櫛形山



- GPS
- 07:10
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 921m
- 下り
- 922m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
9月14日、立川駅南口に6時集合で5人で1台に乗車、八王子ICから中央高速に入り、高尾-相模湖間での若干の渋滞を経て甲府南IC、県道12号で釜無川を渡り、櫛形山県民の森(伊那ヶ湖)を経て見晴らし台に8:26に到着。
標高1300mの見晴らし台から入山。Oが先頭でTzが最後を行く。針葉樹・広葉樹の混交林の道で、急登はほぼなく歩き易い。しばらく登ると、サルオガセと苔の地面が目を引く。鹿避け柵が現れ、ゲートの開け閉めで通過。柵の外側で鹿も来る地帯でも咲いているのはトリカブト。
アヤメ平に10時半に到着。このメンバーでは順調と言える。避難小屋前のベンチで他の登山者と並んで休憩する。周辺にアヤメは当然にないが、サラシナショウマ、トリカブト、ハンゴンソウ、アザミ等が咲いている。
アヤメ平から櫛形山までは正味の標高差150mで、アップダウンはあるが概ね緩く楽な道になる。裸山に寄り道、山頂は東西に視界が開け、展望があることになっているが、東に富士山の裾野が見えるだけ。西に悪沢岳・赤石岳などが見えるそうだが、何にも見えない。
いよいよ櫛形山に向かう。「やまなしの森林100選 櫛形山の原生林」とあり、腰曲がりの巨木が圧巻。植生はカラマツ、モミ、コメツガ、シラビソ、ダケカンバとのことだ。実がなったズミ(小梨)やナナカマドも見られた。終日ほぼ曇りで、この間には雨がぱらつく時があった。しかし僅かな時間と量で、雨具は出さずに済んだ。
櫛形山の山頂とされるところは2ヵ所あって、南北に分かれてその間の距離は約500m。標高は両者とも2050m余りで殆ど変わらない。南の方に三角点があり、奥仙重という別名がある。先に着いた北峰で相談、南峰まで行くと皆同意し、15分ほどで南に着いた。ベンチで休憩すると、何と、富士山がほぼ完全に見えているではないか。山頂僅かに薄い雲がかかっているだけ。期待してなかったので感動、と一同喜ぶ。
北峰へ戻り、さらに少し進んだら来た道と分かれて祠頭へと下る。祠頭には避難小屋「ほこら小屋」があり、トイレも設置され、小屋の直ぐ裏に良い水場がある。ここで一泊するプランも楽しそうだ。実際に小屋の中にザックがデポしてあった。
ほこら小屋からが本格的な下りで、林道に出るまで350m下る。ここも全体には急ではない。淡々と下って林道との交差点に到達。ちょっと休んで、後は舗装路をあるいて見晴らし台に帰還。見晴らし台では本日最も鮮やかな富士山の眺めがあった。
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