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Yamareco

記録ID: 879410
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ハイキング
九州・沖縄

多良岳金泉寺山小屋にて

2016年05月21日(土) 〜 2016年05月22日(日)
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コースタイム

21日 中山キャンプ場〜金泉寺〜多良岳〜金泉寺小屋にてヤス村宴会に特別参加
22日 金泉寺〜薪集め(ひえ〜)〜中山キャンプ場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中山キャンプ場P
コース状況/
危険箇所等
多良山系は低山だが、道迷いが多い。午後からの安易な入山は避けたい。
金泉寺
2016年05月21日 15:01撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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5/21 15:01
金泉寺
野仏、思わず掌を合わせる。
2016年05月21日 15:00撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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5/21 15:00
野仏、思わず掌を合わせる。
野仏2(良いお顔)
2016年05月21日 15:57撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/21 15:57
野仏2(良いお顔)
野仏3(やはり良いお顔)
2016年05月21日 16:41撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/21 16:41
野仏3(やはり良いお顔)
山頂の祠、地震で扉がずれているのが分かる。
2016年05月21日 16:08撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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5/21 16:08
山頂の祠、地震で扉がずれているのが分かる。
2016年05月21日 16:23撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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5/21 16:23
2016年05月21日 16:23撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/21 16:23
正しいテント泊
2016年05月22日 05:40撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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5/22 5:40
正しいテント泊
恐るべきサバイバル泊
2016年05月22日 05:48撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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5/22 5:48
恐るべきサバイバル泊
いちばん下のシートは100円ショップで買ったものだそうだ。
2016年05月22日 05:49撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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5/22 5:49
いちばん下のシートは100円ショップで買ったものだそうだ。
イスカのシュラフカバー(これはちょっとうらやましい)
2016年05月22日 05:49撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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5/22 5:49
イスカのシュラフカバー(これはちょっとうらやましい)
年季入ってる〜
2016年05月22日 05:56撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/22 5:56
年季入ってる〜
○○○のサバイバル処理を実演中のK氏。スコップやノコギリは常に携帯しているそうだ。ノコギリ? 何に使うのだろう?
2016年05月22日 06:07撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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5/22 6:07
○○○のサバイバル処理を実演中のK氏。スコップやノコギリは常に携帯しているそうだ。ノコギリ? 何に使うのだろう?
早朝、突如、緊迫した雰囲気につつまれる。大村駐屯の自衛隊の訓練ルートになっているらしい。
2016年05月22日 06:57撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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5/22 6:57
早朝、突如、緊迫した雰囲気につつまれる。大村駐屯の自衛隊の訓練ルートになっているらしい。
薪ストーブ(これを燃やすためには大変な重労働が!)
2016年05月22日 07:08撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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5/22 7:08
薪ストーブ(これを燃やすためには大変な重労働が!)
年代ものの柱時計、ちゃんと正確に時を刻んでいる。
2016年05月22日 07:08撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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5/22 7:08
年代ものの柱時計、ちゃんと正確に時を刻んでいる。
K氏の愛車、マジェスティ250
2016年05月22日 13:11撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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5/22 13:11
K氏の愛車、マジェスティ250

感想

久しぶりに、多良岳金泉寺小屋を訪れた。
例によって、中山キャンプ場にクルマを置いて、土曜日の午後三時頃、山小屋に顔を出すと、古株の管理人さんのIさんとその娘さん夫婦がいた。
たしかIさんは一度は管理人を引退したときいていたが、半年ほど前に復帰されたらしい。
この山小屋、長崎の県営の小屋だが、内情はきびしく、補助金も蚊の涙。
年輩の管理人さんたちはほとんどボランティア状態ということだろう。

1200年の歴史を持つ金泉寺に併設された昭和のふんいきたっぷりの山小屋は、それ自体、県指定の重要指定文化財にも匹敵する存在だと思うのだが如何?
県知事さんの意見を拝聴してみたいところだ。

山鳥などごちそうになって、夕方、多良岳まで往復して帰ってくると、暗くなりかけた小屋の中から、けたたましい女性陣の笑い声が聞こえてきた。
おそるおそる覗いてみると、なんと、山レコで有名なヤス村のあかちょうちんがぶら下がっているではないか!
ヤスさんとは、一度、大船山頂でお会いしたことがある。
ヤスさん自身は、物腰のやわらかな静かめの人物とお見受けしたが、ヤス村を実質上とりしきる女性陣のボルテージの高まりは、相当のものであった。

