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Yamareco

記録ID: 8762760
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
九州・沖縄

ジキルとハイド「双石山」

2025年10月02日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:31
距離
6.9km
登り
604m
下り
607m
歩くペース
ゆっくり
1.51.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:18
休憩
2:11
合計
7:29
距離 6.9km 登り 657m 下り 667m
7:10
45
7:55
8:40
72
9:51
10:04
56
11:00
11:25
44
12:09
12:35
60
13:35
13:55
27
14:22
14:25
13
14:38
1
14:39
ゴール地点
天候 晴れ
西の風 0〜1m
視界は少し霞む
展望地から宮崎シーガイヤを視認できた

乾いた空気と木陰の道は快適だった
過去天気図(気象庁) 2025年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
双石山小谷登山口の駐車場を利用した
新しいトイレ有り
路側が広い場所も数ヶ所有る
コース状況/
危険箇所等
小谷登山口から双石山を往復した

整備の良い登山道に 道標はたくさん有る
古い踏み跡もたくさん有り 止めてあるところやマークが続いているところもある

尾根に乗るまで急登が続き 特に針ノ耳神社から上は 目を瞠るような巨岩が折り重なる
ハシゴや固定ロープが続くが 立木や木の根 岩角など手がかりやステップが豊富で 不安は無い 1ヶ所だけ展望岩に乗るところで固定ロープに体重を預けた

