃。
8時過ぎに妙義神社を通過し、先の中之嶽神社に自転車をデポして妙義神社に戻り、9時過ぎのスタートです。
これは巻いていかないと、下山が夕方になってしまうとやや焦りつつ、妙義神社脇の登山道から入りました。
大の字手前のスラブは鎖無しで登ろうと思ったのですが、濡れてツルツルで、あっさり断念し鎖を使用。何か鎖使用可能残数が一回減った気分になりました。
時間があまりないので、大の字はスルーして破線道の入口に着きました。
いきなり、え?ここなの?というような藪です。
若干やる気が無くなりましたが、ヤブコキしながら幾つか岩を抜けると普通の登山道っぽいところに出ました。
ここからは、ぼちぼち鎖場がでてきますが、スタンスがもともとしっかりしてるか、人工で切ってある岩が多かったです。昼頃に相馬岳山頂に到着し、行動食を腹に入れて先に進みました。
相馬岳の下りでは落石させないように慎重に進み、国民宿舎への分岐を抜け、茨尾根を伝い、茨尾根のピークで小休止をとりました。
ここまで、昼に摂ったゼリー飲料以外は食べてなかったのですが、不思議と腹が減ってきませんでした。いつもだったら、ちょくちょく何かしら食べてるんですが、この日は燃費が良いかったようです。
ホッキリを抜けてしまうと、あとは核心部の鷹戻し周辺を抜けるしかなくなります。
遠くに見える鷹戻しはえらく切り立ってて、あの垂壁じゃないよなぁと思いつつ近づいて行きました。
ロープ付きのトラバースなどを抜けて、西に巻くようにして梯子を登り、鷹戻しの取り付きに着きました。
途中、何度かすれ違った2人組はここからロープを出してました。安全第一です。
私もハーネスにスリング付きのカラビナをセットして、鎖にカラビナを掛けつつ登りました。落ちたら痛そうですが、アンカーで止まってくれるだろうという考えです。これだけでも少しは気が楽になりました。
登ってしまえば、鷹戻しはさほど難しい場所ではありませんでした。
寧ろ、その後の下りのルンゼなど、クライムダウンの方が難しかったです。
一度だけ道を間違えて、スラブを慎重に下ってからトラバースすると、直ぐ横に鎖があったなんてこともありました。ほんと、気づかないもんです。
第四石門への分岐を過ぎて東岳に向かいました。
ここから、ぐっと人が減り、自分一人だけです。疲れがたまってきたので、より慎重に進んで行きました。遠くから「フォール!」とか聞こえてきました。大丈夫だったんかなぁ。
東岳、こぶ岩、中之岳を通過し、地図上でロープの岩場となってるところで、思わずリングワンデリングしつつ、無事金洞山への分岐に到着。
最後の鎖場を降りて行き、歩きやすい道を下って行くと、妙に楽しい気分になってしまい、前回に続いてちょっと走りながら中之嶽神社に到着しました。
最後のお楽しみの自転車は非常に爽快で、これはいいわと思っていたのは始めの10分くらい。ペダルをこがないもんだからすぐに身体が冷えきってしまい、車に到着したらさっさと自転車を片付けて、近くの温泉に向かいました。
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