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Yamareco

記録ID: 90603
全員に公開
山滑走
富士・御坂

残雪の富士山 南斜面バックカントリースキー

2009年05月10日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:55
距離
7.8km
登り
1,359m
下り
1,341m

コースタイム

5:45 新5合目
7:10 6合目
8:05 6.5合目
9:00 7合目
10:03 8合目
11:11 9合目
12:03 9.5合目
13:35 山頂
14:30 滑降開始
15:20 新5合目
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2009年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
富士スカイラインは無料ですが、5月半ばくらいまでは、夜間凍結の為に
朝8時まで通行止めですから、ご注意を。
新5合目駐車場は無料です。
予約できる山小屋
八合目池田館
ファイル
(更新時刻:2010/12/12 19:29)
新5合目での準備
2009年05月10日 21:22撮影 by  FinePix A800 , FUJIFILM
5/10 21:22
新5合目での準備
登山口での記念撮影
2009年05月10日 06:29撮影 by  FinePix A800 , FUJIFILM
5/10 6:29
登山口での記念撮影
6合目手前からアイゼン装着
今回の為に、アルミの12本歯を
新調した。
2009年05月10日 07:25撮影 by  FinePix A800 , FUJIFILM
5/10 7:25
6合目手前からアイゼン装着
今回の為に、アルミの12本歯を
新調した。
6合目
スキーがゲレンデ用だから重いのなんのって。
2009年05月10日 21:22撮影 by  FinePix A800 , FUJIFILM
5/10 21:22
6合目
スキーがゲレンデ用だから重いのなんのって。
快晴の残雪富士
2009年05月10日 09:11撮影 by  FinePix A800 , FUJIFILM
5/10 9:11
快晴の残雪富士
8合目の鳥居
2009年05月10日 10:21撮影 by  FinePix A800 , FUJIFILM
5/10 10:21
8合目の鳥居
かなりの人がバックカントリーを楽しんでいた。
2009年05月10日 10:55撮影 by  FinePix A800 , FUJIFILM
5/10 10:55
かなりの人がバックカントリーを楽しんでいた。
山頂のドームが見えて来た。しかしここからが
大変。
2009年05月10日 12:57撮影 by  FinePix A800 , FUJIFILM
5/10 12:57
山頂のドームが見えて来た。しかしここからが
大変。
なんとかここまで来た。
しかしもうヘトヘト。
2009年05月10日 12:57撮影 by  FinePix A800 , FUJIFILM
5/10 12:57
なんとかここまで来た。
しかしもうヘトヘト。
振り返ると多くの人が。
下界は春真っ盛り。
凄い高度感です。
2009年05月10日 12:58撮影 by  FinePix A800 , FUJIFILM
5/10 12:58
振り返ると多くの人が。
下界は春真っ盛り。
凄い高度感です。
ようやく山頂の鳥居に到着。
5月というのに、まだ鳥居が
こんなに埋まっていた。
2009年05月10日 13:36撮影 by  FinePix A800 , FUJIFILM
5/10 13:36
ようやく山頂の鳥居に到着。
5月というのに、まだ鳥居が
こんなに埋まっていた。
山頂での記念撮影。
感激でした。
2009年05月10日 13:59撮影 by  FinePix A800 , FUJIFILM
5/10 13:59
山頂での記念撮影。
感激でした。
2009年05月10日 13:59撮影 by  FinePix A800 , FUJIFILM
5/10 13:59
山頂にある郵便局もご覧の通り。
2009年05月10日 14:01撮影 by  FinePix A800 , FUJIFILM
5/10 14:01
山頂にある郵便局もご覧の通り。
山小屋もまだ半分埋まっていた。
2009年05月10日 14:01撮影 by  FinePix A800 , FUJIFILM
5/10 14:01
山小屋もまだ半分埋まっていた。
皆さん、雄叫びを上げて滑り出して行く。
2009年05月10日 21:23撮影 by  FinePix A800 , FUJIFILM
5/10 21:23
皆さん、雄叫びを上げて滑り出して行く。
少し滑って振り返る。
こんなゲレンデ見た事ない。
2009年05月10日 14:39撮影 by  FinePix A800 , FUJIFILM
5/10 14:39
少し滑って振り返る。
こんなゲレンデ見た事ない。

感想

今回は、前々からやってみたかった残雪期の富士山の南斜面のバックカントリー
スキーに行って来ました。
天気予報を見てると、週の半ばくらいは雨が降っていたけど、週末は回復するとの
事だったので、準備を進めた。そしたら下界の雨は富士山では雪になっていた。
5月も半ばというのに、真っ白な雪でした。5合目に5時前に着いてみると、もう
かなりの人が準備していた。それにしても最近はバックカントリーブームと言う
けど、5月の富士にこんなに人が来るとは、少しビックリした。
自分も準備をして出発した。6合目手前でみんなアイゼンを装着してたので、自分
も装着して登った。
夏の富士は3回登った事があるが、スキーブーツで登るのは初めてだ。そして降った
ばかりの雪だったので、先行者のトレースを頼りに登った。少しでも横にずれると
膝が埋まるくらいのラッセルになる。しかも春の重たい雪だ。
仕方なくトレースを頼りに登る。夏ならなんて事ない登山道でも、流石に疲れて
来る。天気は快晴だったが、時より突風みたいな風も吹く。残雪期とはいえ気は
抜けない。突風が吹く時は登ってる人は一斉に雪の上に腹ばいになって風をやり
過ごしている。勉強にもなった。
9.5合目で暖かいコーヒーを飲んだ。もうここから引き返して滑ろうかなと思って
た気持ちにカツを入れた。ここまで来たんだから、もうちょっと頑張って山頂に
行けよと言う自分がいた。天気も悪くない。ここで引き返したら後悔すると思い
山頂に向けて歩きだした。下りの楽しいスキーの事だけ考えて登った。
やっと山頂に着いた。本当は剣ヶ峰まで行こうと思っていたが、もう限界だった。
火口を見に行くのがやっとだった。でも凄い感動。達成感も加わり、なんだか笑え
て来た。隣に座ったボードの人と、少し話て遅くならないうちに、下りの準備を
始めた。緩めていたスキーブーツのバックルを締め上げ、気合いを入れた。
スキーは自信があった。しかしせっかくあんなに苦労して登った富士山だから
何度も何度も止まって振り返る。これから滑る方を見れば凄まじい高度感だ。
こんなゲレンデは見た事がない。雪の白と、下界に広がる樹海の緑。駿河湾も
見えていた。雪も悪くなかった。それで人もいない。ここは本当に日本なのかと
思うくらいだ。高度を下げて行くにつれて気温も上昇して来た。汗が吹き出す。
下界はこんなに暑かったのかと思った。
今回は駐車場のある5合目まで何とか雪が残っていたので、板を脱ぐ事なく5合目
まで滑れた。
しかし流石富士山。降りて来たらもう脚がパンパンだった。今度行く時は剣ヶ峰
から火口の中心も往復したいと思った。
いや〜、凄い経験だった。

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