早池峰山(鶏頭山→山頂)
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,488m
- 下り
- 739m
コースタイム
- 山行
- 4:59
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 6:29
天候 | 曇り〜雨 山頂付近強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鶏頭山〜早池峰山縦走路は、このところの雨続きの影響もあるのか、全体の7〜8割程度が水たまりや沼地状態になっている。 東尾根の高桧山〜剣が峰は、高桧山出口付近で森林整備作業のため、6月〜11月通行不可となっています。 |
写真
感想
天気はあまり良くないようだが、あわよくば東尾根までまとめて縦走しようと早朝の岳からスタート。ぱらつく小雨と合羽着ていなかったせいでびしょ濡れになるも、順調なペースで小屋に着く。とりあえず上まで行ってから判断しようと鶏頭山へ。ガスが薄くなってきたように感じて、期待を込めてその先の縦走路に踏み込む。
鶏頭山から先、林間の登山道はあらかた水たまりになっている。長靴で来るべきだったか。倒木や石の上は滑りやすく、えーいと開き直って水中をバシャバシャ、ジャボジャボと歩くが、何度となく足首以上まで浸水し、常に「かっぱり」とっている状態。休憩のたびに靴下を絞る。
岩々した中岳付近から、足下は百花繚乱の様相を呈してくるが、高度上げるにつれて南面から吹き上げる風は強くなる。ゆっくり花々を愛でる余裕もなく、無人の早池峰山頂を後に避難小屋に逃げ込んだ。
小田越から登ってきた方と色々お話して、行動食も食べて、今日は時間に余裕があるなと東尾根縦走に向かおうと出発した矢先、破れた標識が目に入る。
「高桧山で森林整備作業中なので剣が峰から先は通行不可」だって。
山頂に着くまで知らなかった。情報収集の甘さを悔やむが、この天気ではさっさと降りるべきかと小田越に下山にかかる。ところが、普段なら鼻歌交じりで下る小田越登山道が今日の核心部だった。
さえぎるものがない尾根道は強烈な南西風をもろに受け、しゃがみ込まないと飛ばされそうになったりする。雨粒も顔にブチブチと当たって痛いほど。濡れた蛇紋岩や鉄梯子はツルッと滑り危険なこと甚だしい。
こんな日でもさすがに人気の山のハイシーズン、たくさんの人が登ってくるが、指導員の方が七合目あたりで引き返すよう指示を出されている。こちらも慎重に慎重に下り、やっとバス停に到着。
またしても東西まとめての縦走はできなかったが、西尾根も案外と短時間で上ることができたので、次はぜひお天気の日を選んで、長距離歩行に挑戦したい。
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