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ハイキング
日光・那須・筑波
皇海山クラシックルート
2025年10月05日(日) [日帰り]


体力度
8
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 12:32
- 距離
- 28.7km
- 登り
- 3,285m
- 下り
- 3,278m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 11:01
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 12:30
距離 28.7km
登り 3,285m
下り 3,278m
16:37
ゴール地点
天候 | 曇り一瞬晴れ後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
初中級者はNG 上級者でもソロは強く非推奨 |
その他周辺情報 | 水沼駅直結の天然温泉「水沼の湯」 https://mizunuma-village.jp/onsen/ |
写真
朝4時にスタート!真っ暗ですが、我々の他にも登山者がいてそんなに不安にはなりません。お決まりの落石注意の看板だなぁとこの時は思っていました。でも落石は常に注意すべきと後に知ることになります。
ほどなく庚申山荘へ到着。数日後には再開するそうです。山荘の中からパジャマで出てきたおじさんと少しお話してました。おじさんに笑顔で言われた「変態だねぇ」の言葉が何度反芻しても登山者心理の真理を衝いていて面白い。とても良いおじさんでした。
庚申山山頂到着!思っていたより疲れます。ここからバリエーションルートになるのですが実はここまでの方がバリっぽくてこの先しばらくは一般道っぽくなります。ちなみに山頂の眺望はありませんが、ほんの少し先にめっちゃいい眺望のところがあります。→次の写真
鋸山からがっつり下って、山頂に向けての急坂。ここまでで足を使わされているためゆっくり登りました。師匠はなんかすごいスピードで登っていきましたw不明瞭な箇所は多数ありますがマーク類がしっかりしているので道迷いはしにくいです(油断は禁物ですが)
どうも皆様ピストンされる方が多いようですが我々はせっかくなので笹薮ルートに。なるほど歩きにくい(笑)笹をどのくらい刈って頂いているかで難易度が大きく変わりそうです。特におすすめしたりはしませんが、これはこれで結構楽しい歩きでした。長いけど!写真は六林班峠手前のピーク女山。女山の表記が小さい!
林道歩行中に「雨の日は落石が怖い」という話をした10分後くらいにパキッという異音あり。私は山側を確認したのですが真横までしか確認できず焦った瞬間、同行の師匠が前方へダッシュしたため私もダッシュ!轟音とともに10m後方あたりで道路に落下した倒木がそのまま谷側へ落ちる瞬間を見ました。どんなに体力・技術があっても山での油断は命を落としかねないということを改めて実感しました。というわけで無事ゲートに到着。
感想
元々北沢峠から甲斐駒&千丈の予定だったのですが土曜日が悪天候のため断念。
すると師匠から「まだ行ってない体力コースがあるのですが…」とのことで「行きます!」と勢いよく返事してから皇海山クラシックコースを調べました。
・・・なかなかのボリュームですね、、、
二度と行きたくないと言っている人も沢山いますね。。。
じゃあ行ってみよう!ってことで行ってきました。
結論としてはとても良いルートで今度は晴れた日にまた来てみたいと思いました。鎖、ロープ、岩、はしごなど緊張するシーンも多いですが、きちんと技術があれば楽しく上り下りできます。下山時の長いトラバースもしんどいですが話し相手がいればちょうどいいくらいの長さです(ソロだとしんどいかも)。笹がどのくらい刈って頂いているかで随分難易度が変わりそうではあります。
百名山ハンターの方であればもう一度来るより次の山へ向かった方がいいですね。そういう意味で「もう来ない」かもしれません。百名山走破を特に目指してはいない上級者の方におすすめコースです。
あと念のためですが十分長くきつく危ないルートですので初中級者はやめた方がいいです。上級者でもソロは止めた方が良さそうです。
・今の自分の力をしっかり使って無事帰ってこられたこと
・しんどいところでのメンタルコントロールが上手くなったこと
・「なぜ山に登るのか」「変態だから」という真理に気づけたこと
・落石や倒木の危険について怪我無く実感できたこと
大変実りある山行となりました。
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