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記録ID: 884597
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ハイキング
赤城・榛名・荒船

【裏妙義】A隊長と鎖祭り チムニー20m三連鎖で滑落しかける

2016年05月28日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
12.4km
登り
848m
下り
903m

コースタイム

日帰り
山行
8:06
休憩
0:18
合計
8:24
8:37
115
元国民宿舎裏妙義
10:32
10:50
47
11:37
11:37
86
13:03
11:37
173
三方境
14:30
14:30
65
15:35
横川駅
今回は色々余裕がなく、タイムレコードはかなりいい加減です。
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2016年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
往路:電車【横川駅】⇒タクシー【元国民宿舎】
復路:電車【横川駅】
コース状況/
危険箇所等
裏妙義コースは鎖場祭りでした。表妙義同様、裏妙義における危険個所について、僕がわざわざここで書くまでもないでしょう。
その他周辺情報 ▼妙義山近辺の国民宿舎は2016年3月31日を以って閉鎖となったみたいです。
▼閉鎖された国民宿舎の代わりに、横川駅から三つめの磯部駅下車徒歩5分の『恵みの湯』で入浴。非常に良い。入浴料:3時間500円
5月のO登山隊は、A隊長と裏妙義に挑戦です。4月16日に表妙義に挑戦した際、私だけ脱落したことに対し、隊長が挽回のチャンスを下さりました。高崎駅で待合わせ、信越線で横川駅まで来ました。
2016年05月28日 08:16撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 8:16
5月のO登山隊は、A隊長と裏妙義に挑戦です。4月16日に表妙義に挑戦した際、私だけ脱落したことに対し、隊長が挽回のチャンスを下さりました。高崎駅で待合わせ、信越線で横川駅まで来ました。
横川と言えば峠の釜めし、荻野屋。線路を挟んで向こう側の国道沿いには荻野屋の立派な店舗がありますが、この建屋こそが、荻野屋発祥の地らしいのです。
2016年05月28日 08:08撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 8:08
横川と言えば峠の釜めし、荻野屋。線路を挟んで向こう側の国道沿いには荻野屋の立派な店舗がありますが、この建屋こそが、荻野屋発祥の地らしいのです。
長野新幹線開通以降、横川止りとなってしまった信越本線。本当に断絶されてしまっている風景を見ると寂しさ以外の感情が湧いて来ない。
2016年05月28日 08:09撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 8:09
長野新幹線開通以降、横川止りとなってしまった信越本線。本当に断絶されてしまっている風景を見ると寂しさ以外の感情が湧いて来ない。
碓氷峠の急勾配は、電車が登り切らないため、後押しする電気機関車が活躍していました。峠専用のEF63、通称シェルパ。ああ、一回も乗らないまま退役してしまった。駅前に車輪だけが残っていました。
2016年05月28日 08:16撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 8:16
碓氷峠の急勾配は、電車が登り切らないため、後押しする電気機関車が活躍していました。峠専用のEF63、通称シェルパ。ああ、一回も乗らないまま退役してしまった。駅前に車輪だけが残っていました。
タクシーが来るまで横川駅周辺をパシャパシャ。本日登る山ではないですが、緑の木々から垣間見える切り立った岩肌がいかにも妙義の山って感じがします。
2016年05月28日 08:17撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 8:17
タクシーが来るまで横川駅周辺をパシャパシャ。本日登る山ではないですが、緑の木々から垣間見える切り立った岩肌がいかにも妙義の山って感じがします。
タクシーで国民宿舎まで来ました。この国民食者は今年の3月末に閉鎖されたみたいです。A隊長がしきりに残念がっていました。
2016年05月28日 08:37撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 8:37
タクシーで国民宿舎まで来ました。この国民食者は今年の3月末に閉鎖されたみたいです。A隊長がしきりに残念がっていました。
