虎穴に入らずんば・・・「尾鈴瀑布」

2025年10月03日(金) [日帰り]

• GPS: 06:45
• 距離: 11.9km
• 登り: 539m
• 下り: 606m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:49
• 休憩: 0:45
• 合計: 7:34

距離 11.9km 登り 539m 下り 606m

6:50 矢研の滝駐車場トイレ
10:38 10:55 白滝
11:45 11:54 さぎりの滝
12:01 紅葉の滝
13:44 13:58 尾鈴山キャンプ場駐車場
14:15 14:21 矢研の滝駐車場トイレ
14:22 ゴール地点

天候

曇り一時晴れ　下山後に雨
ほぼ無風
視界はソコソコだけど
ルート上に展望地は無い

アクセス

利用交通機関：

自家用車

薬研の滝駐車場を利用した
トイレ有り

コース状況／危険箇所等

尾鈴瀑布の九州自然歩道(遊歩道)を　登山口から白滝まで往復した

ほとんどが　トロッコ軌道敷の跡地で　巾広くやたらと緩やかな遊歩道　長い折り返しにはショートカットする踏み跡もある
急な登山道は白滝の手前300mくらい

道標は豊富で　補完するマークも十分有る
不明瞭な箇所にはガイドロープ　危険なところには規制ロープが張ってある

倒木は処理(カット)されている
落石はかなりたくさん有って　歩き辛いところも有り

杉植林と広葉樹林のパッチワークは　皆伐後に育った木なのか　大木を見たのは白滝周辺だけだった

展望は無い

尾鈴山の正面登山口側の尾根ルートとつなげて　山頂を通る周回コースは　矢筈岳付近の一部に通行止め区間が有るらしいが　山行記録はたくさん有る　唯一会ったソロの人も反時計回りしていた
駐車場から正面登山口に進む林道は工事中で　仮設のバリケードと看板が有り　その表示は通行禁止なのか　自己責任で通ればいいのか　紛らわしい

ヤマビルが多いコースらしいが　見かけたのは1匹だけだった　気温が低目(20℃くらい)で活性が低かったのか？

その他周辺情報

尾鈴山系の懐に　焼酎の銘醸　尾鈴蒸留所が有る　有るが通常は非公開　直売所も無い

木城温泉館　湯ららを利用した
600円

写真

10/3 6:58

薬研の滝駐車場
古いけどトイレ有り

10/3 6:59

橋を渡った駐車場
先行の車が1台
反時計回りで
周回する人の車だった

10/3 7:00

駐車場の手前に
尾鈴瀑布遊歩道の
登山口が有る

10/3 7:15

尾根道を登って
トロッコ道に突き当たり
左折する

10/3 7:21

トロッコ軌道敷は
広くて緩やか
岩がせり出している

10/3 7:27

猿顔の鳥

10/3 7:53

距離のある道標と
無い道標が有る

10/3 8:10

沢音が大きく響く道だった

10/3 8:17

長円形でやけに大きな
炭焼き窯跡？

10/3 8:39

倒木は処理済み
落石は歩く支障にならない

10/3 8:46

きれいな石積みの道

10/3 8:59

路上に押し出した
大量の落石
上に踏み跡がある

10/3 9:22

素掘りのトンネルも
ひとつのアトラクション

10/3 9:23

滝が有るけど
木が邪魔

10/3 9:39

滝が有るけど木が邪魔

10/3 9:47

美しい滝壺の大きな滝

10/3 9:58

その滝の上に出た

10/3 9:59

アルミの歩み板で
流れを渡った

10/3 10:19

ヘリコプターが
低空で何度か行き来する
事故か遭難か何事か？
気持ちが引き締まる

10/3 10:21

丸太を組んだトラス橋

10/3 10:22

白滝まで200m
トロッコ軌道敷は無くなる

10/3 10:25

苔むす岩を縫う登り
ガイドロープが張ってある

10/3 10:27

これも炭焼き窯跡？
これは普通サイズだ

10/3 10:29

建物が有ったような石積み

10/3 10:30

尾鈴山　山頂方向と
白滝方向の分岐

10/3 10:31

苔むす大木と大岩
この付近は伐採を免れたようだ

10/3 10:35

これも普通サイズの
炭焼き窯跡？

10/3 10:48

白滝

10/3 11:21

ソロの周回者が追い越して行った

10/3 11:58

ケイビラン
ウジャウジャ

10/3 13:47

登山口の車道まで下りる

10/3 13:47

ヤマビル注意報
見たのは一匹だった

10/3 13:48

正面登山口側の車道は
通行止め？

10/3 13:49

左の表示は関係者以外通行禁止
右は通行禁止だけど
歩行及び車両で通行される方は
自己責任で・・・

10/3 14:03

駐車場まで戻ると
茅葺きの登山ポストが有った
コンパスもいいけど
こんなのにも投函してみたい

10/3 14:06

朝と別の車が1台

10/3 15:44

尾鈴山蒸留所　門を拝む
直売所でも有るかと思ったけど

10/3 16:12

木城温泉　

ここからは印象に残った花など

この種もラン？

ヤクシマショウマ？

キバナツキヌキホトトギス

突き抜けた感じがする

寄りで

キバナホトトギス半開き
突き抜けてない

鮮やかなレモンイエロー

横顔

宮崎まで来たかいが有る

これは某所の
タカクマホトトギス

また違う風情が有る

撮影機器：

Canon EOS R8 Canon

感想

つうぶう

　尾鈴山系の山懐に　知る人ぞ知る焼酎蔵が在り、日毎　銘酒を産み出している・・・違った！いきなり脱線した。
尾鈴山系の山懐に　人知れず咲く花を求めた。
そこは　泣く子も黙るヤマビルの巣窟だと言われる。
マダニやスズメバチのように　命を取られることは無いが、あれもイヤだ。
虎穴に入らずんば　虎子を得ること能わずの心境の元、万全の対策で臨んだ。
前日、スパッツに　ヤマ◯ルファイターを噴霧して　しっかり乾燥させた。
(余計なことかもしれないが、アクリル系の材料にディートを含ませてあるので　乾燥させるのが正しい使用方法、数日間　効果が続く、当日の朝に吹き付けて乾燥不足のまま歩くと　渡渉などで薬剤が流れ落ちてしまうと言う)
当日　やはりディート配合の虫除けスプレーをスパッツの下側と靴のあたりに　たっぷり吹き付けた。

そこまでしたヤマビル対策だったが、遭遇したのは　ただの一匹。
大山鳴動してヒル一匹。
気温が低かったのか？活性が無かったようだ。
その甲斐が有ったと言うか、目当ての花には巡り合うことができた。