蓬莱峡-冬期岩登り/ボッカ訓練



- GPS
- 08:26
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 508m
- 下り
- 677m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
屏風岩登山道入り口に広い駐車場があり管理人がいます。 前回、6月の時は駐車場が閉鎖されていました。車の方は事前に確認してください。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雨の日や増水時はしるべ岩からの座頭谷コースは歩行禁止。 |
写真
感想
今年、7月の剱岳山行への必須条件が初級者岩登り訓練への参加と承認でした。
6月の第1回目訓練もこの蓬莱峡屏風岩でした。
今年から本格的な登山に挑戦です。なにもかも初めての経験で必死でした。
いろいろ訓練を受けましたが、基本の一つである3点確保は剱岳山行に大いに役立ったと思います。
こうした経験は、基本技術を学ぶことの重要性を教えてくれました。
今回は第2回目で冬期岩登り・ボッカ訓練です。
忘れていることが多く、初心に返って訓練に参加しました。
先ず装備の確認から
ハーネス、安全環付カラビナ、シュリンゲ、アイゼン、ヘルメットなど。
息子からの借り物で案の定、大事なヘルメットを忘れていました。
次は確保、命に関わります。
シュリンゲ、ロープの結束法、トップロープとハーネスを繋ぐエイトノットの結 束法など。一度では覚えられません。
A・B2ルート計4本の上り下りを実践訓練しました。
岩登り基本の習得です。
三点確保、岩から体を離し垂直に立つ、ムーブは小さく無理をしない、手で登る のではなく足で立ち込むこと、常に上方や周囲に注意すること、ホールド様々な 使い方など実践しました。
指導は命に関わりますので、非常に厳しいものでした。
3時間の訓練でしたが、前回と違ってリラックスしてスムーズにできました。
予定より早く、訓練は午前中に終了しました。
訓練中は師弟関係で緊張していましたが、終了とともに一転して和やかに山の仲間に戻りました。
昼食をして午後からは、座頭谷コースをとりボッカ歩行訓練に出発します。
屏風岩から座頭谷へは一旦、武庫川の支流である太多田川を下り知るべ岩付近から
戻るように川沿いを上っていく。
しばらく行くと分岐あり、右側に進むと巨大な棚越の人口堰にぶつかる。
人工堰の上流部は広大で土砂、大小の石がごろごろ堆積し、その深層部に水流が作られている。
また、座頭谷の両側は幾星霜を重ね、風雨に削り取られた山肌がむき出しに露出し、一部は奇岩として諸処展開している。
本当に荒れ果てた侘びしい風景である。
ちなみに座頭谷の由来は、有馬温泉に向かう座頭が知るべ岩から道を間違え谷に入り迷い、非業の死を遂げた悲話が起源とされている。
座頭谷を過ぎると急激な登りになるが、距離は短く登り切ると蜜蜂のハニー農場が左側にあり、そこからは舗装された大澤西宮線を大谷乗越まで進む。
大谷乗越からは六甲縦走路にはいる。
この路は、良く整備され快適だ。岩倉山、塩尾寺そして宝塚駅まで一気に下っていく。
夕刻を迎え、いつものように乾杯。お疲れ様でした。
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