記録ID: 894688
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沢登り
丹沢
中川川水系 マスキ嵐沢
2016年06月11日(土) [日帰り]
kamog
その他1人
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 676m
- 下り
- 682m
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■マスキ嵐沢(枡木嵐沢) 丹沢の中でも最近は言わずと知れた初心者沢。 遡行距離もそれ程長くはなく、適度な滝とナメが点在する。 また沢の中の読図にも適している。 上流部には3連続の涸棚があり、特に最後の涸棚10mはクライミングとしては それ程難しくはない直登が楽しめる。 下降は現在は廃道となってしまったが北側に下り西丹沢自然教室に下りる径路、 そして最近は箒沢権現山からマスキ嵐沢と藤嵐沢の界尾根に当たる南尾根を使い 大滝沢林道に下りるルート取りをするパーティも増えてきた。 ただここ2〜3年、後者ルートの踏み跡と点在するテープはちょっと危ない ルート取りになっていて、西側にトラバースする箇所を見落とすと、藤嵐沢 への急な斜面に下りてしまう。 これにより最近、藤嵐沢の上流部に迷い込み滑落して救助要請するケースも 発生しているので、しっかり地図読みできる人でないとリスクも発生すること に充分注意してほしいと思います。 むしろ踏み跡を少し下りてから、西側にトラバースして右手に発生するマスキ 嵐沢の支流を下に見ながら降りる尾根に乗るようにした方が自然だ。 この尾根に乗り少し下れば傾斜も緩み比較的平坦なセクションになる。 地形図を見ればそれは明確。 今回は沢の中での読図、下降尾根における正しい尾根の選択方法を中心に 受講者さんに指導いたしました。 沢登りは楽しい冒険ですが、地図を読めない人たちだけで入ってはいけないし、 ある程度クライミングができないと入ることは厳しいものです。 一般登山道で転んだり滑ったりしてしまう人がいきなりこの遊びをしない方が よいでしょう。 少なくとも南八ケ岳や北アルプスの岩稜尾根ルートは問題なく登ったり下ったり できる人たちの次のステップとして捉えるべきです。 そうなるように一般登山道をしっかり歩いて経験を積んでください。 (これから沢登りを始めたい人への救助隊員としての助言です) |
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