また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 908529
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

片波山(灰屋口〜片波川源流〜片波山西尾根〜井ノ口)

2016年07月02日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:59
距離
21.6km
登り
1,028m
下り
999m

コースタイム

日帰り
山行
7:42
休憩
1:15
合計
8:57
8:50
85
スタート地点
10:15
10:15
65
自然環境保全地域入り口
11:20
11:20
160
東谷林道
14:00
14:15
20
14:35
14:55
15
15:10
15:10
10
P693
15:20
15:37
28
広域林道出合い
16:05
16:05
47
原地中の町
16:52
17:15
32
花背交流の森バス停
17:47
ゴール地点
序盤はGPSのログを取っていなかったので手書きルートと接続、データは手書き部分の時刻がおかしくなっています
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き:JRバス、京北ふるさとバス
四条大宮 (7:02) → (8:11) 周山バスターミナル (8:15) → 灰屋口 (8:47)
帰り:京都バス32系統
小野谷口 (17:57) → 出町柳 (19:23)
コース状況/
危険箇所等
片波西谷林道:問題なし。崩落の情報がありましたが修復されています。谷から山腹へ上がる分岐を行き、林道が尾根を乗り越す地点に観察路の入り口があります
片波川源流部:芦生杉観察路はよく整備されています。事前に府環境部自然環境保全課に連絡の必要あり?東谷林道への下りは急斜面で踏み跡ほとんど無し
東谷林道〜鍋谷峠:峠への登り途中林道工事により通行不可でした
片波山西尾根:登山道なし。藪漕ぎの好きな人以外は入ると後悔します
片波山〜鍋谷峠〜P693:問題なし
林道井ノ口線:予定が狂ったためエスケープに用いましたが、通常ルートには用いない方が良い(麓に立ち入り禁止の看板あり)
周山経由でバスを乗り継いで灰屋口からスタート。京都バスより早く到着、距離も短縮、財布も軽くなるといい事づくめ…あれ?
1
周山経由でバスを乗り継いで灰屋口からスタート。京都バスより早く到着、距離も短縮、財布も軽くなるといい事づくめ…あれ?
来る前は眠たくて行くのが面倒くさかったりするのですが、いざ森の空気を吸うと「やっぱり来てよかった」と思えます
1
来る前は眠たくて行くのが面倒くさかったりするのですが、いざ森の空気を吸うと「やっぱり来てよかった」と思えます
林道ゲートの前の駐車できる広いスペースからの展望。ここから尾根に取り付く踏み跡もありましたがもう少し林道を行きます
2
林道ゲートの前の駐車できる広いスペースからの展望。ここから尾根に取り付く踏み跡もありましたがもう少し林道を行きます
自然観察路の入り口、真新しいゲートが作られています。「立ち入り禁止というわけではない」という情報を頼りに来たのですが、これは限りなく立ち入り禁止に近いかも…今回だけ通らせていただきます
1
自然観察路の入り口、真新しいゲートが作られています。「立ち入り禁止というわけではない」という情報を頼りに来たのですが、これは限りなく立ち入り禁止に近いかも…今回だけ通らせていただきます
こんにちは!
案内板があります
案内板があります
でましたでました
1
でましたでました
次から次へと
密集具合がすごいです
2
密集具合がすごいです
土の踏み固めによって樹勢が衰えてしまうので、歩道を外れないようにしましょう
1
土の踏み固めによって樹勢が衰えてしまうので、歩道を外れないようにしましょう
だいたい尾根に沿って生えているのですが、この谷筋の大木が良いですね。幽玄の趣があります
1
だいたい尾根に沿って生えているのですが、この谷筋の大木が良いですね。幽玄の趣があります
一番大きい、平安杉と呼ばれる台杉です。写真だといまいち大きさが伝わりませんが
1
一番大きい、平安杉と呼ばれる台杉です。写真だといまいち大きさが伝わりませんが
尾根から片波山が見えました。とんがってます。最後の登りに苦労しそう
2
尾根から片波山が見えました。とんがってます。最後の登りに苦労しそう
写真にあげた以外にもたくさんの台杉の巨木が見られました。満足して東谷林道へ降ります
1
写真にあげた以外にもたくさんの台杉の巨木が見られました。満足して東谷林道へ降ります
林道への下りはワラビの藪の中の急斜面でした。観察路以外へ行く気が無いならお薦めできません
林道への下りはワラビの藪の中の急斜面でした。観察路以外へ行く気が無いならお薦めできません
苔とワラビに覆われた林道。森の香りが充満していました
苔とワラビに覆われた林道。森の香りが充満していました
鍋谷峠へは林道ができているんですね…と思いきやまさにその工事中で通れず。さて困った
1
鍋谷峠へは林道ができているんですね…と思いきやまさにその工事中で通れず。さて困った
天気もこんなに良いのでここで帰るのはもったいない…地図を広げて代わりのルートを検討します
1
天気もこんなに良いのでここで帰るのはもったいない…地図を広げて代わりのルートを検討します
隣の谷を詰めるのは…いやな予感がする。R477まで戻って片波山の南尾根を走る送電線の巡視路を探す?遠いなあ。残るは…
1
