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Yamareco

記録ID: 896180
全員に公開
ハイキング
中国山地東部

兵庫県佐用町&岡山県美作市 郷鴫山〜今春誕生!総検行山

2016年06月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
Machapuchare その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:33
距離
8.4km
登り
543m
下り
529m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:19
休憩
0:09
合計
3:28
8:29
15
スタート地点(おねみ滝谷オートキャンプ村)
8:44
8:44
47
作業道入口
9:31
9:34
54
郷鴫山頂上
10:28
10:30
15
県境ピーク789m
10:45
10:49
29
総検行山頂上
11:18
11:18
39
11:57
ゴール地点(おねみ滝谷オートキャンプ村)
今春、誕生した総検行山初訪問!
歩行距離8.5km、歩行時間3時間20分、歩行数14,100歩
天候 曇り時々霧雨
過去天気図(気象庁) 2016年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
自動車で佐用川沿いに北上し、「おねみ滝谷オートキャンプ村 」(兵庫県佐用郡佐用町奥海920−1)の案内板<写真01>前にある数台分の駐車スペースを利用しました。奥にも利用者用の駐車場があるようです。
 この施設を利用する場合は、利用日の2ヶ月前から大阪市青少年活動協会で電話受け付け(土日をのぞく10時から18時)となっていました。予約者がいないときは閉鎖で管理棟などには立ち入り禁止のようです。
コース状況/
危険箇所等
 総じて、佐用町(兵庫県)側はワイルド、美作市(岡山県)側は整備されています。
 出発点<写真01>から舗装道路を北上し、標高450m地点を越えた辺り<写真03>で、郷鴫(ごうしき)山に向かう作業道が西北西の谷沿いに標高680m地点(作業道終点)まで続きます。ここから黒土の細い踏み跡を辿り、郷鴫山ピークを目指します。途中から防獣ネットの左側を進み、標高775m辺りで踏み跡が南西にどんどん下りそうになったので、西に少しヤブコギしました。
 郷鴫山から北方向に延びている尾根伝いに防獣ネットの右側の踏み跡を辿って進みます。防獣ネットが倒れてきたら、ネットの左側(西側)を進みます。(行き過ぎて引き返し、ネットの下をくぐりました。)途中、道なり(枯れススキ?原方面)に進むと予定ルートを逸れて、最初のピーク789mに行くことになります(実際にその方向に進んで引き返しました)。尾根が大きく二つに分かれるポイントは、北の尾根(左側の樹林帯)を進み、二つ目のピーク789m<写真14>に向かいます。
 県境ピーク789m地点<写真14>から総検行山(そうけんぎょうさん)<写真15>までは県境尾根の兵庫県側(南側)をトラバースします。尾根のトップは倒木が多く歩き難いので、トラバース道の踏み跡を見つけて進むとよいでしょう。たまにあるピンク色のテープが参考になります。アップしている地図を地形図表示で見ると、総検行山の山名が入っています。他の地図にはまだ反映されていません。
 総検行山<写真15>から奥海乢(おねみたわ)<写真24>までは、道がたいへん整備されていて、ファミリーや初心者の方でも容易に山行ができます。地元の有志の方々(愛の村元気プロジェクト実行委員会)が時間をかけて整備されたのでしょう。
 奥海乢からゴール地点までは舗装道路を進みます。佐用川沿いの道で花もたくさん観察でき、心地よい終盤を迎えます。
その他周辺情報  後山に来たら、「愛の村パーク」のベール・ドーで食事をすることがアフター登山の楽しみとなりました。1,080円でビュッフェ形式で、常に地元の旬の野菜を食材とした料理や、固形燃料で茶碗2杯分ずつ炊く釜飯が出てきます。宿泊や温泉施設もあります。
01おねみ滝谷オートキャンプ村(出発点)
この日は人の気配がありませんでした。管理棟やトイレも鍵がかかっており、予約者が利用するときのみ開放されるようです。この写真の向かって右側に数台分の自動車を停められるスペースがあります。