さあ、まずは丁須の頭を目指して出発です。
2016年05月28日 08:37撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 8:37
さあ、まずは丁須の頭を目指して出発です。
A隊長曰く、金洞山。
2016年05月28日 08:38撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 8:38
A隊長曰く、金洞山。
そしてちょっとだけ見えている白雲山。妙義の山は向きにより見え方が全く違うので未だにどれがどの山かわかりません。
2016年05月28日 08:39撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 8:39
そしてちょっとだけ見えている白雲山。妙義の山は向きにより見え方が全く違うので未だにどれがどの山かわかりません。
看板が体力・技量に自信がないものは引き返しなさいと言っています。私には裏妙義に挑戦する資格が有るのか否か。数時間後に分かる筈。
2016年05月28日 08:40撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 8:40
看板が体力・技量に自信がないものは引き返しなさいと言っています。私には裏妙義に挑戦する資格が有るのか否か。数時間後に分かる筈。
さあ、登山道に入りました。
2016年05月28日 08:42撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 8:42
さあ、登山道に入りました。
丁須の頭までは、籠沢沿いを登ります。
2016年05月28日 08:49撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 8:49
丁須の頭までは、籠沢沿いを登ります。
このコースは、山と高原地図では破線コースですが道標はいたるところに敷設されていますので道迷いは心配なさそうです。
2016年05月28日 08:50撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 8:50
このコースは、山と高原地図では破線コースですが道標はいたるところに敷設されていますので道迷いは心配なさそうです。
また、闘志無き者はされ看板。前回の汚名を返上するためにもここで退く訳にはいかない。よくみると道標の国民宿舎に元がついている。芸の細かいことで。
2016年05月28日 08:50撮影 by  iPhone 6s, Apple
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5/28 8:50
また、闘志無き者はされ看板。前回の汚名を返上するためにもここで退く訳にはいかない。よくみると道標の国民宿舎に元がついている。芸の細かいことで。
前日の雨での増水も無く、快適な登山コース。A隊長曰く、表妙技のタルワキ沢ルートより難易度が高いとのこと。タルワキ沢ルートの時は体調絶不調だったせいか、私には籠沢の方が簡単に感じられた。
前日の雨での増水も無く、快適な登山コース。A隊長曰く、表妙技のタルワキ沢ルートより難易度が高いとのこと。タルワキ沢ルートの時は体調絶不調だったせいか、私には籠沢の方が簡単に感じられた。
取るべき進路に、きちんと印が付いています。
2016年05月28日 09:03撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 9:03
取るべき進路に、きちんと印が付いています。
新緑が本当に美しい。カレンダーにでも使えそうな写真でしょう。
2016年05月28日 09:07撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 9:07
新緑が本当に美しい。カレンダーにでも使えそうな写真でしょう。
本日一発目の鎖場です。そう、今日は私が鎖場に慣れる為に隊長が設定してくれた登山なのです。
本日一発目の鎖場です。そう、今日は私が鎖場に慣れる為に隊長が設定してくれた登山なのです。
写真を撮影しながらA隊長が鎖を登って行く様を観察。
2016年05月28日 09:18撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
5/28 9:18
写真を撮影しながらA隊長が鎖を登って行く様を観察。
沢沿いの登りはまだまだ続きます。
2016年05月28日 10:04撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 10:04
沢沿いの登りはまだまだ続きます。
この長い鎖を登り切れば、丁須の頭の基部近くに出られるとのこと。