尾根に乗ると道は一転 緩やかな起伏を繰り返す快適な道になる

下の方に植林が有るが 大部分は広葉樹林で 木陰が続く

木立で展望はほとんど無い 地図にある展望地は通らなかった

平日なのにたくさんの人に会った
登り始めて30分 早くも下りてくる人がいずれもソロで5人 尾根上で会った人は20人くらい10人ほどのグループは 一帯を縄張りにする木曜会の面々で 山頂で休んでいた2人は その木曜会の別働隊だった
登山口近くまで下りてくると 14時過ぎから登ってくる人が2人
宮崎市民の山なのだと実感した
その他周辺情報 宮崎市自然休養村センター 青島温泉 このはの湯を利用した
値段が嬉しい420円
県道沿いの小谷登山口
2025年10月02日 07:09撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 7:09
県道沿いの小谷登山口
沢水を引いてある
靴洗い場がありがたい
2025年10月02日 07:10撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 7:10
沢水を引いてある
靴洗い場がありがたい
見上げる双石山の
北斜面ほかなり急峻
2025年10月02日 07:12撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 7:12
見上げる双石山の
北斜面ほかなり急峻
この木なんの木?
この実なんの実?
美味しそうには見えない
2025年10月02日 07:15撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 7:15
この木なんの木?
この実なんの実?
美味しそうには見えない
マップに無い道?
踏み跡が奥に続く
マークも有る
踏み跡はあちこちに有る
2025年10月02日 07:29撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 7:29
マップに無い道?
踏み跡が奥に続く
マークも有る
踏み跡はあちこちに有る
三段梯子は通行止め
迂回路も古い道のようだ
2025年10月02日 07:36撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 7:36
三段梯子は通行止め
迂回路も古い道のようだ
塩鶴登山口の道と
合流する
2025年10月02日 07:43撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 7:43
塩鶴登山口の道と
合流する
磐窟神社
イワヤジンジヤ
2025年10月02日 07:44撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 7:44
磐窟神社
イワヤジンジヤ
磐窟神社の先で
大岩が登場する
2025年10月02日 07:48撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 7:48
磐窟神社の先で
大岩が登場する
天狗岩
紀伊半島の虫喰岩と
同じような見た目だ
2025年10月02日 07:53撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 7:53
天狗岩
紀伊半島の虫喰岩と
同じような見た目だ
天狗岩の足元に
針ノ耳神社
耳ってなんのこと?
針の穴ならわかるけど
2025年10月02日 07:56撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 7:56
天狗岩の足元に
針ノ耳神社
耳ってなんのこと?
針の穴ならわかるけど
木の根と岩と
固定ロープ
アトラクションが連続する
2025年10月02日 07:57撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 7:57
木の根と岩と
固定ロープ
アトラクションが連続する
チェックストーンをくぐる
2025年10月02日 08:01撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 8:01
チェックストーンをくぐる
くぐったら下る
2025年10月02日 08:02撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 8:02
くぐったら下る
下った底が空池
まるで地底の秘境
2025年10月02日 08:05撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 8:05
下った底が空池
まるで地底の秘境
ふたつ目のチェックストーン
でかい!
2025年10月02日 08:06撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 8:06
ふたつ目のチェックストーン
でかい!
振り返って見上げる
やはり地底の異空間だ
2025年10月02日 08:06撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 8:06
振り返って見上げる
やはり地底の異空間だ
くぐった先
下に続く道は崩落で
通行止めになっている
ひしゃげたハシゴが
スリルを演出している
2025年10月02日 08:07撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 8:07
くぐった先
下に続く道は崩落で
通行止めになっている
ひしゃげたハシゴが
スリルを演出している
咲き残りのイワタバコ
2025年10月02日 08:10撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 8:10
咲き残りのイワタバコ
谷コースと尾根コースが
分かれる
2025年10月02日 08:17撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 8:17
谷コースと尾根コースが
分かれる
尾根コース
 初めての人はこちら
谷コース
 下山時に利用すると良い
初めてだから尾根コースへ
2025年10月02日 08:17撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 8:17
尾根コース
 初めての人はこちら
谷コース
 下山時に利用すると良い
初めてだから尾根コースへ
イヌホオズキ
2025年10月02日 08:18撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 8:18
イヌホオズキ
左に橋が有る
2025年10月02日 08:23撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 8:23
左に橋が有る
チェーンとロープの下がる岩
ここは体重を預けて
つまり命を預けて登る
2025年10月02日 08:25撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 8:25
チェーンとロープの下がる岩
ここは体重を預けて
つまり命を預けて登る
岩のてっぺんは
北が開けるけど
霞んでいた 戻る
ステップも手がかりも無い
切れて結び直したロープが
スリルを醸し出す
2025年10月02日 08:30撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 8:30
岩のてっぺんは
北が開けるけど
霞んでいた 戻る
ステップも手がかりも無い
切れて結び直したロープが
スリルを醸し出す
展望岩から戻って
急な登りが続く
2025年10月02日 08:38撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 8:38
展望岩から戻って
急な登りが続く
尾根に乗ったら
山頂方向へ
展望所は割愛した
2025年10月02日 08:53撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 8:53
尾根に乗ったら
山頂方向へ
展望所は割愛した
三叉路に着く
左に下りると
加江田渓谷のヒョウタン淵
2025年10月02日 09:31撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 9:31
三叉路に着く
左に下りると
加江田渓谷のヒョウタン淵
山小屋 双石小屋
2025年10月02日 09:59撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 9:59
山小屋 双石小屋
快適そうな小屋
南国の低山だけど
囲炉裏が有る
2025年10月02日 09:53撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 9:53
快適そうな小屋
南国の低山だけど
囲炉裏が有る
小屋の外には
鹿角などの道具掛け
2025年10月02日 09:57撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 9:57
小屋の外には
鹿角などの道具掛け
小屋の裏から
北東方向を見る
宮崎シーガイヤらしい建物を
目視できた
2025年10月02日 09:56撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 9:56
小屋の裏から
北東方向を見る
宮崎シーガイヤらしい建物を
目視できた
奴さん群生地
未だ影も形もない
2025年10月02日 10:24撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 10:24
奴さん群生地
未だ影も形もない
山頂まで5分
人吉にも かめさんが居る
2025年10月02日 10:50撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 10:50
山頂まで5分
人吉にも かめさんが居る
青いヤブコウジ
別名 十両
よっつで締めて四十両
2025年10月02日 10:56撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 10:56
青いヤブコウジ
別名 十両
よっつで締めて四十両
双石山 山頂
三角点有り 展望無し
岩々の急登と快適尾根
麓の加江田渓谷の遊歩道
ひとつの山に極端な2面性
ジキルとハイドみたいな
山だった
2025年10月02日 11:25撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 11:25
双石山 山頂
三角点有り 展望無し
岩々の急登と快適尾根
麓の加江田渓谷の遊歩道
ひとつの山に極端な2面性
ジキルとハイドみたいな
山だった
ツチトリモチ
2025年10月02日 11:32撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 11:32
ツチトリモチ
山小屋から北に下りる道は
塞ぐような看板が立っている
2025年10月02日 12:08撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 12:08
山小屋から北に下りる道は
塞ぐような看板が立っている
通行禁止では無いが
遠慮して下さいとあった
素直に来た道を戻る
2025年10月02日 12:10撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 12:10
通行禁止では無いが
遠慮して下さいとあった
素直に来た道を戻る
空池の手前に
象の墓場に続く道が・・・
よくわからなかった
2025年10月02日 13:38撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 13:38
空池の手前に
象の墓場に続く道が・・・
よくわからなかった
空池のチェックストーンをくぐる
2025年10月02日 13:43撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 13:43
空池のチェックストーンをくぐる
天狗岩の裏面
2025年10月02日 13:48撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 13:48
天狗岩の裏面
登山口まで下りた
すぐ先に新しいトイレが有る
2025年10月02日 14:38撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 14:38
登山口まで下りた
すぐ先に新しいトイレが有る
青島温泉 このはの湯
420円 賑わっていた
2025年10月02日 15:07撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/2 15:07
青島温泉 このはの湯
420円 賑わっていた
ここからは
印象に残った花など

