湯殿山神社参籠所 出羽三山+長谷堂城山


- GPS
- 01:10
- 距離
- 4.0km
- 登り
- 164m
- 下り
- 245m
コースタイム
天候 | ■湯殿山神社本宮 曇り後雨 ■長谷堂城山 晴れ雲多め |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
湯殿山神社駐車場利用、湯殿山有料道路通行料クルマ400円、バイク200円。月山道路からアクセスすれば、有料道路は少し道は狭いものの離合可能な幅員。 駐車場から本宮までは土日祝日ならバスも利用可能。片道200円往復400円。朝は40分間隔、日中は20分間隔。 お土産を売ってるレストハウス、水洗トイレ有り。バスの乗車券はレストハウスで事前購入する。auは圏外だが、Wi-Fiが有って助かる。 ■長谷堂城山 長谷堂城趾公園駐車場利用、無料。キレイな水洗トイレ有り。 最初Google先生に従って行くと、裏手に案内されたが普通の登山道な感じがした。城趾公園の方に向かうと、しっかり整備されている感じだった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■湯殿山神社本宮 観光客も来るので舗装路。危険箇所無し。バスとのすれ違いに注意が必要。あえて言えば、御神体の道が岩に温泉が流れてて濡れているため、注意が必要。まぁ手摺りも有るのでよっぽど気が抜けてなければ問題無いでしょう。 ■長谷堂城山 中腹まで舗装路。それ以降は未舗装になったけど、勾配も緩くしっかり整備されてて全く問題無し。 実は想定外の訪問だったので、既に登山靴・靴下は収めてて出すのが面倒w なのでクロックスで行ったけど全く問題無かったww もちろんヤバそうなら引き返すつもりだった。 |
その他周辺情報 | 湯殿山神社本宮参拝料500円。ココは裸足で参拝する決まりになってる。御神体は温泉が湧き出て確実に濡れるため、靴下を再度履く場合はタオルが必要。本宮内は撮影禁止。 |
写真
時間があるので周辺の行きたいところを探してみる。
感想
湯殿山:出羽三山の1座。だけど登山道は無く、積雪期にしか行けないよう。
長谷堂城山:やまがた100名山の1座と東北の関ヶ原と呼ばれる長谷堂城の戦いの舞台。
秋の東北遠征3日目、本当は宮城県最高峰。蔵王屏風岳に登る予定だった。ところが天気予報悪化により、山を諦め急遽鶴岡のホテルに泊まることにした。今回の感想は、紆余曲折を経たので日記みたいな感じになりますw
当日6:00過ぎに起床、カーテンを空けると少しだけど青空が出てるではないか。気象庁とヤマテンに騙された。自分の晴れ男パワーを信じて特攻すればよかったw
と思っても後の祭り。最終日になるので静岡に帰らなくてはならないが、どこへ行こうか。色々調べてると、出羽三山湯殿山が見つかった。山頂自体は冬道でしか行けないみたいだけど、レコを見ると湯殿山神社本宮でも登頂扱いになりそうな感じ。
山屋としては微妙な所だが、積雪期に登れる自信は無いし、予定も空いてる。湯殿山神社自体はGPSアプリハイドラの神社ポイントにもなっているので行ったことがある。ヤマレコ始めてからはまだ未到達。
ちょうど去年羽黒山、今回月山も行って湯殿山に行ければ出羽三山コンプになるから、行ってみることにした。
羽黒山のレコ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6740672.html
湯殿山神社駐車場に到着。本宮へはバスでも行けるが、山屋としては是非とも自分の足で・・・ といつもなら思うのだが、元々屏風岳を諦めた時点で山登りのモードに全くなっておらず、やる気がしないw かつ、前述通り湯殿山神社には行ったことがあるので、裸足になったり足湯が有ったりするのを知っている。ということでサンダルで行きたいと思った。
舗装路なのでサンダルでも歩けなくはないだろうけど、30分はちと辛いw なので文明の利器、バスの力を借りることにした。
バスを使えば全く問題無くサンダルで行けた。裸足になったり、足湯の後もサンダルだと超楽チンw 何なら一応タオル持って行ったけど使わなかったww
湯殿山神社駐車場に戻ったところで雨が降ってきた。本宮周ってる時じゃなくてホントに良かった。やはり私は持っているな、って再確認w
ここでちょっと出羽三山について。
https://nihonisan-dewasanzan.jp/
以下HPから抜粋。
「生まれかわりの旅」のはじまり
出羽三山は、山形県の中央にそびえる羽黒山(414m)・月山(1,984m)・湯殿山(1,504m)の総称であり、月山を主峰とし羽黒山と湯殿山が連なる優美な稜線を誇ります。