2016年05月28日 10:08撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 10:08
この長い鎖を登り切れば、丁須の頭の基部近くに出られるとのこと。
沢登り終わりました。金洞山が見えています。
2016年05月28日 10:16撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 10:16
沢登り終わりました。金洞山が見えています。
丁須の頭の基部です。これを巻きながら頂上に近づいていくみたいです。
2016年05月28日 10:17撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 10:17
丁須の頭の基部です。これを巻きながら頂上に近づいていくみたいです。
こんなところで間違ったルートを選択したら命に関わります。
2016年05月28日 10:21撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 10:21
こんなところで間違ったルートを選択したら命に関わります。
正しいルートはこちら。隊長はできるだけ鎖を使わない練習をしているみたいです。流石上級者。私には無理な芸当なので、安全第一、しっかり鎖を掴んで登ります。
2016年05月28日 10:21撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 10:21
正しいルートはこちら。隊長はできるだけ鎖を使わない練習をしているみたいです。流石上級者。私には無理な芸当なので、安全第一、しっかり鎖を掴んで登ります。
直登してからトラバースする鎖。
2016年05月28日 10:24撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 10:24
直登してからトラバースする鎖。
そして丁須の頭の根元までアクセスするための鎖。本来ならハンマーの様な岩もアングルに入れて撮影すべきところを、余裕が無いばかりに残念な写真となってしまいました。
2016年05月28日 10:30撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 10:30
そして丁須の頭の根元までアクセスするための鎖。本来ならハンマーの様な岩もアングルに入れて撮影すべきところを、余裕が無いばかりに残念な写真となってしまいました。
丁須の頭の根元まで来ました。この後のルートは、あの飛び出ている二つの岩をトラバースしていくとのこと。先はまだ長い。
2016年05月28日 10:32撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 10:32
丁須の頭の根元まで来ました。この後のルートは、あの飛び出ている二つの岩をトラバースしていくとのこと。先はまだ長い。
遠くに荒船山が見えましたので撮影。
2016年05月28日 10:32撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 10:32
遠くに荒船山が見えましたので撮影。
表妙技の山々。やはり険しく厳しい山です。いつか再挑戦出来るのでしょうか?
2016年05月28日 10:34撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 10:34
表妙技の山々。やはり険しく厳しい山です。いつか再挑戦出来るのでしょうか?
先に隊長が丁須の頭の最上部肩口まで登りました。本日の私の目標もこれ。肩までは必ず登ると決めていました。この岩の最上部は本当に最上級者でないと無理。隊長でも登っていない位の難関。
2016年05月28日 10:37撮影 by  iPhone 6s, Apple
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5/28 10:37
先に隊長が丁須の頭の最上部肩口まで登りました。本日の私の目標もこれ。肩までは必ず登ると決めていました。この岩の最上部は本当に最上級者でないと無理。隊長でも登っていない位の難関。
やりました。肩まで登りました。本日の目標達成です。肩口から写真に写っている目の前に見えている岩へはとても怖くて行こうとは思いませんでしたけど。
2016年05月28日 10:39撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 10:39
やりました。肩まで登りました。本日の目標達成です。肩口から写真に写っている目の前に見えている岩へはとても怖くて行こうとは思いませんでしたけど。
私が丁須の頭の肩口まで確かに登ったという証拠。A隊長が撮影してくれました。