ひとりおもしろい人物がいた。
博多駅前にラーメン店を持つ60年輩のおじさんで、現在では、第一線から退き、愛車マジェスティ250を駆って、日本全国登山行脚に明け暮れているという。
ところがこの人、山での夜の過ごし方が、すごい。
まさしくサバイバル旅人なのだ。
まずテントやツェルト類をいっさい持っていない。
シュラフとスリーピングマットのみ。
ときには虫除けのずた袋を頭からすっぽりかぶり、木の下や岩かげ、神社の軒下を借りて一夜を過ごす。
最大の敵はムカデだということだが、さもありなん。
虫が苦手な私ごときには、とうていまねできない境地だ。

深夜、テントの中が異様に明るくなったので、外に出てみた。
満月だ。
坊がつるのように山々を煌々と照らす月ではない。
深い井戸の底から見上げたような月だ。
サバイバル旅人のK氏は、月の光を一身に浴びて熟睡しているようだった。


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コメント

けたたましい女性陣
いつかお会いできたらいいなぁと思っていましたが実現して嬉しかったです。
想像していた通りの物静かな方で ・・・うるさくてすみませんでした。
ご挨拶もせずに帰り失礼しました。

薪割りでは何度も木を担がれて疲れたでしょう、大変だったですね。
おかげさまでたくさん薪ができました。
サバイバルのKさんは本物でしたねぇ!
勉強になるお話がたくさんありました。
またお会いできる日を楽しみにしています!
2016/5/22 22:17
Re: けたたましい女性陣
kururinさん、薪割りお疲れさまでした。
金泉寺小屋には何度かいってますが、こんなににぎやかなのははじめてでした。
たまには良いものですよ。
でも、この小屋がほんとに力を発揮するのは冬だと思います。
ぜひ、いちど厳寒の候に来てみてください。
薪ストーブの絶大な威力に感動しますから。
今度は坊がつるあたりで会いましょうか?
2016/5/23 20:42
お疲れ様でした〜
予定外の薪集めで・・ カモ肉、猪肉代が高くつきましたね
お疲れ様でした
今年は若い人の手伝いが多くて助かったぁって 管理人さんが喜んでました
宴会は はじめましての方がたくさんいたのに すごい盛り上がりで楽しかったです
ちなみに 私は ヤス村ではありませんので 日ごろから静かな女性です
今後とも よろしくお願いします
2016/5/23 7:40
Re: お疲れ様でした〜
msclさん、お疲れさまでした。
野性味あふれる食事代、高くつきました。
ただより高いものはない…
今度から、金泉寺小屋の予定表をしっかりチェックしてから、小屋に顔を出すようにしようと決意を新たにしたしだいです。
こちらこそ、よろしくお願いします。
日ごろから静かな女性のmsclさんとの再会をたのしみにしています。
2016/5/23 20:51
新たな出会いに感謝
予期せぬ展開の山行となり
大変お疲れ様でした。

安息目的で金泉寺へ来られたのでしょう?
しかし違ってしまいましたね。
ヤス村は集いし場所がヤス村となり
その宴に参加される人は村民となるのです。
ですからmakuranosukeさんは初陣となってしまいました。(笑)

『ただより高いものはない…』まさしくでしたね。
私はお手伝いを目的にしていましたから
ある意味の覚悟がありましたが
あのジビエがぁ〜・・・みたいな。
山行時の疲労箇所とは関係ない部位がおかしくないですか?
わたしはしゃがめません・・・(笑)

以前お会いした大船山とは、
2014年5月の私が山頂に居て後からこられて
また下山時の段原で雲海を眺めてたあの時ですね。
レコではコメントも頂いておりました。

さて、これからもっと生き上がる季節となりますね
くじゅうのミヤマキリシマも間も無くピークとなることでしょう
山開きも続きいろいろと計画をお考えのことでしょう。
またお会いした時は宜しくお願い致します。
yasu
2016/5/23 23:56
Re: 新たな出会いに感謝
おっしゃるとおり、まさかこんな重労働が待ち受けているとは思いませんでした!
山登りとは、またちがった方角の筋肉痛にやられてしまい
じつは今日あたりが、そのピークのようです。
でも、貴重な体験でもありました。
チャンスがあれば、次もお手伝いしたいと思います。
管理人さんたちの日ごろの苦労を思えば、弱音は吐けませんね。
この貴重な山小屋、ぜひ存続してほしいです。

ヤス村に入村させていただき、ありがとうございました。
ヤスさんとクルリンさんたちの絶妙な掛け合いを目の当たりにして感動しました。
女性が元気な村は活気がありますね。
またどこかの山でお会いしましょう。
2016/5/24 22:51
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