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01おねみ滝谷オートキャンプ村(出発点)
この日は人の気配がありませんでした。管理棟やトイレも鍵がかかっており、予約者が利用するときのみ開放されるようです。この写真の向かって右側に数台分の自動車を停められるスペースがあります。
02キャンプ村管理棟&佐用川
おねみ滝谷オートキャンプ村の管理棟(左側)とその横を流れる佐用川です。人がいないので、流水の音が響き癒されます。川の縁まで下りて動画を撮りました。
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02キャンプ村管理棟&佐用川
おねみ滝谷オートキャンプ村の管理棟(左側)とその横を流れる佐用川です。人がいないので、流水の音が響き癒されます。川の縁まで下りて動画を撮りました。
03佐用川小滝
道路の向かい(西側)に郷鴫山(ごうしきやま)へと延びる作業道の入口があります。佐用川は高度差があるので、断続的に小滝が出てきます。この日は気温が高かったのですが、この川沿いのコースは涼しく感じました。
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03佐用川小滝
道路の向かい(西側)に郷鴫山(ごうしきやま)へと延びる作業道の入口があります。佐用川は高度差があるので、断続的に小滝が出てきます。この日は気温が高かったのですが、この川沿いのコースは涼しく感じました。
04コガクウツギ
時期的にアジサイ科の植物が多数観察できます。その名の通り、葉の形など木の雰囲気がウツギに似ていて、ガクがガクウツギより小さいです。砂利道の南側に沢が流れ、たまに水たまりができかけている所がありました。
04コガクウツギ
時期的にアジサイ科の植物が多数観察できます。その名の通り、葉の形など木の雰囲気がウツギに似ていて、ガクがガクウツギより小さいです。砂利道の南側に沢が流れ、たまに水たまりができかけている所がありました。
05マタタビの葉
花をつけるつるの先端部の葉は、花期に白化し、送粉昆虫を誘引するサインとなっていると考えられています。ネコ科の動物がマタタビ特有の臭気に強い反応を示すことでも有名です。つぼみが多数見られました。
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05マタタビの葉
花をつけるつるの先端部の葉は、花期に白化し、送粉昆虫を誘引するサインとなっていると考えられています。ネコ科の動物がマタタビ特有の臭気に強い反応を示すことでも有名です。つぼみが多数見られました。
06ウツギ
ウツギもアジサイ科でウノハナ(卯の花)、あるいは茎が空洞のためウツギ(空木)とも呼ばれています。旧暦4月を卯月というのは、卯の花が咲く季節からその名がきているようです。今回、何度も見かけましたが、花は傷んでいるものも多く、見頃を過ぎつつありました。作業道の砂利は石に変わり、わずかながら水が流れている所がありました。標高680m辺りで作業道は終わり、滑りやすそうな黒土の細い踏み跡を進みます。
06ウツギ
ウツギもアジサイ科でウノハナ(卯の花)、あるいは茎が空洞のためウツギ(空木)とも呼ばれています。旧暦4月を卯月というのは、卯の花が咲く季節からその名がきているようです。今回、何度も見かけましたが、花は傷んでいるものも多く、見頃を過ぎつつありました。作業道の砂利は石に変わり、わずかながら水が流れている所がありました。標高680m辺りで作業道は終わり、滑りやすそうな黒土の細い踏み跡を進みます。
07ヤマシャクヤク
ヤマシャクヤクが2、3株ありました。これ以外はつぼみで、数個あったので、1週間後くらいまでは花が期待できるかもしれません。
07ヤマシャクヤク
ヤマシャクヤクが2、3株ありました。これ以外はつぼみで、数個あったので、1週間後くらいまでは花が期待できるかもしれません。
08ニホンジカの骨
防獣ネットの左側の踏み跡を歩いていると、道(踏み跡)の真中に転がっていました。さらに、毛と蹄が付いた脚が1本、毛皮の一部もありました。ネットの多さからこの辺りにはシカが多いことが分かります。その反面、人がほとんど通らないので、こうした場所でも安心して?終焉を迎えられるのでしょう。標高775m辺りで踏み跡が南西にどんどん下りそうになったので、西に少しヤブコギしました。
08ニホンジカの骨