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私が丁須の頭の肩口まで確かに登ったという証拠。A隊長が撮影してくれました。
肩口からこれから進むルートを再度撮影。赤岩にえぼし岩だったけな。あれを巻いて進んでいくんだな。因みに立っていると怖くて足が震えるので座りながら撮影しています。
2016年05月28日 10:39撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 10:39
肩口からこれから進むルートを再度撮影。赤岩にえぼし岩だったけな。あれを巻いて進んでいくんだな。因みに立っていると怖くて足が震えるので座りながら撮影しています。
左の写真を撮影した場所から上を見上げたところ。トンカチ岩が庇の様に覆いかぶさってきます。本当ならトンカチ岩の最上部へアクセスする鎖がどんなに危険かも撮影したかったのですが、恐怖に克てず撤退。
2016年05月28日 10:39撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 10:39
左の写真を撮影した場所から上を見上げたところ。トンカチ岩が庇の様に覆いかぶさってきます。本当ならトンカチ岩の最上部へアクセスする鎖がどんなに危険かも撮影したかったのですが、恐怖に克てず撤退。
丁須の頭を下りて次の目的地、三方境へ向かいます。丁須の頭の肩口まで思っていたより順調に登れたことにすっかり気を良くしていて、これから本当のメインイベントが待っている事にまだ気が付いていません。
2016年05月28日 10:58撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 10:58
丁須の頭を下りて次の目的地、三方境へ向かいます。丁須の頭の肩口まで思っていたより順調に登れたことにすっかり気を良くしていて、これから本当のメインイベントが待っている事にまだ気が付いていません。
鎖にも随分慣れてきたな。この時はそんな気持ちだったと思います。この思い上がりのせいで怖い目にこれからすぐに遭うとも知らずに・・・。
2016年05月28日 10:58撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 10:58
鎖にも随分慣れてきたな。この時はそんな気持ちだったと思います。この思い上がりのせいで怖い目にこれからすぐに遭うとも知らずに・・・。
赤岩下の岩肌が見えている辺りをトラバースします、と隊長が説明してくれていますが、フムフムと軽く聞き流しています。目標達成して気分が高揚しているとは言え、不惑を半分過ぎても若者みたいなこの増長ぶり。恥ずかしい限りです。
2016年05月28日 11:04撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 11:04
赤岩下の岩肌が見えている辺りをトラバースします、と隊長が説明してくれていますが、フムフムと軽く聞き流しています。目標達成して気分が高揚しているとは言え、不惑を半分過ぎても若者みたいなこの増長ぶり。恥ずかしい限りです。
さあ、本日の真のメインイベント、チムニー20m三連鎖です。簡単とは思いませんでしたが、きっと上手く下りることができるという根拠のない自信があったと思います。
2016年05月28日 11:09撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 11:09
さあ、本日の真のメインイベント、チムニー20m三連鎖です。簡単とは思いませんでしたが、きっと上手く下りることができるという根拠のない自信があったと思います。
一回足を滑らせ滑落しかけましたがなんとか無事下り切り、少し落ち着いてからチムニーを見上げる。ここでの出来事は感想欄に詳しく書きます。写真では伝わらないけど本当に怖い場所でした。
2016年05月28日 11:17撮影 by  iPhone 6s, Apple
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5/28 11:17
一回足を滑らせ滑落しかけましたがなんとか無事下り切り、少し落ち着いてからチムニーを見上げる。ここでの出来事は感想欄に詳しく書きます。写真では伝わらないけど本当に怖い場所でした。
これまたA隊長が撮影してくれました。チムニー挑戦中の私。足を滑らせる直前ではないかな。右足のつく場所が悪いと思う。だから左足が滑った時支えにならなかったのではないかと。
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これまたA隊長が撮影してくれました。チムニー挑戦中の私。足を滑らせる直前ではないかな。右足のつく場所が悪いと思う。だから左足が滑った時支えにならなかったのではないかと。
