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Yamareco

記録ID: 905200
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

檜尾岳 〜 From 菅ノ台 To 千畳敷 〜

2016年06月26日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:00
距離
14.3km
登り
2,356m
下り
556m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:54
休憩
0:05
合計
8:59
距離 14.3km 登り 2,356m 下り 560m
5:41
5:42
280
10:22
16
10:38
10:40
72
11:52
11:53
62
12:55
12:56
6
13:02
26
13:28
天候 曇り、稜線はガスに包まれ暴風
過去天気図(気象庁) 2016年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
◇菅ノ台の有料駐車場に自家用車を駐車。
・600円。
◇千畳敷から駐車場まではロープウェイとバスを乗り継いで戻る。
・片道2030円。
コース状況/
危険箇所等
【菅ノ台駐車場→檜尾登山道入口】
◆距離が5kmほどある長い車道歩きです。
【檜尾登山道入口→赤沢ノ頭】
◆九十九折で登山道が付けられているため、急登ではありません。
◆踏み跡は濃くはっきりしています。
【赤沢ノ頭→檜尾岳山頂】
◆若干斜度がきつくなりますが、木の梯子やアルミの梯子が設置されているなど、きちんと整備されている登山道です。
◆「山と高原地図」には「迷」マークが二ヶ所記載してありますが、登りでは迷うような所は見当たりませんでした。基本尾根筋の道なので、下りで使う場合の方が道誤りの可能性が高いと思いますが、踏み跡ははっきりしているので、濃い踏み跡を辿るようにすれば、道誤りの恐れは低くなると思います。
【檜尾岳山頂→極楽平】
◆濁沢大峰への登り返しの途中に、鎖場が二ヶ所あります。手掛かり、足掛かりは十分にあり、花崗岩でグリップも効くので、鎖を使用せず登り下りすることもそれほど難しくはありません。
【極楽平→千畳敷】
◆石畳状の階段が続きますが、凸凹していて、歩きやすくはありません。
その他周辺情報 ☆こまくさの湯で入浴。
・大人610円。
・特に特徴のないお湯です。
菅ノ台の駐車場からスタート。
このときは、じきに晴れてくるだろうと気楽に考えていました。
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菅ノ台の駐車場からスタート。
このときは、じきに晴れてくるだろうと気楽に考えていました。
かなり雨が降ったようで、大田切川は轟音をたて大量の水が滾り落ちていました。
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かなり雨が降ったようで、大田切川は轟音をたて大量の水が滾り落ちていました。
車道のゲート付近。
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車道のゲート付近。
檜尾登山道入口。
かなり分かり易い標識がありました。
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檜尾登山道入口。
かなり分かり易い標識がありました。
登山道入口の階段が急で、地形図を見ても等高線が立て込んでいるので、急登かと思いましたが…。
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登山道入口の階段が急で、地形図を見ても等高線が立て込んでいるので、急登かと思いましたが…。
登山道が九十九折でつけられているため、急登ではありません。
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登山道が九十九折でつけられているため、急登ではありません。
ゴゼンタチバナ。
稜線に出るまで最も目についた花でした。
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ゴゼンタチバナ。
稜線に出るまで最も目についた花でした。
このような標識も所々置いてありました。
登山口からの距離と標高が記載してあるものは、赤沢ノ頭までは登山口から1,000m地点と3,000m地点で見かけました。
赤沢ノ頭から4〜5カ所ほどはありました。
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このような標識も所々置いてありました。
登山口からの距離と標高が記載してあるものは、赤沢ノ頭までは登山口から1,000m地点と3,000m地点で見かけました。
赤沢ノ頭から4〜5カ所ほどはありました。
赤沢ノ頭に到着。
陽が射してきたので、期待したんですが…。
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赤沢ノ頭に到着。
陽が射してきたので、期待したんですが…。
手作りの梯子が何ヶ所かに設置されていました。
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手作りの梯子が何ヶ所かに設置されていました。
空木岳方面を望むとどんより黒い雲が見えました。
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空木岳方面を望むとどんより黒い雲が見えました。
目立った倒木はこれくらい。
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目立った倒木はこれくらい。
アルミの梯子も何ヶ所かに設置されていました。
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アルミの梯子も何ヶ所かに設置されていました。
そこそこ急登な所もあります。
そこそこ急登な所もあります。
バイケイソウ。
花が咲いていたのはこの株くらい。
今年も当たり年ではなさそうです。
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バイケイソウ。
花が咲いていたのはこの株くらい。
今年も当たり年ではなさそうです。
ガスが濃くなってきました。
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ガスが濃くなってきました。
ハクサンチドリ
シナノキンバイ
ようやくハイマツ帯まで登ってきましたが、ガスガスで展望なし。
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ようやくハイマツ帯まで登ってきましたが、ガスガスで展望なし。
コメバツガザクラ
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コメバツガザクラ
檜尾避難小屋下の水場
檜尾避難小屋下の水場
水場の上には雪田が少し残っていましたが、消滅するのは時間の問題。
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水場の上には雪田が少し残っていましたが、消滅するのは時間の問題。
檜尾避難小屋。
最大で10人程宿泊できるかどうかのこじんまりとした避難小屋でした。
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檜尾避難小屋。
最大で10人程宿泊できるかどうかのこじんまりとした避難小屋でした。
アオノツガザクラ
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アオノツガザクラ
ツガザクラ
檜尾岳山頂に到着。
稜線に出ると、強風が吹き荒れていました。
強風により濃いガスが体に吹き付けられ、あっという間にびしょ濡れに。
風の当たらない所まで退避し、レインコートを着用しました。
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檜尾岳山頂に到着。
稜線に出ると、強風が吹き荒れていました。
強風により濃いガスが体に吹き付けられ、あっという間にびしょ濡れに。
風の当たらない所まで退避し、レインコートを着用しました。
ミヤマシオガマ
イワヒゲ
ヒメウスユキソウ。
檜尾岳から(木曽駒方面へ)の下りと、島田娘への登り返しで多く見かけました。
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ヒメウスユキソウ。
檜尾岳から(木曽駒方面へ)の下りと、島田娘への登り返しで多く見かけました。
チョウノスケソウ
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チョウノスケソウ
極楽平。
ガスが薄くなる気配がないので、下山することに。
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極楽平。
ガスが薄くなる気配がないので、下山することに。
千畳敷まで下りてきました。
千畳敷もガスガスで何も見えず…。
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千畳敷まで下りてきました。
千畳敷もガスガスで何も見えず…。

