OSJ 奥久慈50km
- GPS
- 12:42
- 距離
- 60.8km
- 登り
- 4,776m
- 下り
- 4,774m
コースタイム
- 山行
- 12:21
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 12:50
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
去年より暑くなくすごしやすい天気。
一部ぬれてはいたが、トレイル全般的に走りやすかった。
自身のコンディションは、
5日前まで短腓骨筋腱付着部炎で
杖をついておりました。
やっと痛みが取れたが、
二週間一切走ることなくレースに望むことに,,,
絶望の前半戦
スタートから500mくらいで、短腓骨筋腱付着部炎再発。
やっぱり治ってなかった〜
止まってストレッチしてたら、早々にビリ。
50kmの参加締め切り人数が600人。
前に600人近くいることになる。
そしてスイッチバックして続く、
長く渋滞を見て、
俺のレースは終わった,,,
そして後ろからオレンジのタンクトップを着た人たちが現れた。
スイーパーだ,,,
そうだ。完走を諦め、ハイキングで行こう。
スイーパーの人たちにも半分くらいの竜神大橋まで行きましょうと励まされる。
気持ちを切り替えハイキングを楽しんでいる中、
踵から走ると痛くないことに気づいた。
走れる!
走れる喜びに歓喜しながら、登り下り関係なく走りぶち抜いてく。
登りで一気に10人抜くこともあった。
踵から着地だと膝にくる可能性が高いが、
どうせ棄てたレース、いけるところまで行こう!
最初のエイドで友人に合流できた。
もう会えないと思っていた,,,
嬉しい
その後もぶち抜き続ける。
竜神大橋に続く最後のロードに到着。
右足はヒールで左足はベアフットで着地するあべこべな走りをしてた為か、360度太ももがツリそうだ。
こんなになったのは、まだトレランと初めて二回目なのに、
丹沢縦走40kmのコースをセッティングされて以来だ。
ロードは筋肉を使わない下りのみ走る。
復活の準備
第二関門竜神大橋通過
6時間40分。
足は死んでるが、
体力は残ってる。
完走出来るかも!
関門からすぐのエイドでフルーツを腹一杯食べ、
東金神社を目指す。
ツル,,,
ツリまくりだ。
東金神社までの長い登りで筋肉が硬直する。
ストレッチしては走ることを繰り返しながら走る。
すると、787番の女性ランナーにツリ止め薬とロキソニンを頂き、次第に走れるように。
お姉さん、ありがとう!
東金神社の後、長い林道のスピードコース。
だが足が終ってしまってるので、回復メインで後半に繋げる作戦。
筋肉ほとんど使わない脱力下りが得意。
平坦と登りは体幹使ってブンブン競歩。
作戦内容は、下りはノンブレーキで一気に走り、平坦と登りは競歩!
競歩で走ってる人とデッドヒートを繰り広げることもありましたw
中盤までは、抜きつ抜かれつで楽しかったが、
林道途中のエイド以降の林道は緩やかな登りと平坦がほとんどで5,6人抜かれました。
気づけば短腓骨筋腱付着部炎の痛みを感じなくなっていた。
林道が終わり、エイドまで一気ぶっ飛ばして下る。
エイドで補給。
次は最後の関門。
完走できるのだろうか。
そんな不安がよぎる辛い区間。
みんな疲弊がわかるくらいにスピードが落ちてる。
ランの登りは足ツルが、山の登りはガシガシ行ける。
そして、みんな道を空けてくれる。
私はぶち抜き続けることしかできない。
余裕なんて誰にもない区間。
前半戦の長蛇の列の次に辛かった。
完全復活へ
最後の関門到着。
聞いてみれば歩いても完走できるそうだ。
安心、安堵、高揚,,,
子供用プールがある。
迷わずプールイン。
気持ちいい、気持ちが昂る。
関門到着の少し手前から手が痺れてくる熱中症の初期症状。
エイドの女性に相談するとジェルを4本頂き、復活!
走っても筋肉痛が耐えられるレベルになっている。
一気にいける!
登りも下りも走れる。
今日一番のぶち抜きラン。
ゴール!
今回抜きに抜きまくったが、結果400人抜き。
こんな筋肉痛は久しぶり。
でも最高!
トレランを始める、今から一年半以前は、
4km で痛みにぶつかり、走るのを諦めてました。
昨年から沢山の種類の怪我に悩まされてきた。
その度に痛みの中、どう走り方を変えたら痛くないか、走れるかを考えて、走りながら克服してきた。
その経験がゴールに結び付いたことは、驚きと感動がありました。
最初自分は思いっきり諦めていたが、
今までの積み重ねた経験が走れるように。
ビックリ!
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