親子で丹沢山(塩水橋ピストン)


- GPS
- 07:30
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,235m
- 下り
- 1,236m
コースタイム
天候 | 曇りときどき晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場はないので、道路脇に駐車しました。6時半過ぎで10台くらいは止まっていたと思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
塩水橋〜雨量観測所 アスファルトとコンクリートの林道が、登山口のある雨量観測所まで続きます。枯葉で滑りやすくなっているので、注意しましょう。 雨量観測所〜天王寺尾根 ブナ林の穏やかな上りから、暫くすると天王寺尾根手前の急登になります。 天王寺尾根〜丹沢山頂上 途中痩せ尾根と崖の鎖場がありますが、慎重に歩けば問題ありません。 |
写真
感想
先日の金峰山は頂上からの眺めがとても素晴らしく、次男が山好きになってくれました。今までは誘っても「お母さんが行くなら・・・」と答えるばかりでしたが、今回は「うん、いいよ」との返事。あまり期待していなかったので、嬉しい誤算です。
アクセスがそれほど遠くない百名山ということで、丹沢山を選びました。4時過ぎに出発し、秦野中井IC経由で塩水橋に向かいます。息子は持ち込んだ毛布と布団にくるまり夢の中へ。ところがこの寝ていくというのが失敗でした。ヤビツ峠から塩水橋にいたる急カーブで、酔ってしまいました。塩水橋には6時半過ぎに到着し、7時に出発しましたが、20〜30分ほどすると「気持ちが悪い」と言い出しました。顔色も心持青ざめています。
車酔いなので、しばらく我慢すれば良くなると言い聞かせますが、「むり」との一言。更には「もう帰りたい」と言い出します。なんとかなだめて、暫く休むことにします。手頃な岩を見つけて座り、1時間半くらい休んだでしょうか。待っている間の暇つぶしに、道端に落ちている桜の小枝を削り箸を作っていると、息子が興味を示します。「やりたい」と言うので、枝とカッターを渡すと「おもしろい」と削り続けます。枝削りという単純作業に熱中し、暫くすると表情に生気が戻っています。箸をつくりあげる頃には、すっかり良くなり再び出発。
雨量観測所に着くころには、完全復活しています。ここから山道となるのですが、今度はこちらが青ざめます。足取りも軽くぐんぐん高度をあげていく息子に、「ペースを落としてくれ」と泣きを入れます。
雨量観測所あたりから多くなった雲は、天王寺尾根につくころには、空一面を覆っています。眺望は諦めていましたが、頂上につくと雲間から太陽が顔をみせはじめます。お陰で少しだけ眺望を楽しむことができました。
帰りは東海大学駅前の温泉により、山の汗を流しました。幸い帰りは車に酔うこともなく、「登山靴を買って」と無邪気な声。次回も一緒に登ってくれるかも。
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