シロシャクジョウ?
ここからは
印象に残った花など

シロシャクジョウ?
茶色いのは
受粉完了?
茶色いのは
受粉完了?
たぶんセッコク
キバナホトトギスの葉?
キバナホトトギスの葉?
前日寄った 鵜戸神宮
双石山一帯の鵜戸山塊は
ここから名前をとったのだろう
2025年09月30日 16:39撮影 by  Canon EOS R8, Canon
9/30 16:39
前日寄った 鵜戸神宮
双石山一帯の鵜戸山塊は
ここから名前をとったのだろう
岩は双石山の天狗岩と同じ
ブラタモリのテーマだ
2025年09月30日 16:35撮影 by  Canon EOS R8, Canon
9/30 16:35
岩は双石山の天狗岩と同じ
ブラタモリのテーマだ
黄色のヒガンバナは
園芸品種なのか?
でも周辺に民家も無いし
2025年10月01日 10:51撮影 by  Canon EOS R8, Canon
10/1 10:51
黄色のヒガンバナは
園芸品種なのか?
でも周辺に民家も無いし
この種はランの種?
オサランだ!
この種はランの種?
オサランだ!
トンボソウの類い
花は終わりかけ
ヘツカリンドウが
つぼみを出している
ヘツカリンドウが
つぼみを出している
このつぼみが
なかなか開かない
このつぼみが
なかなか開かない
老木に着いた
オオタニワタリと
種をぶら下げたのは
 これもラン?
ヘツカランだ!
老木に着いた
オオタニワタリと
種をぶら下げたのは
 これもラン?
ヘツカランだ!
花か種が無いと
普通の草にしか見えない
開花は11月
南九州の豊かな植生
おそれたてまつるべし!
花か種が無いと
普通の草にしか見えない
開花は11月
南九州の豊かな植生
おそれたてまつるべし!
撮影機器:

感想

 TVを見ないから知らなかったけど、吉田類の番組で全国区になった双石山。
花の渓谷として 全国に知られた加江田渓谷を その内懐に抱えている。
両方を一挙に歩く人が多いが、自分の脚前では少し無理・・・花を探しながら ゆっくりと 二日に分けて歩くことにした。

一日目に歩いた加江田渓谷は 花の種類も多く緩やかで ほとんど勾配の無いような遊歩道が続き 学校の遠足にうってつけのハイキングコースだった。

二日目は その延長のつもりで、気の緩んだまま歩き始めたら とんでもない事態に遭遇。
目を瞠るような大岩を巻き、巨大なチェックストーンをくぐり、体重を預けるような(つまり命を預けるような)固定ロープにすがってよじ登るルートは この上ないアトラクションの連続する登山道だった。

ひとつの山塊、同じ山なのに この2面性は まるでジキルとハイドを思わせる。
宮崎の都会にほど近く、歩いて楽しく 花も豊富で、本当に良い山が有ると思った。

PS 双石山と書いて ボロイシヤマとは どうしても読めない どんな意味?どんな謂われが有るのだろう?

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