反省だらけの両神山(坂本→八丁峠→西岳→東岳→剣が峰→日向大谷)
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,659m
- 下り
- 1,518m
コースタイム
1000 1回目休憩 残り5:5キロ
1008 残り 5:0キロ
1021 残り4:6 駐車場
1100 高度1180
1150 八丁峠
1210 鎖場の連続
1235 行蔵峠
1245 西岳
1350 東岳
1425 両神山頂
1440 発
1540 清滝着
水補給
1550 清滝小屋発
1725 両神山荘
天候 | 晴れ→午後から曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
西武秩父→小鹿野役場→坂本 特に、坂本まで行くバスは本数が少なく、2,3時間待つこともあるので、 小鹿野町役場からタクシーを使うことも考えた方が良い。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●道の状況 (坂本→八丁峠) 所どころ崩落あり。 人があまり通らないと思われ、修復が進んでいない。トラロープがない箇所多数。 沢を渡る箇所が多数あり、コースも不明瞭な個所が多い。 最後の2キロは、非常に傾斜の強い九十九折の道を行く。 体力的に非常にきつい。 (八丁峠→行蔵峠) 坂本からの道に比べれば体力的に大したことはない。 しかしやせ尾根が所どころあり、気をつけること。 (行蔵峠→東岳) このコースのクライマックスともいえる、鎖場の連続。 上半身、下半身ともある程度の筋力が必要だとおもう。 鎖場は40箇所くらいあり、連続している箇所多数。 ただ、登りは鎖を使った登頂は必要ないと思われる箇所もある。 1か所、チムニー状になっている垂直の鎖場があり、 大きめのザックを背負って行ったのでつっかえて厳しかった。 (東岳→両神山剣が峰) 今までの箇所に比べたら大したことない。 (両神山剣が峰→清滝小屋) 所どころ鎖場があるが、安全な登山道。 清滝小屋裏に水場あり。 軟水系の水で、冷えていて非常においしい。 両側に大きな岩がせり出している滝になっていて、見ごたえあり。 (清滝小屋→日向大谷) 快適な山道。 最後に登りが続き、長距離歩いてきた体には、 心身ともにこたえる。 ●登山ポスト 坂本の入口に設置。 ●下山後の温泉 不明 ●飲食店情報 日向大谷の両神山荘で、ビール・飲み物をいただける。 ビールを注文すると、おかみさんがサービスで野菜の煮物やお漬物を 出していただいたが、どれもやさしい味。絶品。 とても丁寧に料理されているな、と感じた。 |
写真
感想
ヤマレコで調べたが、坂本から八丁峠、両神山のコースはほとんど載っていなかったので、面白そうだな、と思って選んだこのルート。
かなり綿密に計画をしたのだが、計画が全て狂った、反省ばかりの山行。
表妙義に目標を定めた時から、この山の八丁峠コースは早いうちに来たいと思っていた。鎖場の連続、体力・技術・危険度ともに高いコースだったので、トレーニングには最適だと考え、時間的な余裕を持たせた計画をしていたのに、、、
・宿泊場所
前日、西武池袋からレッドアローで飯能駅まで行き、最終の電車で西武秩父に入り、
その後ホテルに泊まり始発のバスで行く計画。
しかし、レッドアローが満席、立ち席がないことを駅で聞き、この時点で西武秩父に入れないことが判明。飯能のホテルもこの時期になぜかどこも満室。
ここで家まで引き返し、翌日朝にタクシーで池袋から入り直せばよかったのだが。
飯能まで行って、漫画喫茶で泊まろうと思ったが漫画喫茶自体がない。
仕方がないので、その近くの駅まで戻り、漫画喫茶まで徒歩30分。
真っ暗な道を行くのは非常にわびしかった。
・坂本から両神山
コースタイムを2時間もオーバーしてしまった。
西岳からの下りの岩場でバランスを崩し、指を大きくカット。同時に右ひざを痛打してしまい、しばらくうずくまってしまった。
振り返ると、岩場には大きな血痕。
右ひざの痛みから、立ち上がることもままならない。
エスケープルートもないこの箇所。
骨にひびが入ったのかと思い、ビバークが頭をよぎる。
幸い、なんとか歩けそうだったので、そのまま両神山山頂を目指すことにしたが、
結局計画から3時間ほどオーバータイム。その結果、完全に日が暮れてからの下山となってしまった。
と、反省も多かったが、収穫も多かった。
表妙義へのステップとして選んだこの山。
鎖場・高度感への慣れ、ともに収穫。
前半の7キロにも及ぶ登りへの慣れ。
坂本→八丁峠は、きれいな沢沿いの道を行く。
もっと紅葉前線が降りてきたら、とてもきれいな光景だと思う。
帰りのバスでほぼ同年代のグループと出会うことができた。
同じ東京在住で、山行きを楽しんでいるとのこと。
連絡先を交換した。またどこかの山に一緒に登れるといいな。
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