別山

2016年06月18日(土) [日帰り]

• GPS: 10:46
• 距離: 18.2km
• 登り: 1,870m
• 下り: 1,876m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:21
• 休憩: 3:13
• 合計: 10:34

5:09 上小池
6:18 6:27 六本檜
7:11 7:19 剣ヶ岩
8:21 8:44 三ノ峰避難小屋
8:49 8:53 三ノ峰
9:37 9:41 別山平 御手洗池
10:10 11:44 別山
12:03 12:06 別山平 御手洗池
12:44 12:48 三ノ峰
12:53 13:20 三ノ峰避難小屋
14:03 14:05 剣ヶ岩
14:31 14:33 六本檜
15:25 15:38 上小池
15:43 ゴール地点

コースタイムは正しいのですが、非常にハードワークが強いられるコースだと思いました。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

駐車場〜六本檜：
ぬかるみが多く滑り易い。
ゲイターは長めがオススメ。
泥がズボンに沢山つきますが、そもそも何度も転んでお尻も汚れていたかもしれませんね。

六本檜〜別山：
一部崩落ヶ所があり、ザレ場をトラバース。
気をつければ危険ではないが、注意が必要。
虫の大群が太陽目がけて乱舞しておりました。
モスキートネットが有効。無いとかなり困ります。
主にメマトイと言う蝿の様ですが、私は別の何かに3ヶ所も刺されました。手で追い払うと攻撃されたと勘違いされて攻撃されるので、モスキートネットや虫除けを体に塗るのがベストと思われました。
髪の毛に入り込むのも厄介なので帽子も有効。

その他周辺情報

帰途の温泉は鳩ヶ湯温泉を利用。
湯は滑り気のある泉質ですが、温泉に入った時にはあまり感じませんでした。現在改装中で、仮設備で入浴しました。天ぷらソバの舞茸が美味しかったです。

写真

6/17 23:51

前日車中泊。
久々に夜間撮影しましたが、思った様な出来栄えにならず残念。

そう言えば、深夜の登山口への道路で天然オコジョを初めて見ました。貴重な体験でした。凄く可愛かったです。ただし写真はありません。

6/18 5:05

4時位に起床。
ごそごそ準備して、さー出発の一枚。
まだ車は少ない。

6/18 5:08

今回は登山計画書を持参しましたので、
簡易トイレ的な建物の中にある登山ポストへ投函。

6/18 5:11

駐車場近くの大栗の木。

6/18 5:23

余裕があれば刈込池にも行ってみたい。
とりあえずは目的外なので往路では寄らないとの事。
友人主催なので、判断はおまかせ。

6/18 5:26

橋を渡っていきます。

6/18 5:26

前日は雨？と思える程のぬかるみ。
ゲイターは最初の雑木林の段階で即決で装着しましたが、ロングサイズを持参したら良かったと後悔。ゲイター位は大は小を兼ねるのかもしれません。