チムニー3連鎖での出来事が頭の中を反芻して、写真を撮ることに気が回らなくなっています。ここから写真の数がぐっと減ります。赤岩着。
2016年05月28日 11:37撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 11:37
チムニー3連鎖での出来事が頭の中を反芻して、写真を撮ることに気が回らなくなっています。ここから写真の数がぐっと減ります。赤岩着。
木に隠れて良く見えませんが、これが赤岩。巨岩です。これを巻く訳ですから、結構大変だよなと、ここで初めて気が付く始末。
2016年05月28日 11:37撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 11:37
木に隠れて良く見えませんが、これが赤岩。巨岩です。これを巻く訳ですから、結構大変だよなと、ここで初めて気が付く始末。
赤岩トラバース鎖第一弾。トラバースし終わって撮影していますが、渡る前に足場は鉄釘の様な物のみと知らされ絶句しました。壁側の足を抜くのが難しいと分かり、トラバース鎖の怖さを知りました。
2016年05月28日 11:51撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 11:51
赤岩トラバース鎖第一弾。トラバースし終わって撮影していますが、渡る前に足場は鉄釘の様な物のみと知らされ絶句しました。壁側の足を抜くのが難しいと分かり、トラバース鎖の怖さを知りました。
来た方角を撮影。これも残念な写真で丁須の頭は丁度隠れてしまって写っていません。もう少し別の場所から撮影したら丁須の頭が見えている写真が撮影できたのに・・・。滑落しかけたという事実に頭いっぱいで景色を楽しむ余裕ゼロでした。
2016年05月28日 11:52撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 11:52
来た方角を撮影。これも残念な写真で丁須の頭は丁度隠れてしまって写っていません。もう少し別の場所から撮影したら丁須の頭が見えている写真が撮影できたのに・・・。滑落しかけたという事実に頭いっぱいで景色を楽しむ余裕ゼロでした。
赤岩トラバース鎖第二弾。グレーチングの足場は途中までしかありません。腐食して脱落したんでしょうね。なんで架け替えてくれないのでしょうかと思いながら越えて行った記憶があります。
2016年05月28日 11:53撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 11:53
赤岩トラバース鎖第二弾。グレーチングの足場は途中までしかありません。腐食して脱落したんでしょうね。なんで架け替えてくれないのでしょうかと思いながら越えて行った記憶があります。
トラバース中の私。これまたA隊長が撮影してくれていました。よくこんな場所今さらながらに通ったと思います。
トラバース中の私。これまたA隊長が撮影してくれていました。よくこんな場所今さらながらに通ったと思います。
赤岩、無事トラバース完了です。『もう、大きなイベントはないから』とA隊長。『そうですか』と私。本来ならホッと胸をなで下ろすところでしょうが、気持ちの切り替えが下手な私、頭がボーっとしています。
2016年05月28日 12:05撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 12:05
赤岩、無事トラバース完了です。『もう、大きなイベントはないから』とA隊長。『そうですか』と私。本来ならホッと胸をなで下ろすところでしょうが、気持ちの切り替えが下手な私、頭がボーっとしています。
赤岩越えたところで浅間山を見ながら昼食となりました。まだチムニー鎖場での出来事が頭をよぎっていたせいか、A隊長から旧中山道が辿っていた尾根の説明を受けたのですが、記憶に残りませんでした。
2016年05月28日 12:05撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 12:05
赤岩越えたところで浅間山を見ながら昼食となりました。まだチムニー鎖場での出来事が頭をよぎっていたせいか、A隊長から旧中山道が辿っていた尾根の説明を受けたのですが、記憶に残りませんでした。
なんとか三方境までたどり着きました。A隊長、本当ならここから谷急山にも挑戦したかったと思うのですが、私の状態から断念。隊長、不甲斐ない隊員で足を引っ張り申し訳ございませんでした。
2016年05月28日 13:03撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 13:03
なんとか三方境までたどり着きました。A隊長、本当ならここから谷急山にも挑戦したかったと思うのですが、私の状態から断念。隊長、不甲斐ない隊員で足を引っ張り申し訳ございませんでした。
三方境から先は、おだやかな下り道でした。そして無事、午前中に入山した地点まで戻って来れました。その後横川駅まで歩きました。
2016年05月28日 14:26撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 14:26
三方境から先は、おだやかな下り道でした。そして無事、午前中に入山した地点まで戻って来れました。その後横川駅まで歩きました。
帰りの電車の車窓から。右寄りに丁須の頭、写っています。
2016年05月28日 16:02撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 16:02
帰りの電車の車窓から。右寄りに丁須の頭、写っています。
車窓からの丁須の頭第二弾、ズーム。所詮i-phoneのカメラだからくっきりとは行きませんね。
2016年05月28日 16:05撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 16:05
車窓からの丁須の頭第二弾、ズーム。所詮i-phoneのカメラだからくっきりとは行きませんね。
磯部駅で途中下車。磯部温泉で汗を流しました。その後高崎で軽く?一杯。A隊長、色々ありましたが充実した休日でした。ありがとうございました。今後も宜しくご指導ください。
2016年05月28日 16:17撮影 by  iPhone 6s, Apple
5/28 16:17
磯部駅で途中下車。磯部温泉で汗を流しました。その後高崎で軽く?一杯。A隊長、色々ありましたが充実した休日でした。ありがとうございました。今後も宜しくご指導ください。
後日記:A隊長から頂いた写真を使っていましたが、サイズが他の写真より小さくなっていたので統一感を出すために再登録。但しオリジナルの写真に折角の拍手がついているのでそちらも保存
後日記:A隊長から頂いた写真を使っていましたが、サイズが他の写真より小さくなっていたので統一感を出すために再登録。但しオリジナルの写真に折角の拍手がついているのでそちらも保存
撮影機器:

装備

個人装備
下着【半袖】 Tシャツ【長袖】 ウインドブレーカー フリース ズボン 靴下 グローブ×2 レインコート 日よけ帽子 ザック 行動食 非常食 飲料 コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPSアプリ 筆記用具 携帯×2 時計 タオル×3 カメラ【携帯】 熊除けの鈴 トイレットペーパー レジャーシート ファーストエイドキット 常備薬 サングラス 着替え
備考 上半身用の着替えは持って行ったが、下半身用の着替えは持っていかず。折角の温泉だったが、少し勿体ない事をしたかなとも思うが、沢山の鎖場が予想されていたので少しでも軽量化をと考えた結果です。

感想

▼A隊長と裏妙義に行ってきました。4月16日に表妙義に挑戦した際、私だけ力不足でパーティーから離脱したことに対し、隊長が挽回のチャンスを下さりました。本当に感謝しております。
▼前回みたいに恐怖心とガス欠に負けるのは嫌です。必ず丁須の頭の肩口までは登ってやると決めていました。
▼籠沢からの沢登りル―トは、非常に快適なルートです。新緑も綺麗でした。鎖も適度に散りばめられており、退屈しません。最後の鎖が少々長かったけど、特別危険とも思いませんでした。一か所やたら狭い岩の割れ目がありましたが、嫌だなあと思ったところはあまりなかったと記憶しております。とても良いコースだと思います。A隊長はタルワキ沢より難易度が高いと言っておりましたが、気合と体調が違うせいか、タルワキ沢よりずっと歩きやすいコースに感じられました。
▼いくつかの鎖を越えて丁須の頭へ。鎖場に遭遇するたびに緊張感が走りますが、思っていたより順調に丁須の頭の基部までたどり着きました。当初の目標通り肩口まで登らないといけないと強く思っておりましたので、肩口まで登れたことにより、達成感と高揚感がこの登山中のピークに達しました。これが次のチムニー20mで滑落しかけた要因になったのだと思います。
▼チムニー20m三連鎖を最初に見た時は、怖いなとは思いましたが、失敗のイメージがなぜか悲観的な私には珍しく湧きませんでした。丁須の頭の肩口まで登ってしまい、すっかり舞い上がってしまっていることによる根拠のない自信のせいでしょう。慎重さがたりなかったのだと思います。
▼一回足を滑らせ滑落しかけました。多分左足が滑ったと記憶している。右足も簡単に足が届く斜面に置いていただけだったから、左足が滑った時に確固たる支点にならなかったと思う。おそらくほんの一瞬だが宙ぶらりんで腕だけで体をささえていたのではないか。足場を慎重に選ぶプロセスが欠けていた。安易に足が届きやすい場所に足を置いてはならない。少々時間がかかってもしっかりとした足場を見つける余裕がなければならない。
▼人間、死ぬかもしれないと思うと、一瞬で鼓動は早くなり、呼吸が荒くなるんですね。恐怖で酸素消費量が激増するということが良くわかりました。
▼恐怖に駆られると壁に正対できなくなり、背を向け始める。そしてより危険な状態になるという悪循環。怖いが故に視界を広く取ろうとする本能がそうさせるとA隊長は言います。そこをぐっと堪えて壁に正対しつつも、次の足の運びを熟考し、安全な一歩を得るために、周辺情報を的確に収集することが技術であり経験なんだなと感じました。
▼なんとか最難関も怪我無く無事に下りることができましたのも、壁に背を向け始めた時にこれはヤバイと感じられるだけの、最小限ではあるが理性は保っていたことと、下からのA隊長の的確な指示があったからこそだと思っています。
▼私は気持ちの切り替えが下手ですね。ずっと引き摺ります。チムニーで滑落しかけたことを頭の中で何回も反芻していたのですが、決して不快な経験をしたという後悔ではなかった。こんな経験は、隊長にここまで連れてきてもらったからこそ出来た経験で非常に得難い経験であったこと、次にもう一度やればもっと上手く出来るだろうか?といったこと、通常生活ではこれ以上怖いことはあまりないだろう、だから会社で怖いものがなくなったな等など、前向きなものだった。
▼只、そんな風に考えごとをして歩いていたし、慎重さが足らなかったことを反省した反動で下り坂や、残りの鎖場で足の運び方に必要以上に慎重になってしまった。只でさえ下りが苦手なのに、ますます遅くなる。A隊長に悪いことをしてしまった。本当なら三方境から谷急山に行きたかったのだと思う。私の歩みがもう少し早かったら・・・。申し訳なかったと思います。
▼鎖のあるトラバースも難しい。壁側の足を抜くのが難しいというか気を遣わないといけないというか面倒くさいというか。足場が狭いところでは尚更そう感じる。トラバース鎖は舐めてはいけない、むしろ難しく、より気をつけないといけないと学びました。
▼今回携行した行動食。
 ●おにぎり2個 出発前AM4:00台自宅で食べる。
 ●甘納豆 1パック15gを6パック。賞味期限近く残っている全部携帯も2つ余る。
 ●ミニ餡パン×4 休憩中と昼食として全部食べる
 ●ナッツ&フィッシュ 1パック6g 今回は消費せず。翌日のおやつとした。
 ●カフェイン入り飴 2粒 小休止中に消費
 ●ブドウ糖タブレット 3g 一錠  消費せず。
 ●ミネラル補給飴 1粒 消費。
 ●大き目の菓子パン1個  消費せず。翌日休日出勤した際の昼飯となった。
 ●ミックスナッツ 1パック18g 1袋 消費せず。翌日のおやつとした。
 ●カロリーメート 16ブロック 内4ブロック消費期限近い。2ブロック消費。
 ●VAAM 1パック 元国民宿舎出発後すぐに使用
 ●ビタミンBコンプレックス2錠 同上
 ●チョコレート 4g×6粒 使用せず。賞味期限2017年2月
 ●エネルギー補給用ゼリー 1パック 使用せず 賞味期限2017年2月
 ●飲料 麦茶650ml×2 ポカリ500ml消費 麦茶650ml 水 500ml 消費せず
 ●復路横川駅にて炭酸飲料を2本 350ml と500mlを購入し消費。
 ●温泉でも風呂上りに350mlの炭酸飲料を購入し消費した。
 ●高崎駅でビールと焼酎4合瓶の3/4くらいを2人で空ける。
今回もガス欠は発生しませんでしたので、カロリー摂取という意味ではまあまあ良かったのではないでしょうか?只、水分の摂り過ぎだったみたいで、真夜中下痢になりましたけど・・・。
▼近くの公園ででも、懸垂トレーニングでもしようかな。反動付けずに10回くらい顎を鉄棒より上に持ち上げられるくらいの筋力と持久力をつければ、それが根拠となり自信となり安定した鎖昇降が出来るのではないかと考えるからです。
▼繰り返しになりますが、本当に良い経験をさせていただきました。A隊長、有難うございました。O登山隊に入れていただいて本当に良かったです。今後も宜しくお願い致します。

【後日記】2019.1.6
題名をお取引先からA隊長に変更しました。

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お疲れ様でした
チムニーですが、下から見ていた感じでは右足は溝にハマった状態でした。溝にスタンスを取ったのが失敗でしたね。下りの急斜面では、山側に正対するのが基本中の基本です。時々、やや急斜面で山側に背を向けて下る方がいますが、足が滑った場合に腕で体をホールド出来ないため極めて危険です。
今度は、両神山の八丁尾根コースに挑戦しましょう。30本以上の鎖場。まさに、鎖祭りです。
by A隊長
2016/6/8 17:36
Re: お疲れ様でした
隊長、ありがとうございました。鎖祭りと名高い両神山ですね。是非行ってみたいと思います。早く仕事落ち着かないかなあ。
2016/6/9 22:13
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