防獣ネットの左側の踏み跡を歩いていると、道(踏み跡)の真中に転がっていました。さらに、毛と蹄が付いた脚が1本、毛皮の一部もありました。ネットの多さからこの辺りにはシカが多いことが分かります。その反面、人がほとんど通らないので、こうした場所でも安心して?終焉を迎えられるのでしょう。標高775m辺りで踏み跡が南西にどんどん下りそうになったので、西に少しヤブコギしました。
09郷鴫山頂上&三角点
標高783.7mの郷鴫山(ごうしきやま)頂上と三角点(点名山根)です。今回は視界が悪く展望が効きませんでした。ここから防獣ネットの右側の細い踏み跡を進みました。ネットが倒れた地点で左側(西側)に移動すべきでしたが、そのままヤブに突入しかけ、引き返してネットの下をくぐりました。
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09郷鴫山頂上&三角点
標高783.7mの郷鴫山(ごうしきやま)頂上と三角点(点名山根)です。今回は視界が悪く展望が効きませんでした。ここから防獣ネットの右側の細い踏み跡を進みました。ネットが倒れた地点で左側(西側)に移動すべきでしたが、そのままヤブに突入しかけ、引き返してネットの下をくぐりました。
10ヤマボウシ
この4枚の白い総包片(そうほうへん)を、頭巾をかぶった法師に見立てて名付けられました。中心部の緑色のツブツブ1つ1つが花です。この辺りから雑木林の日陰道が続きました。
10ヤマボウシ
この4枚の白い総包片(そうほうへん)を、頭巾をかぶった法師に見立てて名付けられました。中心部の緑色のツブツブ1つ1つが花です。この辺りから雑木林の日陰道が続きました。
11郷鴫山下山路道標
郷鴫山を登る人の多くが、奥海乢(おねみたわ)からピストン山行をするので、その帰りの途上で迷いやすいポイントには、このような下山路という標識があるのでしょう。途中、樹林帯の外に出て枯れススキ?原を進むとルートを東に逸れて、ピーク789mに行ってしまいました。晴れていれば、岩の上に立つと郷鴫山が見えそうですが、曇天で視界が悪かったので引き返しました。枯れススキ?原は踏み跡のようなものがあっちこっちにあり、ずっと南東方向に下れそうでした。
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11郷鴫山下山路道標
郷鴫山を登る人の多くが、奥海乢(おねみたわ)からピストン山行をするので、その帰りの途上で迷いやすいポイントには、このような下山路という標識があるのでしょう。途中、樹林帯の外に出て枯れススキ?原を進むとルートを東に逸れて、ピーク789mに行ってしまいました。晴れていれば、岩の上に立つと郷鴫山が見えそうですが、曇天で視界が悪かったので引き返しました。枯れススキ?原は踏み跡のようなものがあっちこっちにあり、ずっと南東方向に下れそうでした。
12イワガラミ群生地
不意に樹林帯から開けた所に出ました。この一帯を囲むようにイワガラミに巻き付かれた大木が何本も立っており、イワガラミの柱に囲まれた広場のようでした。ここから動画を撮りました。
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12イワガラミ群生地
不意に樹林帯から開けた所に出ました。この一帯を囲むようにイワガラミに巻き付かれた大木が何本も立っており、イワガラミの柱に囲まれた広場のようでした。ここから動画を撮りました。
13イワガラミズーム
アジサイ科の植物でその名前の通り、幹や枝から気根を出して高木に付着し、絡みながら這い登り、高さ10〜15m程になります。ツルアジサイの装飾花には4枚のガク片があるのに対し、イワガラミには1枚しかありません。ここからまた樹林帯に入りました。
13イワガラミズーム
アジサイ科の植物でその名前の通り、幹や枝から気根を出して高木に付着し、絡みながら這い登り、高さ10〜15m程になります。ツルアジサイの装飾花には4枚のガク片があるのに対し、イワガラミには1枚しかありません。ここからまた樹林帯に入りました。
14県境ピーク789m
ここがちょうど兵庫県と岡山県の県境です。ここから総検行山(そうけんぎょうさん)までは進路方向に向かって右側のトラバースルートを進みます。最初に黄色いビニール紐の左側を進みました。たまに倒木が重なった所がありますが、無理に進まず、周辺を探すと踏み跡があります。ピンク色のテープがあれば、方向が少し違うように思えてもそちらに向かったほうが歩きやすいです。
