【百霊峰】斜里岳

2025年09月07日(日) [日帰り]

• GPS: 06:02
• 距離: 9.9km
• 登り: 1,036m
• 下り: 1,033m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:43
• 休憩: 0:17
• 合計: 6:00

距離 9.9km 登り 1,036m 下り 1,033m

6:30 スタート地点
6:32 6:39 清岳荘 登山口
6:52 旧清岳荘 登山口
7:21 7:23 下二股
8:43 8:44 上二股
9:10 9:12 馬の背
9:34 9:40 斜里岳
9:51 馬の背
10:11 上二股
10:19 10:20 竜神ノ池
10:56 10:57 熊見峠
11:44 11:45 下二股
12:15 12:16 旧清岳荘 登山口
12:31 清岳荘 登山口

天候

曇り 山頂付近は強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

清岳荘 駐車場
駐車料金100円、車中泊の場合は350円だったか

コース状況／危険箇所等

携帯電波状況 Rakuten4G
登山口 3本、下二股 1本、上二股 圏外、山頂 3本

熊情報
私は熊の気配を感じなかったが、山頂で会った方が往路の熊見峠で(多分8時ごろ)強い獣臭を感じたと言っていた

登山口～下二股
渡渉箇所が無数にあり
全てを濡れずに通過するのは難易度が高い
下二股～旧道～上二股
沢筋を滝を横に見ながら急傾斜を登り詰めてゆく
渡渉はもちろん沢の遡上もある
下山路に使用するのはお勧めしない
上二股～山頂～熊見峠
特に書く事はない
熊見峠～新道～下二股
急傾斜の降り 足の置き場に気を使う
転石に乗ると無事では済まない

その他周辺情報

清岳荘


道の駅パパスランドさっつる
https://papasland-satturu.com/

写真

9/6 15:46

女満別空港へ着陸する直前
屈斜路湖の向こうに斜里岳が見えた

9/7 5:50

朝焼けの斜里岳

9/7 6:31

清岳荘の駐車場から

9/7 6:38

登山口にある斜里岳神社の遥拝社
無事の下山を祈念する

9/7 6:58

渡渉箇所は数えきれないほど
全てを濡れずに通過するのは難しい

9/7 7:02

荷物は嵩張ったけれど 今日の山行では
濡れても構わない先代の靴を履いてるので
気にせずに沢の中をジャブジャブ歩く

9/7 7:21

山頂見えた

9/7 7:23

公式？は新道往復を推奨しているが
私は楽しそうな旧道を登る

9/7 7:26

落差8mほどの滑滝 水蓮の滝

9/7 7:37

多段滝 三重の滝

9/7 7:43

落差30mほど 滝羽衣の滝

9/7 8:03

万丈の滝
右横の岩場をよじ登る

9/7 8:15

見晴らしの滝

9/7 8:17

見晴らしの滝の上段からは北側が見渡せる
網走方面とオホーツク海

9/7 8:18

七重の滝

9/7 8:20

支流にも滝があった
竜神の滝

9/7 8:21

霊華の滝
この辺りは沢の中を遡行する場所や
滑る岩が何箇所かあって気を遣った

9/7 8:44

楽しい滝登りも終わり上二股到着
携帯トイレブースあり

9/7 9:11

馬の背まで上がってきた
知床方面が見渡せる
鞍部を吹き抜ける風が強い
ザックのデポ禁止の貼り紙あり

9/7 9:12

馬の背から山頂を見る
もう少しだ
ハイマツ帯に入ると微風程度に収まった

9/7 9:23

厳しい風雪を耐えるため
山頂手前の岩陰にある鋼鉄の社殿
斜里岳神社

9/7 9:32

斜里岳(オンネヌプリ)ピーク 1547m
雲は多いが360°の絶景が素晴らしい

9/7 9:33

西側
摩周湖 屈斜路湖の向こうに阿寒岳

9/7 9:34

東側
羅臼岳を筆頭にして知床連山

9/7 9:37

南側
ギザギザの峰が連なる
標津岳あたりか

9/7 10:21

竜神の池
こんな山深いところにポツンと1箇所だけある池塘

9/7 10:43

下山中に登山道で見つけた
最近不幸な事故があったばかりだというのに！
私はゴミ袋用にジップロックを常備しているので
回収 回収っと

9/7 11:19

斜里岳をこの辺りから見上げると
巨大な猛禽が羽根を広げて
こちらを睥睨している様に見えた

9/7 11:50

沢筋の岩肌に張り付いて群落するユキノシタ
本州のものより花弁がかなり小さい

9/7 12:32

駐車場まで帰還
日曜日だというのに半分も埋まっていない

9/7 13:08

清岳荘を出発してから数分のこと
先に駐車場を出て行った夫婦が引き返して来た
倒木が道を塞いでいるという
彼らが清岳荘から救援を連れて来てくれた
男手3人がかりでノコギリで倒木を解体し
沢へ投げ込み30分と掛からずに無事開通
なかなかにオモシロイ体験だった

9/7 14:22

汗を流しに寄った道の駅パパスランドさっつる
温泉の休憩スペースに清岳荘の歴史が紹介されていた
確かに登山道に「旧清岳荘跡」の看板が立っていた
今の新しい建物は4代目らしい

撮影機器：

iPhone XR Apple

感想

koxjin

北海道遠征 1/4
今回の北海道遠征は女満別空港でレンタカーを借りて
羅臼岳から始める予定を組んでいたのだけど、例の事故があったので当面の間は入山禁止か何らかの規制がかかるだろう、残念ながら暫くは様子見。

斜里岳はアイヌ語ではオンネヌプリ(大きい、または年寄りの)山と呼ばれていたようで、裾野が大きく広がり周りの土地を潤す水源の山だ。山頂には龍神(水神)信仰の斜里岳神社が祀られていた。
沢筋を直登してゆく旧道コースで登ったが、古い時代の安山岩のエリアがほとんどで意外とグリップはしっかりしていた。短い区間だけど玄武岩エリアに滑る岩があり、黒っぽい岩には注意が必要。
増水時はそこまで水が来るんだろう滝の横の岩壁をよじ登りながら、下山路にこのコースを使うなら鋼鉄の尾てい骨が必要だと感じた、滑り落ちる未来しか見えない。

コメント

benichan

始まりましたね。　
もう秋を感じでいらっしゃるかしらね。楽しんで行きましょう！