一ノ鳥居〜高峰神社〜高峰山〜ねんぼう岩
群馬県
長野県
kyom4
体力度について
- GPS
- 06:27
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 1,181m
- 下り
- 1,184m
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| 天候 | 曇り 高峰山頂上付近は晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
「小諸IC北」信号を左折、直後の信号「新家」を右折 「糠地」集落を通過、林道に入り 道なりに進むと舗装駐車場があります この先ゲートで通行止め （周回の都合上、この駐車場に駐車していません） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・駐車場所〜一ノ鳥居 現在伐採中の地点まで車道歩き 一の鳥居に通じる林道は、伐採により不明でブル道を通過 ・一ノ鳥居〜高峰山 一ノ鳥居付近は、車の通れる幅の緩斜面の道跡 次第に車の痕跡がなくなり、笹原に微かな踏み跡 チェリーパークラインに通じる林道の直下は尾根を外れて 道があったと思われる笹薮の藪漕ぎ 尾根を外さず、樹林帯を登った方が歩き易いかもしれません その後ゴジラの背のような岩稜帯あり、踏み跡不明瞭で右往左往 尾根を外さなければ問題なく、時折テープ類があります 山頂近くの原生樹林帯内は踏み跡明瞭、テープも多数 但し日当たりの良い笹原内では踏み跡不明瞭箇所あり （下りのみにこのコースを使うのはお薦めしません） ・高峰山〜高峰温泉〜駐車場所 高峰山頂上からは良く踏まれ標識の整備された一般登山道 車道に合流し、高峰温泉前から車の通れる幅の遊歩道 源泉地を過ぎ、深沢川を渡ると川に沿う緩やかな下りの林道 水源管理用らしい建物二棟を過ぎると道跡が川状態箇所あり その後、鉄梯子と木橋で深沢川を渡り返すと高巻になります 笹が広く刈ってあり、歩き易いです 未舗装林道に合流後、東屋のある場所でねんぼう岩が見えます 川を渡る橋が壊れている様子で、岩に近づくには渡渉が必要か？ （帰りを急いでいたので、確認していません） |
写真
駐車場に駐車すると登り返しになる為、分岐手前の道路余地に駐車。
振り返った鳥居草刈りされ、整然とした雰囲気。どんな方々がやってくださっているのか分かりませんが、信仰が生きているのかもしれません
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草刈りされ、整然とした雰囲気。どんな方々がやってくださっているのか分かりませんが、信仰が生きているのかもしれません
岩尾根になってきました。この後、ゴジラの背のような岩稜を通過、踏み跡が見つけられず、右往左往。目印も見当たらなかったように思います。
こんな看板が(*_*)かなり古いものでしょうね。高峰高原まで車で来て、往復二時間とかからない現在では、廃道になるのも当然なのでしょう。
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かなり古いものでしょうね。高峰高原まで車で来て、往復二時間とかからない現在では、廃道になるのも当然なのでしょう。
2時間半の登りは、緊張する場面もあり、長く感じました
一度は泊まってみたいと思いながら、いまだ実現せず(^_^;)
感想
高峰神社一ノ鳥居付近から引き返した今年の6月以来
秋になれば例え藪漕ぎになろうと少し楽になるかと待っておりました。
深沢渓谷から高峰温泉に通じるコースも歩いてみたくて
距離が長くなる不安を抱えつつ、周回を計画。
記録を拝見すると立派な駐車場があるようですが、
そこに車を置くと登り返しになる為、道路余地に駐車。
深沢川を渡り、緩やかな舗装の上り坂を終えると
前回来た時の新緑にむせ返る薄暗い森の景色は一変、
伐採された山肌の背後にこれから登る尾根が見えていました。
自分の歩いた林道分岐が分からず、止む無くブル道へ入り
伐採作業中の方にここに入ってほしくないと言われた後
うろうろした挙句、漸く、前回歩いた林道を探し当て
心細いような、安心したような複雑な心境に…
前回見付けた三角点にご挨拶すると、一の鳥居は間近。
草が生い茂っていた鳥居と石祠周辺は奇麗に草刈りされ
どのような関係の方々がご苦労されているのか分かりませんが、
山中にあり、訪れる人も少ない中での整然とした雰囲気に
信仰が生きているのかもしれないと思うと厳かな気持ちになります。
未踏の尾根を無事登れますようにと祈願し、未踏の道へ出発。
広い道幅は変わらぬものの、次第に踏み跡は細くなり
尾根を外さぬようにと、樹林帯に入ると道跡は更に不明瞭。
笹原の林道へ戻り、道跡と思われる僅かな窪みを頼りに前進するも、
笹の丈は1m程になり、帰った方が無難かとの思いもよぎり、
今思うと、心が折れそうになったこの日の最難関の藪漕ぎでした。
かつては広い道だったと思われますが、日当たりが良く、
笹の成長が速く、真っ先に道跡が消えてしまったのでしょう。
笹藪漕ぎを終え、未舗装林道を横断し、尾根を目指し
尾根上で、笹薮に消されそうな微かな道跡に合流し
樹林帯の日陰は笹丈が低く、歩き易くてほっと一息！
けれども、この後、ゴジラの背のような岩稜を通過、
東側は生い茂る笹原、西側は踏み跡不明な樹林帯です。
次々現れる大岩をどう巻いているのか踏み跡が見つけられず、
目印になるテープも見付けられず、右往左往。
大岩の群れが原生林帯に変化すると、目印も多くなり
上空に青空が広がり、道跡明瞭な尾根歩き、
この辺りでは静かな山歩きがのんびり楽しめました。
コメツガの原生林に交じり、石楠花も沢山見られ、
開花期に来てみたくなる誘惑にかられます。
かなり古いものと思われる看板が示す通り、最後の10分はきつく、
高峰神社到着には、歩きだして二時間半を要しました。
高峰高原まで車で来て、往復二時間とかからない現在では、
信仰の道でも、廃道になるのも仕方ないのでしょう。
山頂近くで、文字も全く読めず朽ちた標識が、
登山道がかつて整備されていたと訴えているように感じます。
麓では全く予想していなかった雲海上の青空でしたから
晴天に恵まれた幸運に感謝しながらゆっくり休憩、
いつも登山者で賑やかなのに、今日は貸し切りなのにも大満足。
帰り長丁場故、腰を上げ下り始めると高峰山登山口は霧の中。
気温も一気に下がり、慌てて上着を羽織りました。
こんな時、山の天気の急変に怖さを感じます。
高峰温泉前を通り、下り始めた道は車の通れる幅の未舗装道。
石がゴロゴロし、歩きにくさはありますが、藪漕ぎに比べたら天国。
温泉源泉と思われる建物を過ぎると、木橋があり
橋を渡ると深沢川にひたすら沿う緩やかな下りでした。
水辺を好むクリンソウの葉が、道の真ん中迄見られ、群生地。
花の時季はさぞや見事でしょう。
水源管理の建物二棟を通過直後、道の様子が急変し
ちょっと戸惑いましたが、笹が迫り出し、道が川状態。
でも、テープ類はあり、鉄梯子と木橋で対岸に渡ると
今度は笹の良く刈られ、歩き易い�盍�きの道でした。
距離は長いものの、緩やかな下りで整備された道でしたから
今回このような周回も結果的には良かったと思います。
ねんぼう岩を訪ねるだけなら、は舗装の駐車場に案内板があり、
往復一時間程です（岩の真下に行くには渡渉が必要かも）
どうしてこんな岩ができたのか等と考えながら、
じっくり奇岩を眺めるのも面白いかもしれません♪
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