6/18 5:30

こちらの橋も渡っていきます。
手すりの壊れ具合からして洪水や土砂崩れによるものと思われましたが、凄まじい破壊力を感じますね。

6/18 5:30

橋の下を通る滝。
渇水と言われていますが、結構な水量。

6/18 5:34

登山口前の川。
飲めませんが、ここからほぼ水場がありません。

6/18 5:34

登山口。

6/18 5:34

ここから1：40の登りが始まります。
友人殿の話によると比較的早い段階で稜線に出られ、景観を楽しめるコースとの事で急な登りも期待感からガンバレそう。

6/18 5:38

最初だけのまともな階段。

6/18 5:49

入って直ぐの道標。
400mと言うのは駐車場からでは無く、先ほどの登山口標識から。

6/18 5:49

同地点のベンチ。
まだ登って直ぐなので、スルー。

6/18 6:07

少し高度が上がってきた感がしますが、景観はしっかり望めません。

6/18 6:24

あちらの山の稜線からするとまだ中腹程度。
まだ登りが続きそうです。

6/18 6:34

お花が満開。このお花は道中あちらこちらで見かけましたが、あまり多くなく点在している印象でした。

6/18 6:36

稜線から日差しが差し込んで綺麗。

6/18 6:36

同地点へ登り切ると、ようやく尾根に取り付けた様で、視界が開けてきました。

6/18 6:37

待望の大展望が歩を後押ししてくれます。

6/18 6:37

分岐点、六本檜は非常に分かりやすい道標。
景観も良く好印象。

6/18 6:39

一部崩壊地点。
ザレたトラバースが必要で、落ちると登れなそう。注意！

6/18 6:45

コケモモ

6/18 6:49

別山が見えてきた？
実は違いました。

6/18 6:55

ベンチ

6/18 7:02

道標

6/18 7:02

この時点で別山がどれかよく分からず、目の前の高峰を目指しました。

6/18 7:18

また急登が始まりました。
光芒の先の高点を目指します。
あれが剣ヶ岩と言う様です。

6/18 7:24

剣ヶ岩に到着。
高点はやはり景色が良い。
続々と登山者が登ってきており、人出が多い気がしました。

6/18 7:25

剣ヶ岩にある解説板。
やはり白山と同じ高山植物でしょうか？
ほぼ見る余裕も無く、急登を登り出しました。

6/18 7:26

モミジカラマツ
こちらはよく見かけますね。
繊細な花びらが可愛らしい。

6/18 7:33

尾根ルートがよく分かりました。
このルートでは何度も見返しては写真を撮ってしまいました。ちなみに中央の山が荒島岳と後で調べて分かりました。

6/18 7:36

これからまだあんなに高度を稼がないと行けないのかと言う事をしっかりと見せつけられます。

6/18 7:42

何だか先ほどから虫が多いと感じ始めました。かなり鬱陶しく感じます。
笹やハイマツには蝿が居着く事は実感しているのですが、これは少し多い気がしました。

6/18 7:43

ヨツバシオガマ
紫とピンクが映える曲線美が可憐。

6/18 7:43

ちょっと凄い事になってきましたよ！
虫が乱舞しすぎです。

6/18 7:56

ベンチのある道標
白山が見えて来ました。

6/18 7:56

ベンチからは少し平坦があって、そこからまた登りが厳しくなってきます。

6/18 7:57

この辺りでようやく別山を理解。
中央左のトンガリがそれ。

6/18 8:07

羽虫の乱舞。
生命の猛りを感じる異様な光景。
今までここまでの虫の大群を見たことがあったでしょうか？百万と言っても過言ではない状況。友人殿は特にマスクはしていないのですが大丈夫でしょうか？

6/18 8:09

ズームアップ。
これは凄い。もう密度と表して良い位に濃いです。
彼らは太陽を目指している様に見えます。
これは毎年なのでしょうか？
他の登山者は一様にモスキートネットを顔に被っており、最初から理解していた模様と言う事はこの時期は毎年・・・。

6/18 8:15

だいぶ登ってきました。
太陽に順光だと虫はあまり目立ちません。

6/18 8:20

よく分かりませんが、キンバイ。

6/18 8:25

よ〜やく長い登りの末に三ノ峰に到着。
ここまで連続した長い急登。そして息もできないような羽虫の群れを超えて到着。
かなり疲れました・・・・。

6/18 8:30

三ノ峰の小屋に到着。
羽虫の大群は登り終えた所でかなり居なくなりました。どこへ行ったのでしょうか？
とは言え、鬱陶しい位には居ますが（笑）

6/18 8:31

三ノ峰方面。

6/18 8:32

三ノ峰小屋前のモニュメント

6/18 8:32

三ノ峰の避難小屋
赤い建物で見つけ易いです。
入り口が壁で囲われており、雪深い地方ならではの工夫を感じました。
トイレが中にあるのは冬季仕様の為ですかね？

6/18 8:32

内装。少し虫がブンブンして居ますが、居心地は良好。外の暑さは無く、快適。
友人の話では、トイレが施設内に有り蝿多数で最悪との事。でしたが早朝の為か快適でした。実は体調が悪く苦戦しての登りで辛かったのですが、改善できてハッピー！
珍しくチップの要望が無かったのですが？

6/18 8:50

小屋から別山を確認。
三角形の山体が凛々しい。

6/18 8:52

モニュメント裏にあった看板で撮ってみました。

6/18 8:53

少し小屋で休んでから別山を目指しました。

6/18 8:56

トラノオ

6/18 9:00

三ノ峰山頂

6/18 9:01

計画時から分かっていた下りと登り。
かなり厳しい予感。
左の肩は別山平。

6/18 9:10

先行者多数で人気さを感じました。

6/18 9:34

チングルマ
沢山咲いてました。

6/18 9:44

別山平。まさに高原。
ハイキングを楽しみます。

6/18 9:45

登りを前にのんびり歩きます。

6/18 9:49

御手洗池。
微風の為、うっすら逆別山♪

6/18 9:49

藻でしょうか？
透明度は高いですが、虫が一杯いる事を考えると水場としてはあまり利用したいと思えませんでした。

6/18 9:59

ハクサンイチゲ

6/18 10:01

ウラジロナナカマド

6/18 10:04

稜線ルートより東方面

6/18 10:05

登りが始まりました。

6/18 10:16

少し登ると三ノ峰への稜線が一望できます。
小屋は峰の向こうの様です。

6/18 10:17

登りが多く、ヘトヘト。

6/18 10:22

敢えて撮って貰いましたが、虫対策。
緊急で装備したマスクをしていないと耳に虫が飛び込んできたり、目、口、鼻も狙われます。調べた所、ハエの正体はメマトイと言う蝿だと分かりました。目纏い・・・鬱陶しさが伝わる名前ですね（汗）