隣の谷を詰めるのは…いやな予感がする。R477まで戻って片波山の南尾根を走る送電線の巡視路を探す?遠いなあ。残るは…
このあたりの尾根から片波山まで直登!最初は急坂ですがしばらく行けば緩やかになるはず…行けるところまで行ってみます
このあたりの尾根から片波山まで直登!最初は急坂ですがしばらく行けば緩やかになるはず…行けるところまで行ってみます
息を切らしながら登って尾根に乗りました。ここまでは良かったのですがやはり道の無い藪尾根、思うようには進めません
息を切らしながら登って尾根に乗りました。ここまでは良かったのですがやはり道の無い藪尾根、思うようには進めません
大きな杉から少し元気をもらう。作業道なのか、尾根上に薄い踏み跡も見え隠れしています
1
大きな杉から少し元気をもらう。作業道なのか、尾根上に薄い踏み跡も見え隠れしています
鍋谷山が見えました。今日はあそこまで行くのは無理かなあ…疲れたのでこのあたりで昼食
2
鍋谷山が見えました。今日はあそこまで行くのは無理かなあ…疲れたのでこのあたりで昼食
ユズリハの藪。鹿が好まないので下草の乏しい今の北山でも所々で繁っています。ダニが付きやすいと聞いたことがあるので迂回
ユズリハの藪。鹿が好まないので下草の乏しい今の北山でも所々で繁っています。ダニが付きやすいと聞いたことがあるので迂回
藪に辟易していると…こんなところにもあった!先人の足跡にちょっと元気が出てきました
2
藪に辟易していると…こんなところにもあった!先人の足跡にちょっと元気が出てきました
しかし…
何やねんこれもう帰りたいよー
何やねんこれもう帰りたいよー
木の枝をつかんで登る急斜面を終えて最後の稜線…しかしまだ続く試練に乾いた笑いが
木の枝をつかんで登る急斜面を終えて最後の稜線…しかしまだ続く試練に乾いた笑いが
やっと着いた!
杉と雑木林が混じる静かな山頂です。地味ですが辿り着いたときの安堵感は今後忘れられないでしょう
1
杉と雑木林が混じる静かな山頂です。地味ですが辿り着いたときの安堵感は今後忘れられないでしょう
さて帰りはどうしようか…南下して広域林道を下るか、いややっぱり北の鍋谷峠に向かってみよう
さて帰りはどうしようか…南下して広域林道を下るか、いややっぱり北の鍋谷峠に向かってみよう
やっぱり登山道は楽!鍋谷峠へ下る途中西側の展望が開けていました
3
やっぱり登山道は楽!鍋谷峠へ下る途中西側の展望が開けていました
この稜線にも大きな台杉が何本かありました。この写真のは元々一つの株だったのかな?
3
この稜線にも大きな台杉が何本かありました。この写真のは元々一つの株だったのかな?
広域林道と合流する鍋谷峠。ここで問題が…新調した登山靴が合ってない?下りでやたら足首が痛みました。前回の皆子山では靴紐の締めすぎかと思ったのですが今日は緩めでも痛い…困ったなあ
1
広域林道と合流する鍋谷峠。ここで問題が…新調した登山靴が合ってない?下りでやたら足首が痛みました。前回の皆子山では靴紐の締めすぎかと思ったのですが今日は緩めでも痛い…困ったなあ
林道を離れとりあえずP693へ。この時間になってからの登り返しは辛い
1
林道を離れとりあえずP693へ。この時間になってからの登り返しは辛い
再び林道と出合う所でベンチに座って思案。薮漕ぎの疲労困憊は休憩して回復しましたが時間は予定より遅い、何より足が痛いと楽しめないということで林道井ノ口線(写真左のフェンス)へエスケープすることに
1
再び林道と出合う所でベンチに座って思案。薮漕ぎの疲労困憊は休憩して回復しましたが時間は予定より遅い、何より足が痛いと楽しめないということで林道井ノ口線(写真左のフェンス)へエスケープすることに
原地中の町の神社の前に下りて来ました
1
原地中の町の神社の前に下りて来ました
無事の下山を感謝して参拝。山里の寂れた神社好きです
2
無事の下山を感謝して参拝。山里の寂れた神社好きです
民家の傍の普通の台杉。化け物みたいなのばかり見てきたのでとても可愛らしい
1
民家の傍の普通の台杉。化け物みたいなのばかり見てきたのでとても可愛らしい
バスまで1時間余り、平地では足も痛まなかったので小野谷口まで歩きました
1
バスまで1時間余り、平地では足も痛まなかったので小野谷口まで歩きました

感想

天気が本当に良くなるのか分からない予報だったので、もし崩れても楽しめそうな場所ということで片波川源流の伏条台杉群落を見に行きました(天気の心配は杞憂に終わりましたが)。小野村割岳周辺でもたくさん見てきましたが、この場所は群落の密度が凄くて圧倒されました。登山を始めた頃は北山って植林だらけの辛気臭い山というイメージがあったのですがいろんな場所があるんですね。こんなにはまってしまうとは。

当初の計画では、この山域でもう一箇所台杉の群落がある井ノ口山周辺も見に行く予定(鍋谷峠から井ノ口山・鍋谷山、片波山へ戻って南の林道から下山)だったのですが、鍋谷峠への登り道が工事中で通れなかったため変更を余儀なくされました。迂回路として意を決して道の無い藪尾根に突っ込んだのですが、良かったのは初めだけですぐに潅木に阻まれ大変苦労しました。おかげで登山のスキルがマニアックな方向に一つレベルアップした気がします(北山ばっかり登っているとこういう方向になるのは必然?)。

さてこれからの季節、どこを登ろうか思案中です。早春に訪れた山の今の様子も見てみたいのですが、こう暑いとなかなか辛いですね。その前に登山靴の問題を何とかしないと…

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1371人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら