大辻山、ショウガ山(白山)


- GPS
- 32:00
- 距離
- 25.4km
- 登り
- 2,256m
- 下り
- 2,125m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2006年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
残雪期に尾根伝いを歩くルートです。 |
写真
感想
(白山大好き時代のメモを基に記録しました)三村山より白山へ、このルートはから尾添川が手取川に合流する瀬戸野から始まり、三村山、大辻山、ショウガ山、鳴谷山と続きさらに東に鳴谷峠を経て白山釈迦岳につながる大きな尾根である。昨年、尾添川に少し入った瀬女のスキー場から三村山まで往復し雪のあるときであれば縦走できそうな感じであったのでこの時期を選んだ、あまり記録も少ないが昔、わが白山連峰(長崎幸雄氏著、北陸出版社)の著書の中に白山をこよなく愛した登山家の記録を読んだことがある、その印象がずっと心の隅に残っていたんだろうと思う。気力と勢いの続く時に、登ってみたい、そして歩いてみたいことは実現してみよう。白山から派生している尾根でまだ歩いたことがないルートなので、その間にある大辻山、ショーガ山、どれをとってもわくわくする山歩きにな理そうな気がする。気力、体力、天候、歩くことが出来る残雪、運にも恵まれないと歩けない。手取り川ダムの右岸のスキー場に登る林道を除雪のあるところまで送ってもらい尾根に取付く、スキー場はもう閉鎖しているので歩き人もいない。尾根は雪が残っていてリフトの最終点までは順調に進む。三村山の西側を回り込み大辻山に取付く鞍部まで下る、大辻山の登りに入ると雪も固くワカンなしで踏み抜くこともない、展望も開け快調に歩く、天気もいいので迷うこともなさそうだ。大辻山とショーガ山の鞍部でテントにした。深山の森の中ではあるが明るい場所を選んだ、明日の天気を期待して休む。翌日はショウガ山から一六〇九mへの主稜線に入る、ショウガ山の山頂から広い尾根を南西にたどっていて南に尾根を進むが途中で南東に続くピークに間違って入ってしまった。もとに戻り小嵐谷側の一見細い主稜線を下り独標に向かう主稜線に取付く。雪が柔らかく小さい登り下りを繰り返し独標に向かう。ピークは双頭になっていて残雪がクレバスを作っ今にも谷に崩れそうな残り方だったのでココを越えるのに神経を使う、何とか越えると広い斜面にはいる、どこが主稜か見極めるのが難しい、いったん一番高そうなところまで歩きそこから南に樹林の中の残雪に入る。下りながら主稜は細くこれでいいのかなと思いながら鞍部を目指す。こんな小さな鞍部かと思いながら登りに入る、それでも谷に降りない様に進むとうまく鞍部に着き登りに入る事ができた。下りの不安から登りに入るといよいよシゲジ(鳴谷山)の稜線を目指す、鳴谷山から白山は大きく広い、ずいぶん昔11月、白山から下ってきたが白山まで歩いてみるのもきっと楽しいと思う。鳴谷山まで来ると目の前に白山がドーンと広がり圧倒される。昔歩いたルートを思い出しながら西の尾根を下る、鞍部から砂防御前に登りさらに西の青柳山に残雪を伝って下る。白峰のスキー場に出て車で迎えに来てもらう、今日はよく歩いた日だ。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する