6/18 10:24

別山にようやく到着。
なかなかハードワークでした。

6/18 10:25

皆さん、頂上を満喫中の様です。

6/18 10:26

別山頂上到着！

6/18 10:26

東方面

6/18 10:26

白水湖

6/18 10:27

白山もよく見えました。

6/18 10:28

写真を撮るとき位は簡易マスクを取れば良かったかな・・・。
とりあえず山頂にて記念撮影。

6/18 10:28

南方。
今までの道程が見えます。

6/18 10:45

台湾ラーメンのカップ麺で昼食。

6/18 11:00

山頂が徐々に賑わってきました。

6/18 11:07

食べ終わったので、荷物をデポして少し先の御舎利山へ。

6/18 11:09

岩屋を発見。
崩れ気味で中はあまり広くなさそう。

6/18 11:09

室堂などの白山方面への分岐。
御舎利山はチブリ尾根方面の様です。

6/18 11:13

御舎利山山頂に到着。
別山よりも白山を直視できました。
以前南竜ヶ馬場でキャンプした時は別山が凄く綺麗に見えたのを思い出しましたが、南竜ヶ馬場と言う名前が思い出せず（笑）

6/18 11:16

白山が目の前に。
今日登った人はとても良い天気で楽しめたに違いありません。
御舎利山は風が強めで別山と違いハエがほとんど居ませんでした。

6/18 11:24

岩屋に入ってみました。
鳥が入っていたらしく、驚かせてしまいました。
開放感がだいぶありますね。

6/18 11:37

別山に戻ってくると先ほどより霞みが晴れている感じでしたのでもう一枚。

6/18 11:40

白山方面も。

6/18 11:42

自撮り♪

6/18 11:47

太陽を見上げると、羽虫がまだ舞っていました。どこかへ飛んでいくのでしょうか？

6/18 12:35

下山開始。
晴れ渡るなら、それも良しと散々言っておきながら、実際晴れてみると暑さに焼かれて大変な事に。真夏のような梅雨の晴れ間？

6/18 13:02

高山。稜線。
涼風のある景色はどこへ。
ようやく小屋へ戻ってきましたが、なかなか疲れました。小屋で10分ほど休憩しました。

6/18 13:05

小屋から別山・白山方面へはしっかりと靴の泥を払う必要があります。

6/18 13:32

今日散々苦しめられたメマトイ。
岩で待ち構えており、人の往来にあわせて襲来してきます。

6/18 13:35

帰途の下りはしっかりと晴れているので絶景が映えました。

6/18 13:42

まだ長い下りが続きますが、ガスや虫は無く、撮影意欲を掻き立てられます。

6/18 13:46

かなり下ってきましたが、まだまだ長いです。

6/18 13:59

ウズラバハクサンチドリ
鮮やかな紫。

6/18 14:01

これは調べてもよく分かりませんでした。

6/18 14:19

剣ヶ岩からさらに下ってきました。
飲み水を使い切ってしまいました。
ハイドレーションは使いやすい装備ですが、しっかりと残量を確認する必要があると思いました。

6/18 15:29

長い下りを終えてようやく登山口へ到着。
我慢が続いたので登山口の近くの水場へ急行！さすがに飲めませんので、手を冷やして涼みました。ツカレタ〜。
もう刈込池のことはどこかへ消えて・・・。
帰ってきた時の駐車場は予想外に車でいっぱいでした。人気のある山のようですね。

6/18 23:48

今回は足にテーピングをしました。（再現）
毎回登りでかかとが靴擦れするのでその対策です。かなり効果があったので忘れない限りは実施したいと思いました。

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100 SONY

装備

備考

モスキートネットを買います。これからは必携。

感想

fktm_gasu3

前回は私、今回は友人からの誘いで別山へ行って参りました。別山は以前に白山を登山した際に見えていた山で、景色の良い山と言う印象があり、直ぐに承諾しました。

コースタイムからして、朝6：00出発で戻ってこれるのが16：30と100％でこのタイムなら全然余裕だろうと思っていましたが、存外に急登の連続や虫の襲来、真夏の様な暑さ、風が少なかったですし、水を飲みすぎてしまうなど色々な条件が重なって大変な山行となりました。

ただ普段見れない様な光景が見れたり、景色も見られ、何はともあれ無事帰還できたので、誘ってくれた友人に感謝。

帰宅後、食事をしていると左まぶたが凄く腫れていることが判明。左耳は痒かったので腫れているのは自認していましたが、そこもかと言う感じです。他にも痒い所が多数発見でやはり蝿の乱舞のドサクサにまぎれてアブやらブユやらに刺された様です。しっかり対策が必要だと感じました。

虫の乱舞はこちら！

コメント

Dr.Pepper

虫の襲来
こんにちは
昨日は虫の大群大変でしたね。
当方も虫除けネットかぶってましたが
耳と頬をかまれて腫れあがってます

この時期の宿命ですね

fktm_gasu3

Re: 虫の襲来
こんにちは。
本当に大変でしたね。やはり刺されましたか。
少しでも快適に登りたいですね。
お花の季節はどうしても仕方ないんですね。