高沢山〜大仏山〜本城山

2025年09月23日(火) [日帰り]

• GPS: 05:30
• 距離: 10.3km
• 登り: 666m
• 下り: 664m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:26
• 休憩: 1:04
• 合計: 5:30

距離 10.3km 登り 655m 下り 652m

9:41 スタート地点
10:15 10:26 高沢山
11:15 11:23 大仏山
12:00 12:27 本城山
14:37 14:39 日龍峯寺展望台
14:44 15:00 日龍峯寺
15:11 ゴール地点

天候：晴れ
負荷：6.5kg
水分補給：約1.5ℓ（所持2.1ℓ）

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

日龍峯寺の第一駐車場を利用。猿が威嚇してくる。

コース状況／危険箇所等

全体的に歩き易く、案内もある。神滝と白滝はロープ場あり、神滝の崖コースは不明瞭。

写真

駐車場付近には猿の群れがいて、盛んに威嚇してきました。人が少ないのを狙っている？

日龍峯寺の山道からスタート。

鐘楼。自由に鐘がつけるという情報アリ。

手前は薬師堂、その向こうが多宝塔。
登山道入口は多宝塔脇にありました。

歩き易い登山道が続きます。

高澤山の山頂到達。
せきデジスタ9のチェックポイントになっています。

山頂の視界は、犬山方向だけでした。

高澤古道と合流。

お地蔵様。
1800年代に口野々〜見坂峠〜高澤古道に33体が祀られたそうです。

見晴らし台。
せきデジスタ9のポイント。

見晴らし台の眺望。
南に抜開された良い眺めでした。

ここは北に伐開されています。
あいにく御嶽山は見えませんでした。中央右に頭を出しているのは岳山。

ここで縦走コースに向かいます。直進すると至三坂峠。

休憩場所。

ゴルフ場の中に高圧鉄塔が建ってますね。

大仏山山頂は反射板が占拠（笑）。

祠に祀られているのは、富士山・立山・白山。
麓の白山神社と関係があるのかも？

この辺りから、小野田城の堀切や土塁などの遺構が見られます。
本城山頂は1km先なので、本格的な山城だったようです。

八神コースの分岐。

本城山は左。直進は白滝です。
ここが小野城本丸の東端。

頂上までの段曲輪が続きます。石垣跡もあります。

山頂近くに水の手があるとは驚きました。

石垣というより崩落防止の石積みに見えます。

山頂が見えてきました。

本城山の山頂。

せきデジスタ9のチェックポイント。

小野城は、信長の美濃平定にともなって落城したか廃城されたようです。

山頂岩棚からの眺め。あいにく遠望を得られませんでしたが、岩に腰かけて腹ごしらえ。

案内につられて神滝に寄り道してみました。

本当に崖コースでした。案内不明瞭だったので、途中で引き返しました。

懲りずに白滝へ向かってみました。

こちらもロープ場続きの急斜面。

白滝に今回は到達。

降りるとき気付かなかった不動明王様。

登り返します。

藤谷コースから下山します。

白山神社。

下山まであと少し。無事祈願しました。

ここから舗装路。

彼岸花があちこちに咲いていました。

橋を渡ります。

右に行けば駐車場へ戻れますが、折角なので石段を上がって日龍峯寺を参拝します。ちなみに石段を下れば仁王門へ。

左が本堂、中央は千本桧、右が籠堂。

本堂は応仁の乱で焼失後、1672年再築（案内看板）

籠堂は1806年築（案内看板）

本堂にあるびんずる様。眼が怖いです。

本堂。

白山鎮守社。

龍神の池は泥がたまって、龍が棲めそうにありません。

多宝塔。鎌倉時代築の国の重文。

無事に駐車場まで戻ってこれました。
車が増えていたからか、猿は消えていました。

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 靴 日よけ帽子 ザック グローブ ストック 雨具 ファーストエイドキット 常備薬 コンパス 笛 飲料 行動食 虫除けスプレー 熊鈴 熊除けスプレー 携帯 タオル

感想

崖之下 落石

ちょっと涼しくなってきたので熱中症の心配もなくなり、近場の低山へハイキング。
駐車場では猿の群れが御出迎え、盛んに威嚇してきました（笑）。

高沢山〜本城山は、田舎とは言え、八方を人里で囲まれているので、クマ遭遇の警戒心が随分と和らぎます。尾根道は人がよく入っていることが実感できるし、途中2組ほど離合したことも相まってか、この山は”人の領域”だと感じながら、安心して散策できました。

白山信仰、岐阜県最古の寺（あくまで伝承）、戦国時代初期の山城の遺構。
山全体が古くからの人の歴史が刻まれていて、歩くことより、観ることを目的に訪れてみたいと思わせる山でした。