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ハイキング
日光・那須・筑波
黒戸山・高舘山
2006年12月03日(日) [日帰り]
過去天気図(気象庁) | 2006年12月の天気図 |
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コース状況/ 危険箇所等 |
キノコ採りも終わりのんびり静かな休日・・・の筈なのだが、やっぱり家に居るのは苦手である。 「ねぇ、山行かない?」との誘いに「また〜!」と声を上げる隊長。 「また〜!ってほど行ってないでしょ!」と食い下がると 「そうかなぁ・・・?」と考え出す。 「ほらほら、思い出せないくらいにず〜っと前に行ったきりなんですよ〜隊長!」 こんな具合に今回も無理矢理に山に連れ出す副隊長。それでも行き先はちゃんと隊長向けに探してある。自宅から車で20分ほどで登山口。低山でありながら縦走も可能なバリエーション豊かな山、篠井富屋連峰だ。 篠井富屋連峰といえば以前に長男と次女も一緒に登った榛名山、男山、本山もこの連峰の一部である。今回は前回と逆からのコースで黒戸山(412m)から高舘山(477m)へと向かう予定だ。 国道293号から脇道に入り田川を渡ると中徳次郎登山口に上る林道がある。林道を暫く登ると中徳次郎登山口の看板がある。車を置き工事中の林道を2〜3分歩くと杉林の登山道になる。真っ直ぐに伸びる杉の幹が立ち並ぶ中を登って行く。杉の伐採の為かあちらこちらに踏み跡があり登山道が不明。杉の幹に巻かれたビニールテープを目印に進んで行く。はたしてこれが登山道なのかは自信が無い。斜面の中腹まで登った辺りで登山口に数人の姿が現れたのが見えたがこちらに来ないで何処かに消えてしまった。 地図を見れば前方の尾根の一角に黒戸山山頂がある筈。暗い杉林から明るい尾根を見上げて進む。少なくともテープ通りに明確な踏み跡があるのでこれが登山道でなくても心配は無い。尾根まで登って違うなら引き返せばよい。 尾根に上がると紛れも無くこれが登山道と判るしっかりとした踏み跡に続いていた。陽だまりの尾根は気持ちがいい。程無く黒戸山山頂に立つ。山頂と言うより稜線のコブの様な岩があるだけである。山頂表示が無ければ通り過ぎてしまう様なところである。 それでも岩の上に立つと西に視界が開けて篠井の集落を見下ろせる。北西方向には榛名山や本山を眺められる。 黒戸山山頂を後に北に尾根を進むと高舘山方向へと道標が立っている。道標に従い斜面を下って行くと前方から先ほどの登山グループが三々五々と現れた。本当に三々五々といった具合にあちらこちらと色んな方向からバラバラと集まって来る。全部で6人ほど。中には地図とコンパスを眺めながら歩いて来る姿もあった。どう考えても私たちの歩いた道が正規の登山道であるから彼らは道を間違えた様である。 「判りづらいですよね?」と声を掛けられたので「幹にテープがあったのでそれ伝いに歩いて来ましたよ。」と答える。「このまま斜面を上がれば山頂表示がありますから判りますよ。」と先を教えてあげる。「高舘行かれるのですか?」との問いに「はい、道わかりづらいみたいですからお互いに気をつけましょう!」と言って分かれた。 高舘山への道は比較的判りやすかった。それでも途中で道が消えてしまったり、一段下の斜面に道が見えたりと不安定な登山道である。忠実に踏み跡を追いながら切れた所で周囲を見渡せば大体間違えずに登山道をトレース出来る。 雑木林の登山道はこの時期は葉が落ちて明るい道となる。上り下りも大きくなくて明るい陽射しに眠くなる様な歩きである。そんな登山道も高舘山山頂手前で100mほどの急斜面の登りとなる。枯葉が堆積して滑り易い斜面をほとんど真っ直ぐに登るので結構疲れるが全体の一部なのでそんなに辛くは無い。 高舘山山頂は広く平坦な場所だった。その片隅に三等三角点とぽつんと地蔵様が祀られていた。視界は北に開けていて日光の山々が望めるのだが、今日は霞が掛かって展望は良くない。この先飯盛山まで足を伸ばしたいところだが今日は行動が遅かったので次の機会に登る事にする。篠井富屋連峰も飯盛山を残すのみとなった。 |
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