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14県境ピーク789m
ここがちょうど兵庫県と岡山県の県境です。ここから総検行山(そうけんぎょうさん)までは進路方向に向かって右側のトラバースルートを進みます。最初に黄色いビニール紐の左側を進みました。たまに倒木が重なった所がありますが、無理に進まず、周辺を探すと踏み跡があります。ピンク色のテープがあれば、方向が少し違うように思えてもそちらに向かったほうが歩きやすいです。
15総検行山頂上&三角点
今年の3月に国土地理院より認可された標高823.7mの総検行山(そうけんぎょうさん)の頂上、および三角点です。草木がきれいにカットされて過ごしやすい空間でした。
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15総検行山頂上&三角点
今年の3月に国土地理院より認可された標高823.7mの総検行山(そうけんぎょうさん)の頂上、および三角点です。草木がきれいにカットされて過ごしやすい空間でした。
16総検行山ピーク標
今年3月までは三角点が設置されているだけでしたので、ピーク標にはまだ総検行山の表記はなく、点名の「杉ノ奥」だけが表記されていました。ここからは岡山県美作市の有志により整備された「愛の村ビューライン」で、きれいな道になりました。黒土で一部、滑りやすかったり崩れやすそうな所もありましたが、十分歩きやすく快適でした。
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16総検行山ピーク標
今年3月までは三角点が設置されているだけでしたので、ピーク標にはまだ総検行山の表記はなく、点名の「杉ノ奥」だけが表記されていました。ここからは岡山県美作市の有志により整備された「愛の村ビューライン」で、きれいな道になりました。黒土で一部、滑りやすかったり崩れやすそうな所もありましたが、十分歩きやすく快適でした。
17総検行山展望案内板
総検行山の北東のピークからは美作富士と言われる日名倉山をはじめ、岡山県の標高トップ5のうち4座が見えますが、この日は生憎のガスで日名倉山が辛うじて見えただけでした。
17総検行山展望案内板
総検行山の北東のピークからは美作富士と言われる日名倉山をはじめ、岡山県の標高トップ5のうち4座が見えますが、この日は生憎のガスで日名倉山が辛うじて見えただけでした。
18後山&中谷集落
写真中央奥にドーム型の屋根がある「愛の村パーク」が見えます。この左(西)側が中谷集落で、右(東)側が後山集落です。緑が多く牧歌的な風景です。
18後山&中谷集落
写真中央奥にドーム型の屋根がある「愛の村パーク」が見えます。この左(西)側が中谷集落で、右(東)側が後山集落です。緑が多く牧歌的な風景です。
19エゴノキ
陽樹なので、総検行山尾根のように日当たりのいい所にたくさん生えています。白い清楚な花が枝いっぱいに咲いていました。落花も多かったのですが、白いじゅうたんのようになり、これもまたきれいでした。しばらくすると、少し傾斜のある所にロープが張られていましたが、下りでも使わずにすみました。
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19エゴノキ
陽樹なので、総検行山尾根のように日当たりのいい所にたくさん生えています。白い清楚な花が枝いっぱいに咲いていました。落花も多かったのですが、白いじゅうたんのようになり、これもまたきれいでした。しばらくすると、少し傾斜のある所にロープが張られていましたが、下りでも使わずにすみました。
20ヤマボウシ
日名倉山がぼんやり見える辺りに生えていました。真っ白な総包片(花を包んでいた葉の一種)が遠目にもよく目立ちます。
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20ヤマボウシ
日名倉山がぼんやり見える辺りに生えていました。真っ白な総包片(花を包んでいた葉の一種)が遠目にもよく目立ちます。
21日名倉山ベルピール
ガスが多くクリアには見えませんが、東方面に日名倉山とその中腹(写真上部中央)にある日本最大級のベル「リュバンベール」があるベルピール自然公園が見えました。
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21日名倉山ベルピール