感想

元々、天気予報では、この土日ともに雨予報。
今週は何処にも登りに行けないのかな。トレーニング山行でもいいから、どこかに行きたいなぁ〜。なんて思っていました。
しかし、徐々に日曜日の天気予報が好転してきたようで、直前の天気予報を確認すると、なんと晴れ予報を出している予報もあるではないですか。
せっかく晴れるなら、トレーニング山行ではなく、稜線歩きを楽しみたい。
少し欲を出して、美しい稜線を誇る三ノ沢岳を目指してみることにしました。
千畳敷から三ノ沢岳ピストンでは少し物足りないので、檜尾岳まで自力で登って、中央アルプスの主稜線から三ノ沢岳をこれでもかというくらい眺めてから、三ノ沢岳に登りつめる計画にしました。山行計画も少し欲を出してみました。

結果は惨憺たる有様でした。欲を出したのがことごとく裏目に出てしまいました。

まず、檜尾尾根は、樹林帯の長い登りで、展望があまり効かないため、現在地がつかめず、精神的にかなり堪えるルートでした。
そして、森林限界を突破すると、無情にも、そこにあるのはモノクロの世界。
濃いガスに包まれ、全く展望がありませんでした。
展望が無いだけではなく、強風で湿気をたっぷり含んだガスが吹き付けられ、びしょ濡れとなり、さらに風が吹き付け体温を奪ってゆく。
稜線歩きを楽しむはずが、罰ゲームか苦行のような状況となりました。
檜尾岳から極楽平まで終始濃い雲の中。
天候の回復する兆しすらなかったので、三ノ沢岳は諦め、下山することにしました。

今回の山行はトレーニングにはなったとプラスに考えることにします。

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コメント

ニアミスでしたね
こんばんは〜

私も、この日中央アルプスに登っていました。
檜尾岳から空木岳の稜線歩きの赤線繋ぎか悩んで、木曽駒の福島コースにしました。
う〜ん天気の方は同じく残念な結果に終わり、かなり久々に大外しでした。
usofuyuさんは吹きさらしの稜線歩きだから、とても大変だったでしょう。

雨雲レーダーで伊勢方面から雨雲を運んできていて回復が遅くなるのはわかったのですが、いつものように車中泊をしていて現地入りしていたので時すでに遅しでした。
もっとやりようがあったと、今考えても悔しいですね〜
2016/6/28 0:12
Re: ニアミスでしたね
kitainotoriさん、おはようございます。

kitainotori さんは、福島ルートで木曽駒に登っていたんですね。
確かにニアミスでしたね。

天気の読みは今回は完全に外してしまいました。
展望が得られず、久しぶりに消化不良の山行となってしまいました。

次の週末は晴れてくれるといいんですけどね。
2016/6/28 6:25
私は根性なしでした(^^)
初めまして。
同じ日のほぼ同じ時刻、菅ノ台バスセンターに行き5時のバスに乗って檜尾橋登山口から檜尾岳登るつもりでした。ところが時刻表の注意書き見落としで当日は7時半が始発と知り迷った末、中央アルプス烏帽子岳に計画変更。歩いての距離がわからなかったのですが、この記録参考にさせていただきます。約5kmですね。
2016/6/29 19:48
Re: 私は根性なしでした(^^)
QuincyBowさん、初めまして。

自分も根性なしのヘタレハイカーです

登山口まではアスファルト舗装された道を淡々と歩かされるので、全く楽しくはありません。
バスに乗ってしまう方がおススメです。

この日は、なけなしの根性を振り絞って、檜尾尾根を登り切ったにもかかわらず、ご褒美にはありつけませんでした。
計画変更されて、正解だったと思います。

QuincyBowさんが登られた中央アルプス烏帽子岳は、まだ未踏なんですが、冬の空気の澄んだ日に登って、中央アルプスと南アルプスの絶景を楽しみたいと思っている山です。
そんな素晴らしい山をトレーニングの場としているなんて、羨ましいです。

伊那谷周辺の山にはちょくちょく足を延ばすので、どこかでお会いするかもしれませんね。
今後もよろしくお願いします。
2016/6/29 21:45
プロフィール画像
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