宝永山:大砂走りジェットコースター[[dash]]

2010年11月14日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 14.9km
• 登り: 1,412m
• 下り: 1,414m

コースタイム

行動時間:198分
7:51 水ヶ塚公園出発 → 8:50 御殿庭中 → 9:17 宝永第二火口 → 9:51 宝永山山頂
→ 10:07 新五合目五勺小屋 → 10:22 双子山 → 10:41 幕岩 → 10:54 御胎内神社
→ 11:09 水ヶ塚公園帰着
備考:双子山で靴砂除去の為5分弱小休止

天候

曇り(ガスはなし)
気温も低くなったせいか、ようやく日中でも鹿が顔を出す季節になってきました。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

　静岡東部より246号線北上し水ヶ塚公園に駐車。

コース状況／危険箇所等

危険箇所特になし。

毎回の事ですが、宝永山稜線は西からの風が吹いてます。体温を奪われますのでご注意ください。
標高2,000mレベルまでは植生地帯です。ところどころに葉っぱに隠れたゴロ石が潜んでいるので
転倒・捻挫にはご注意ください。

本日の宝永山周辺は時間帯の兼合いのせいか、無人でした。基本的に貸切り状態でした。
双子山でハングライダーや散策者1名確認した程度です。
(曇りという天気でしたが、富士山周辺の大気は安定していました)

写真

11/14 7:19

先週に続き富士山を目指します。

11/14 7:44

目的地の水ヶ塚公園に到着。朝8時前ですがほとんど車ありません。

11/14 7:58

本日は水ヶ塚公園から宝永山を目指します。

11/14 7:51

さて、水ヶ塚公園駐車場からすぐの登山口から出発。

11/14 7:57

最初はこんな感じです。余り富士山らしくない景色ですね。

11/14 8:25

樹林帯は緩い登りを経て倒木地帯にさしかかります。

11/14 8:52

倒木地帯の後は御殿庭下までちょっとした急登です。高鉢コースとの分岐付近に修験者修行跡の碑がありました。

11/14 9:01

更に上り詰めます。少しずつ山頂が顔を出してきました。

11/14 9:05

樹林帯を抜けると一気に景色が抜けます。それと同時に砂走り並の歩きにくい急登となります。

11/14 9:05

ふと振り返ると愛鷹連邦が既に眼下のものとなります。

宝永第二火口付近からの宝永山と富士山頂。25mm相当の広角ですが半端ない規模で収まりきりません(2枚写真合成)。

11/14 9:11

宝永山山頂の一枚。獅子の様に尖ってます。

11/14 9:23

更に上ると、左手に新富士宮口六合目小屋が見えます。

11/14 9:27

さて、最後の往路ワンプッシュ、宝永山山頂までガンバリます。

11/14 9:31

砂走り的に足元を持っていかれる為歩きにくいです。踏ん張れません。何とか2時間切りをと急ぎます。

11/14 9:50

ようやく稜線に出ました。風があります。

11/14 9:51

宝永山山頂到着です。ぴったり2時間。ふと、空が一瞬明るくなりました。

11/14 9:57

風も強いので先を急ぎます。

宝永山尾根から山中湖方面を望む

11/14 10:00

さて、ここからがメインイベント。大砂走りです。遠方に箱根駒ケ岳が望めます。ここから一気にスパートです。

11/14 10:07

五合目五勺の小屋(閉鎖)に到着。標高700mを約6-7分で下りて来ました。

11/14 10:16

双子山手前から宝永山を振り返ります。ずいぶん高く見えます。

11/14 10:19

次なる双子山はコースアウトして勝手にダイレクトルートを作り歩きます。

11/14 10:22

双子山(低い方)到着。ここはまだ風はないようです。

11/14 10:28

双子山山頂で靴に溜まった砂を除去します。次は幕岩です。

11/14 10:30

高度を下げるとこれ程までに、という位穏やかになります。

11/14 10:35

双子山を巻いて西に進路を取るとすぐ分岐にさしかかります。ここを南に向かいます。

11/14 10:37

まばらに散らばった樹林帯を抜けます。気持ちよく抜けられます。お日様があると最高ですね。

11/14 10:41

幕岩到着。ここも無人ですね。

11/14 10:44

前後で足首を2度程捻ってしまいます。気を持ち直し先を目指します。

11/14 10:54

御胎内神社到着。旧須山口登山道一合目とあります。歴史ありそうです。後ろには10m程度の洞窟があります。昔の人はここで休憩したのでしょうか。

11/14 10:57

御胎内から水ヶ塚までのトレイルはゴロ岩もなくトレランに最適の足心地でした。下り基調で最後のクールダウンです。

11/14 11:09

須山口登山歩道入口帰着です。

11/14 11:11

曇り空ですが大気が安定してます。下山後に見た富士は日の光を受け少し穏やかに見えました。

11/14 7:42

参考:この一帯は富士山自然休養林としてハイキングコースになってます。富士山の違った遊び方ができます。

11/14 7:41

おまけ:水ヶ塚公園西の腰切塚ではプチトレラン体験ができるみたいです。

撮影機器：

LUMIX DMC-FX37 パナソニック

感想

ainu

先週は、新富士宮口から山頂目指しお鉢めぐりしましたが、今回は「2,700mの上と下」を
テーマに水ヶ塚公園から宝永山を巡って来ました(今回は2,700mの下です)。
単純に宝永山だけを目指すのも面白くないので、宝永山からは御殿場ルートを取り、
大砂走りから双子山、双子山から御胎内神社を経由して水ヶ塚公園に戻ってきました。

このコース、樹林帯箇所はゴロ岩多く捻挫に注意ですが、富士山とは思えないくらい静かな
エリアを歩くので、違った富士山の楽しみ方を提供してくれるのではないかと思います。

お楽しみの大砂走りですが700-800mをゆっくり走っても15分もなく下ってしまうことができます。
(ここがホントの富士急ハイランド?(笑))
ぜひ、お試し下さい。

本日はあいにくの曇天。ちょっとでも風のあるところに出ると寒かったですが、ほとんど
登山者もなく自由に遊ばせてもらいました。

最後に:
富士宮口から山頂目指すよりも、水ヶ塚から宝永山山頂目指すほうが距離もあり時間が掛かるようです。