ガスが多くクリアには見えませんが、東方面に日名倉山とその中腹(写真上部中央)にある日本最大級のベル「リュバンベール」があるベルピール自然公園が見えました。
22リョウブ
昔、飢饉に備え若葉を食料にするため、令にて植えさせたためにこの名がついたようですが、地方によってはサルスベリと呼んでいる所もあります。
22リョウブ
昔、飢饉に備え若葉を食料にするため、令にて植えさせたためにこの名がついたようですが、地方によってはサルスベリと呼んでいる所もあります。
23後山集落棚田風景
天気と視界が悪かったので見えにくいのですが、後山の麓には美しい棚田が広範囲に広がっています。これから先も後世に残したい風景です。
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23後山集落棚田風景
天気と視界が悪かったので見えにくいのですが、後山の麓には美しい棚田が広範囲に広がっています。これから先も後世に残したい風景です。
24奥海乢(おねみたわ)
総検行山の登山口でもある岡山県と兵庫県の県境峠の奥海乢(おねみたわ)です。「愛の村ビューライン 総検行コース入口」という標識がありました。
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24奥海乢(おねみたわ)
総検行山の登山口でもある岡山県と兵庫県の県境峠の奥海乢(おねみたわ)です。「愛の村ビューライン 総検行コース入口」という標識がありました。
25スイカズラ
花の色が咲き始めは白色か淡い紅色ですが、咲いているうちに、だんだん黄色に変化していきます。周りの花はすでに黄色でした。
25スイカズラ
花の色が咲き始めは白色か淡い紅色ですが、咲いているうちに、だんだん黄色に変化していきます。周りの花はすでに黄色でした。
26テンナンショウの仲間
花は肉穂花序(にくすいかじょ)といって小さな花が集まって棒状になっており、それを仏炎苞(ぶつえんほう)が包んでいるので、一見花には見えません。高さは50cm程、葉の幅は7cm程もあり、茎葉の数は2でした。今まで見た中ではなかなか大きく立派でした。
26テンナンショウの仲間
花は肉穂花序(にくすいかじょ)といって小さな花が集まって棒状になっており、それを仏炎苞(ぶつえんほう)が包んでいるので、一見花には見えません。高さは50cm程、葉の幅は7cm程もあり、茎葉の数は2でした。今まで見た中ではなかなか大きく立派でした。
27希望峠
この希望峠を東(写真正面奥)に進むと、日名倉山への登山道に繋がります。そのまま舗装道路を南下しました。
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27希望峠
この希望峠を東(写真正面奥)に進むと、日名倉山への登山道に繋がります。そのまま舗装道路を南下しました。
28日名倉ハウス
元々宿泊施設だったのかもしれませんが、現在は閉鎖のようでした。側のトタン板の小屋は廃墟と化していました。
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28日名倉ハウス
元々宿泊施設だったのかもしれませんが、現在は閉鎖のようでした。側のトタン板の小屋は廃墟と化していました。
29佐用川滑滝&小滝
奥海乢からおねみ滝谷オートキャンプ村までの舗装道路沿いに佐用川が流れており、時に支流の水を少し飲んだりして、心地よい山行のフィナーレを迎えることができました。
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29佐用川滑滝&小滝
奥海乢からおねみ滝谷オートキャンプ村までの舗装道路沿いに佐用川が流れており、時に支流の水を少し飲んだりして、心地よい山行のフィナーレを迎えることができました。
30ミヤマカワトンボ♀
日本のカワトンボの中では最大です。その名の通り、渓流沿いでよく見られます。
30ミヤマカワトンボ♀
日本のカワトンボの中では最大です。その名の通り、渓流沿いでよく見られます。
31ミヤマカワトンボ♀
雌は雄ほど翅は濃くなく、薄い褐色に濃い褐色の帯が目立ちます。羽の先端に白い偽縁紋があり、腹部は雄ほど金属光沢は強く出ていません。
31ミヤマカワトンボ♀
雌は雄ほど翅は濃くなく、薄い褐色に濃い褐色の帯が目立ちます。羽の先端に白い偽縁紋があり、腹部は雄ほど金属光沢は強く出ていません。
32ドクダミ
