武華山ぐるりんぱ最高!


- GPS
- 05:44
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 874m
- 下り
- 885m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口までの最初の約2kmは林道跡を歩きますが、決壊している数箇所を渡渉します。東尾根コースは一部急登もありますが特に危険な箇所はなく、歩きやすい道です。ライオン岩コースはライオン岩からの下りに倒木を潜ったり跨いだりする箇所もあり、東尾根コースよりも少し荒れています。 |
その他周辺情報 | 層雲峡温泉の黒岳の湯600円です。 |
写真
感想
今年3回目の怪しい中年登山隊山行は、T隊長、S隊員とpocosamの3人で、北海道百名山の武華山となりました。奥の武利岳とセットで往復18kmを頑張る人も多いようですが、今回は東尾根コースで登ってライオン岩コースで下りる、武華山単独ぐるりんぱを緩く楽しむ作戦です。まずは層雲峡で前泊して楽しい温泉前夜祭で英気を養い、翌朝宿を出発。石北峠を少し下りた左手の林道を走って行くと、ロープで通行止されている地点に5台程の駐車スペースがあり、我々は3台目でした。6:56スタートしてまずは林道跡を進み、途中いくつかの決壊箇所を渡渉しながら素晴らしい渓相のイトムカ川に沿って40分ほどで登山口に到着。さらに15分ほどできれいな滝が現れると直ぐに東尾根コースとライオン岩コースの分岐点です。ここでイトムカ川から離れ右側の東尾根コースで尾根に登って行きます。一部急登もありますが全般に歩きやすい道が続きます。尾根に上がると展望が開けて武華山からライオン岩に続く尾根を展望し、ニペソツ山や石狩岳、遠く阿寒の山々まで見えるではないですか!ハイマツの道をダラダラと前ムカまで登って行くと、今度は目の前に武利岳の堂々とした姿が目に飛び込んできます。わーお意外と近く見えるな。楽しそうな尾根が続いてるな。でも今回は誘惑を断ち切り予定どおり武華山を目指します。武華山への稜線は気持ちの良い絶景展望の道。小さなピークを2つ越えて10:14武華山に登頂しました。頂上で360°の絶景パノラマを楽しみながらゆっくり昼食しました。残念ながら旭岳方面は雲がかかっていましたが、ニセイカウシュッペ山やトムラウシ山もきれいに見えて大満足でライオン岩に向かいました。そのライオン岩への稜線がまた秀逸なのです。ランドマーク的なライオン岩の奥にウペペサンケ山、ニペソツ山、音更山、石狩岳、トムラウシ山を望む絶景の稜線を下って行くと、右側が切れ込んだ高度感のある岩尾根が登場したりで飽きる暇がありません。少し登り返して到着したライオン岩は登らずに左を巻いて進み、何気に振り返り仰ぎ見た岩のてっぺんにライオンの横顔がガオーっと見えるではありませんか。というか見える人には見える。見えない人には見えないらしいレベルですが。妙にライオン岩の名前の由来に勝手に納得して下って行きます。ライオン岩からの下り道は急な箇所もあり倒木を潜ったり跨いだりもあって東尾根コースより多少荒れた感じでしたが、無事に下りきり滝の直上でイトムカ川を渡渉して12:28東尾根コースとの分岐点に戻り、後は往路を辿ってスタート地点に13:14無事下山しました。いやあ武華山いいわぁ。実は武華山を選んだのはS隊員が行きたいといったのが発端だったのですが、言い出しっぺのS隊員も自分が言ったことをすっかり忘れ、武華山なんてマイナーな山登りたいって誰が言ったんだ?と言い出す始末。そのくらい期待度が低いスタートだったのですが、登ってみればイトムカ川の渓流美に感嘆し滝の景観に目を奪われ、楽しい絶景稜線歩きと大雪の山々の大パノラマにライオン岩がアクセントを付けてくれて、変化に富んだ素晴らしいお山でした。記憶力が怪しくなった中年登山隊ならではの意外な展開が、期待を大きく上回る大満足の結果につながった思い出深い山行になりました。結果的に武華山を選んでくれたS隊員とマラソンで鍛えた下半身で先陣を切って先導してくれたT隊長、ありがとうございました。おしまい。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する