おおよそ1,400年前、崇峻天皇の御子の蜂子皇子が開山したと言われる羽黒山は、羽黒修験道の行場であり中枢です。 修験道とは、自然信仰に仏教や密教が混じり生まれた日本独特の山岳信仰です。羽黒修験道の極意は、羽黒山は現世の幸せを祈る山(現在)、月山は死後の安楽と往生を祈る山(過去)、湯殿山は生まれかわりを祈る山(未来)と見立てることで、生きながら新たな魂として生まれかわることができるという巡礼は江戸時代に庶民の間で、現在・過去・未来を巡る「生まれかわりの旅」(羽黒修験道では「三関三渡さんかんさんどの行」と言う。)となって広がりました。
ということで、羽黒山⇒月山⇒湯殿山とめぐることで生まれかわりの旅、という信仰があるみたい。実際は、羽黒山⇒湯殿山⇒月山と行ってしまったが、たまたまヤマレコ上では羽黒山⇒月山⇒湯殿山の順番で周ることが出来た。本当にたまたまだけど、これで私も生まれかわりの旅をすることが出来てよかったw
湯殿山神社の後は山形市まで移動。名物冷たいラーメンを食べようと思ってたが、行った店が夏季限定だったw 他に食べれる所はあったのかな?リサーチ不足だったが、普通のラーメンも美味しかったのでよし。
帰りの新幹線だが、元々かみのやま温泉駅15:55発つばさ148号を予約してた。屏風岳の予定が無くなったので、前倒しで帰ろうと思って調べると、14:13発が有った。
ちょっと時間がある。天気も想定外に青空が山形市内は出てた。ホントに私の晴れ男パワー凄いなw 完全に雨予報だったんだけどww
なのでサクって見れそうな、西蔵王公園展望台で景色を見て、道の駅蔵王でソフトクリーム食べてフィニッシュって考えた。
ソフトクリームの券売機に並んでる間に新幹線の予約変更しようとしたら、まさかの事態が。何と乗ろうとした便が満席らしい。いくら7両編成のミニ新幹線とは言え、長期休暇でも無いのに新幹線で満席って有るんだ、って驚愕した。
仕方ないので次の便を見ると、そちらは空き有り。結局50分しか縮まらなかったけど、15:01発つばさ88号に予約変更した。
さて、また時間が余ってしまった。温泉行くには微妙な時間だし.どうしようか周囲を探すと長谷堂城趾が見つかった。昔ゲームの戦国無双をやってたので、長谷堂城の戦いは難易度高のステージだった記憶が有る。また東北の関ヶ原とも言われた舞台が近くにあるなら、時間も有るし行くことにした。
行ってみるとまたまた想定外。城趾に行くには80mの登りでプチ登山ではないか。もう帰る気満々で、荷物は全部片付けた。今からまた登山靴や靴下を出すのは面倒臭い。靴はクロックスしか無いw
最初はGoogle先生に従って行くと、裏手に回されたのだが普通の登山道に見えた。これだったら、流石に行く気にならないけど、長谷堂城跡公園に行ってみたら、登山口序盤は舗装路だった。これだったらクロックスでも問題無い。途中もし難しそうな路面になったら引き返そう、と思い行ってみた。
やはりというか途中で舗装は終わってしまったが、しっかり踏み跡も有る道だったので手ぶらで行ったこともあり、ガンガン進む。カメラくらい持っていけば良かったなw 80m程度なのであっさり登頂。眺めも良く、もう終わりかけだったが彼岸花の群落がとてもキレイだった。
ちょうどぴったり時間つぶしが出来た。かみのやま温泉駅へ行ってレンタカーを返却。駅が目の前だったので良かったが、ちょうどその頃から雨が降り出した。もうちょっと我慢してくれたら完璧だったが、長谷堂城山に行っている間に降られなかったのだから上出来でしょう。
乗車券を購入して、山形新幹線に乗車。コンセントもあるのでひたすらヤマレコを作成しながら、東京駅で東海道新幹線に乗換。静岡駅で夕食を食べて、東海道本線で最寄り駅まで帰ってきた。秋の東北遠征が終わった。
結果的には屏風岳に行けば良かったな、と思う天気だったがまぁ良いでしょう。月山は少しガス多めだったけど、鳥海山は最高の天気だった。秋の紅葉登山として、100名山2座巡れて満足。
山行記録の下書きが出来て3日経ったが、未だに湯殿山が登頂扱いになっていない。3人くらい同じようなコースで登頂扱いになっていたのだが、どうなってるのかな。手動追加したのかなw 行っても無いのにそれは山屋としてはどうかと思わなくもないが、冬季ルートでしか行けない山であれば中々にハードルが高いww まぁ今回のコースで登頂扱いになるのもどうかとも思うけどwww
ちょっともう少し様子を見てみようかと思う。どちらにせよ、湯殿山神社も長谷堂城山もサクっと行けて良い所でした。お疲れさまでした。
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