おねみ滝谷オートキャンプ村の一角です。花穂の下に白色で十字形に4枚開いているものが花びらだと思われていますが、これは葉に近い性質をもった苞(ほう)と呼ばれるもので、実際には花弁もがく片もなく、黄色の部分は雄しべの先端のヤクが密集したものです。
32ドクダミ
おねみ滝谷オートキャンプ村の一角です。花穂の下に白色で十字形に4枚開いているものが花びらだと思われていますが、これは葉に近い性質をもった苞(ほう)と呼ばれるもので、実際には花弁もがく片もなく、黄色の部分は雄しべの先端のヤクが密集したものです。
33ヤマボウシ
おねみ滝谷オートキャンプ村の一角で、たくさんの花が咲いているヤマボウシを見つけました。この1本だけでしたが、全体がほぼ真っ白に見えたのでインパクトがありました。
33ヤマボウシ
おねみ滝谷オートキャンプ村の一角で、たくさんの花が咲いているヤマボウシを見つけました。この1本だけでしたが、全体がほぼ真っ白に見えたのでインパクトがありました。
34ゴールは五右衛門風呂
ゴールに着くと五右衛門風呂がありました。両サイドにそれぞれ「ごえもん風呂」「露天風呂」と書いてありましたが、露天ではなく、閉ざされた室内にありました。ドアではなく、側面が開いたのでのぞいてみました。予約していなかったため、残念ながら利用できませんでした。
34ゴールは五右衛門風呂
ゴールに着くと五右衛門風呂がありました。両サイドにそれぞれ「ごえもん風呂」「露天風呂」と書いてありましたが、露天ではなく、閉ざされた室内にありました。ドアではなく、側面が開いたのでのぞいてみました。予約していなかったため、残念ながら利用できませんでした。
35〆のベール・ドーランチ
美作市(旧東粟倉村)のアフター登山の憩いの場と言えば、「愛の村パーク」です。そして、この施設内にあるベール・ドーでたくさんの野菜料理や釜飯などの郷土料理をビュッフェ形式で食べるのが恒例化したような気がします(*_*;
35〆のベール・ドーランチ
美作市(旧東粟倉村)のアフター登山の憩いの場と言えば、「愛の村パーク」です。そして、この施設内にあるベール・ドーでたくさんの野菜料理や釜飯などの郷土料理をビュッフェ形式で食べるのが恒例化したような気がします(*_*;

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下(厚手) 防寒具 軍手 雨具 スパッツ 日よけ帽子とフード 雨用帽子 登山靴(防水加工) 靴ひも予備 サブザック ザックカバー 地形図 コンパス ファスナー付クリアーファイル 筆記用具 携帯 時計(防水) タオル カメラ 飲料水(スポドリ&茶) 水筒(保温) 非常食(栄養補助食品) スマホ(山使用可能) eTrex30(GPSナビゲーター)

感想

 現在、地理院地図(電子地形図)で兵庫県佐用町と岡山県美作市の県境を見ると、今まで見たことのない山「総検行山(そうけんぎょうさん)」が、今春より登場したのがわかります。元々三角点が存在する山で、点名を「杉ノ奥」と言い、標高は823.7mです。山の所在地は兵庫県佐用町奥海となっていますが、岡山県美作市と兵庫県佐用町が国土地理院に申請し、3月に正式に認められました。
 奥海乢(おねみたわ)から総検行山を経て西に延びる県境コースは、岡山県美作市によって「愛の村ビューライン」と名付けられ、愛の村元気プロジェクト実行委員会が中心となり、誰でも気軽に登山ができるように数年前から登山道を整備していったようです。この日は生憎の視界が効かない曇天でしたので、景観を楽しむことは叶いませんでしたが、晴れていれば、景色や植物の観賞が十分楽しめる穴場的なコースです。奥海乢を起点に、この総検行山と日名倉山のWピストンもありかと思います。
 一方、総検行山の南側、郷鴫山(ごうしきやま)を中心とする兵庫県佐用町の山域は、県境ピーク789mから南下するコースが整備されていますが、まだワイルドな状態です。防獣ネットが張り巡らされている所も多く、読図力など、それなりに山行技術が必要です。簡単に行ける所ではありませんが、アジサイ科のイワガラミの群生地<写真12>など、サプライズな発見がいくつかあり、景色も含め特有の自然を楽しむことができます。
 「愛の村ビューライン」と作業道や鉄塔巡視路などを組み合わせ、他にもさまざまなコースが考えられそうで、また機会があれば別ルートにチャレンジしてみたいと思います。


 

 

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