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記録ID: 88400
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ハイキング
丹沢

鍋割山と塔の岳

2010年11月21日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:06
距離
17.4km
登り
1,419m
下り
1,414m

コースタイム

6:31大倉-6:53西山林道-8:00二俣-9:03後沢乗越-10:39鍋割山荘-11:07山荘発-11:42二俣分岐-12:25金冷し-12:44塔の岳-13:11塔の岳発-13:32花立山荘-13:43花立山荘発-14:09堀山の家-14:17堀山の家発-14:54雑事場平-15:06観音茶屋-15:19観音茶屋発-15:37大倉
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2010年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
丹沢山系の大倉口は東京からの往路のアクセスは良い。秦野中井ICを下りて直ぐに左折。西大竹交差点を左折。この交差点にはスリーエフがある。新橋のT字路でセブンイレブンの角を右折すると次の信号が大倉入口の交差点。ここを左折すると大倉は直ぐ。高速を下りてから数件のコンビニがあるが、前記の新橋T字路のセブンが最後のコンビニ。復路も同じコースになるが、必ず渋滞に巻き込まれる。一度宮が瀬湖を越して八王子経由で帰ってみるかと思っているが、未だ実行したことはない。多分あちらも混んでいるだろう。
コース状況/
危険箇所等
コース上に雪は全くない。このコースは年内に雪になることはまずない。雪があるとすれば2月以降。但しそれも大した量ではない。
良く歩かれているコースなので問題となる箇所は特にない。大倉から鍋割に至る途中の沢(勘七沢だったかミズヒ沢だったか本沢だったか?)新しく木橋が掛けられていたが、あってもなくてもあまり関係ない様に思えた。というか、面倒なだけかもしれない。尤もこのルートはスニーカで歩く人も多いので、そういうう人にはありがたいかもしれない。
大倉尾根の下りは階段状の急降下が延々と続くので、膝に不安のある人は要注意。そのような人はダブルストックやサポートタイツを試して見るのも良いと思う。きっと効果を実感できる山だ。
大倉の民間駐車場。24H営業とあるが、何時も決まったおばちゃんが受付にいる。
2010年11月21日 06:28撮影 by  Canon PowerShot S3 IS, Canon
11/21 6:28
大倉の民間駐車場。24H営業とあるが、何時も決まったおばちゃんが受付にいる。
ドングリハウス。郵便ポストの隣に入山ポスト。
2010年11月21日 06:31撮影 by  Canon PowerShot S3 IS, Canon
11/21 6:31
ドングリハウス。郵便ポストの隣に入山ポスト。
駐車場の北隣の大倉屋。鍋割山にはこの路地を入る。写真の右端に道標が。
2010年11月21日 06:31撮影 by  Canon PowerShot S3 IS, Canon
11/21 6:31
駐車場の北隣の大倉屋。鍋割山にはこの路地を入る。写真の右端に道標が。
その道標の拡大写真。
2010年11月21日 06:31撮影 by  Canon PowerShot S3 IS, Canon
11/21 6:31
その道標の拡大写真。
初めは如何にも山里を歩く。
2010年11月21日 06:38撮影 by  Canon PowerShot S3 IS, Canon
11/21 6:38
初めは如何にも山里を歩く。
程なく道の左側に、この標識が見えたら左折。
2010年11月21日 06:42撮影 by  Canon PowerShot S3 IS, Canon
11/21 6:42
程なく道の左側に、この標識が見えたら左折。
左折直後は車も通れそうだが。
2010年11月21日 06:43撮影 by  Canon PowerShot S3 IS, Canon
11/21 6:43
左折直後は車も通れそうだが。
直ぐに車は通れ無くなる。
2010年11月21日 06:44撮影 by  Canon PowerShot S3 IS, Canon
11/21 6:44
直ぐに車は通れ無くなる。
この標識で西山林道に出る。
2010年11月21日 06:53撮影 by  Canon PowerShot S3 IS, Canon
11/21 6:53
この標識で西山林道に出る。
西山林道は一般車走行可だが、小生は御免だ。
2010年11月21日 07:14撮影 by  Canon PowerShot S3 IS, Canon
11/21 7:14
西山林道は一般車走行可だが、小生は御免だ。
西山林道の歩行中に見える景色は山里だ。因みに小生は先祖をどこまでたどっても東京の外には出ない。山里に郷愁を感じる理由はないのだが。
2010年11月21日 07:44撮影 by  Canon PowerShot S3 IS, Canon
11/21 7:44
西山林道の歩行中に見える景色は山里だ。因みに小生は先祖をどこまでたどっても東京の外には出ない。山里に郷愁を感じる理由はないのだが。
やがて現在では使われていない登山訓練所が見える。
2010年11月21日 07:57撮影 by  Canon PowerShot S3 IS, Canon
11/21 7:57
やがて現在では使われていない登山訓練所が見える。
後沢乗越に上がると、この様な登りがだらだらと続き。
2010年11月21日 09:03撮影 by  Canon PowerShot S3 IS, Canon
11/21 9:03
後沢乗越に上がると、この様な登りがだらだらと続き。
鍋割山荘がある鍋割山頂に辿り着く。塔の岳には山荘の裏側を行く。
2010年11月21日 10:48撮影 by  Canon PowerShot S3 IS, Canon
11/21 10:48
鍋割山荘がある鍋割山頂に辿り着く。塔の岳には山荘の裏側を行く。
鍋割山稜は穏やかな風景だ。
2010年11月21日 11:08撮影 by  Canon PowerShot S3 IS, Canon
11/21 11:08
鍋割山稜は穏やかな風景だ。
中央が主峰の蛭ヶ岳。
2010年11月21日 11:11撮影 by  Canon PowerShot S3 IS, Canon
11/21 11:11
中央が主峰の蛭ヶ岳。
小生には丹沢山系は冬枯れのイメージしか浮かばない。
2010年11月21日 11:47撮影 by  Canon PowerShot S3 IS, Canon
11/21 11:47
小生には丹沢山系は冬枯れのイメージしか浮かばない。
写真では難しいが、黒点の様なものがパラグライダー。
2010年11月21日 11:49撮影 by  Canon PowerShot S3 IS, Canon
11/21 11:49
写真では難しいが、黒点の様なものがパラグライダー。
塔の岳に到着。
2010年11月21日 12:46撮影 by  Canon PowerShot S3 IS, Canon
11/21 12:46
塔の岳に到着。
花立山荘辺りだったか、相模湾が眼下に。
2010年11月21日 13:35撮影 by  Canon PowerShot S3 IS, Canon
11/21 13:35
花立山荘辺りだったか、相模湾が眼下に。
撮影機器:

感想

先週の、大菩薩-小金沢縦走に続いて、今回は大倉を起点として鍋割山-塔の岳の周回コースで登山靴の履き馴らし。このコースを選んだのは登山目的からして、勝手知ったるコースの方が安心感があるためと、毎年冬場に重荷を背負っての訓練に入山する山域だから。
東京の中野からは早朝ならば、ノンビリ走っても登山口までは1時間少々で到着する。大倉屋隣の24時間営業の駐車場にAM6時過ぎに到着して身支度をする。先週の山では踵周辺と足の甲の靴擦れに泣かされたので、今回はその部位に入念にテーピングを施す。良く知られるようにテープには伸びるタイプと伸びないタイプがあるが、今回は伸びないタイプを使用した。しかしテープが伸びないと歩行時に抵抗を感じ、靴擦の防止には伸びるタイプのテープがいいのかも知れない。
二俣までは一般車でも入れないことはないが、4駆でないと下回りに不安がある。自分自身西山林道をノンビリ歩くのは嫌いではないので、二俣まで車を乗り入れたことはない。
二俣を過ぎ、訓練所尾根(小丸尾根)を右に分けると、程なく鍋割山荘の小屋主の4駆が停まっており、その傍らに水を入れたペットボトルが並んでいる。山荘名物の鍋焼きうどんを提供するには大量の水が必要になる。還暦を過ぎた小屋主の草野さんが一人で担ぎあげるのは如何にも困難だ。事情を知る者はボランティアで歩荷をするのが暗黙となっている。
小生もこの山域は冬場に重荷を背負って歩く訓練をする所と心得ているので、何時も4リットル程歩荷することにしているのだが、今回は全く足に慣れていない重登山靴の履き馴らしに来ているので、暫し躊躇する。結局、「大丈夫だ、やっちゃえ」という内なる声に押されてペットボトルを2本ザックに括りつける。
自家用の水を3リットル担いでいるので、水だけでも7kgになる。やはり重い。一寸したテント装備を担いでいるようだ。
大倉からここまでは大した登りではなかったが、ここから後沢乗越までは急登になる。靴が重いと足を上げるときに足の重さを実感する。
後沢乗越に上がると急に風を感じる。このルートのささやかなオアシスの一つだ。乗越に上がれば、後は鍋割山頂に向けてひたすら高度を稼ぐ。しかし靴は重いし足は痛い。足の甲が靴に押されてズキズキする。鍋割山荘に水を置いてやっと荷が軽くなる。
普段は鍋焼きを注文するのだが、今日は高速を下りた後にトイレが我慢できずに途中のコンビニに飛び込んでしまい、トイレだけ借りるのは気が引けるので、食いたくもない弁当を買ってしまった。
小屋の前で弁当をすませ鍋割山稜を塔の岳に向かう。荷は軽くなっているのだが、足の痛みと靴の重さでやはり足が遅い。靴の重さは登りに影響が出るようだ。慣れれば克服できるのだろうか?
途中小丸辺りで南の空にパラグライダーが浮いていた。空をプカプカ浮いている奴を見ていたら、重靴に喘ぎながら歩いている自分が馬鹿に思えてきた。
塔の岳で靴を脱いで暫し休足した後に大倉尾根をひたすらと下る。
下りでは靴の重さは大して気にはならなかったが、靴が馴染んでいないため足捌きがぎこちない。
それにしても大倉尾根の階段状の大下りは山馴れていない人には過酷な様だ。膝を気にしている人が何人もいた。
下山間近の観音茶屋で何時ものようにカキ氷で身体を冷却する。季節外れではあるが火照った身体には心地よい。
尚、この山域は標高が低いので舐めてかかる人がいるが、カシミールで分析すると今回のルートは距離17kmオーバー、累積標高差1500mオーバーで、空気の薄さこそ感じないが、チョットしたアルプス登山に匹敵する。
決して舐めてかからないで欲しい。
小生も足の甲がボロボロになった。先週の大菩薩-小金沢縦走より大分重症だ。歩行距離の長さ、登りの荷の重さ、大倉尾根の大下りが、重畳して影響したようだ。
傷が治癒するまで山はお預けのようだ。次回は、BAND AIDの「マメ・靴ずれブロック」を試してみよう。http://www.jnj.co.jp/consumer/bandaid/footcare/block.html

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