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Yamareco

記録ID: 909880
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ハイキング
九州・沖縄

虚空蔵山【スリッピーなクライムダウン付き】

2016年07月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:47
距離
6.8km
登り
724m
下り
726m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:24
休憩
0:23
合計
3:47
10:33
49
スタート地点
11:22
11:33
66
12:39
12:49
40
13:29
13:31
49
14:20
ゴール地点
天候 曇のち雨
蒸し暑かった。不快指数1000%
過去天気図(気象庁) 2016年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
嬉野市の登山口駐車場にとめました。
コース状況/
危険箇所等
頂上の東端からバリルートを下りましたが、岩が乾いているときに登りで使った方がよさそうです。
嬉野市の不動山登山口駐車場に到着。
雨はひとまず上がりました。
嬉野市の不動山登山口駐車場に到着。
雨はひとまず上がりました。
登り始めはコンクリートで舗装された歩道。
出だしの数十メートルは急傾斜で、よく滑りました。ここが最初の難所。
登り始めはコンクリートで舗装された歩道。
出だしの数十メートルは急傾斜で、よく滑りました。ここが最初の難所。
舗装道はしばらく続きました。
舗装道はしばらく続きました。
ヤブと蜘蛛の巣と倒木に行く手を阻まれます。
この倒木を乗り越えようと手をついたらトゲトゲの木でした。
カラスザンショウ?仕方なくくぐりました。
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ヤブと蜘蛛の巣と倒木に行く手を阻まれます。
この倒木を乗り越えようと手をついたらトゲトゲの木でした。
カラスザンショウ?仕方なくくぐりました。
おお、キクラゲや。
2
おお、キクラゲや。
沢か道かわかりません。
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沢か道かわかりません。
岩屋の写真を撮ったら真っ白なモヤが写りました。
この時はまだ雨も降ってなくて、モヤもなかったのに?
ひょっとして、ゾゾゾー
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岩屋の写真を撮ったら真っ白なモヤが写りました。
この時はまだ雨も降ってなくて、モヤもなかったのに?
ひょっとして、ゾゾゾー
木場登山口からの道と合流
木場登山口からの道と合流
手水鉢の分岐
歩きやすい石段
木場新道分岐
頂上到着。祠が並んでいます。
水筒が供えられています。
3
頂上到着。祠が並んでいます。
水筒が供えられています。
全方向真っ白
気温は25℃。
湿度は100%近いんじゃないだろうか。
風が吹いても汗は乾かず、シャツやズボンがじっとり濡れてくる感じ。
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気温は25℃。
湿度は100%近いんじゃないだろうか。
風が吹いても汗は乾かず、シャツやズボンがじっとり濡れてくる感じ。
方位板。想像力をたくましくしても何も見えない。
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方位板。想像力をたくましくしても何も見えない。
東西に長い頂上の東の端まで行ってみると、下れそうな踏み跡が。行けるところまで下ってみることにする。
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東西に長い頂上の東の端まで行ってみると、下れそうな踏み跡が。行けるところまで下ってみることにする。
かなり傾斜があるが木につかまりながら下れそう。
かなり傾斜があるが木につかまりながら下れそう。
ロープ登場。岩は滑りやすいので慎重に。
ロープ登場。岩は滑りやすいので慎重に。
アブミ登場。
いつから残置してあるのかわからないので不安でしたが、信じて乗りました。
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アブミ登場。
いつから残置してあるのかわからないので不安でしたが、信じて乗りました。
アブミの下部に一面苔の生えた10mほどの垂壁が。下り終わって見上げた写真ですが、左端の凹角と右の壁面にロープがあります。ザイルを持っていたら迷わず懸垂下降したでしょう。
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アブミの下部に一面苔の生えた10mほどの垂壁が。下り終わって見上げた写真ですが、左端の凹角と右の壁面にロープがあります。ザイルを持っていたら迷わず懸垂下降したでしょう。
右側の壁面を途中に伸びている木の根を頼りに太い根っこのところまで下り、根っこ沿いに左斜めに、さらに最後の2mは根っこにぶら下がり下りてきました。
右側の壁面を途中に伸びている木の根を頼りに太い根っこのところまで下り、根っこ沿いに左斜めに、さらに最後の2mは根っこにぶら下がり下りてきました。
アカガシ、スダジイ、モチノキ
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アカガシ、スダジイ、モチノキ
犬の墓の四ツ辻。
まっすぐ向かいます。
犬の墓の四ツ辻。
まっすぐ向かいます。
これが犬の墓?
高見岳への稜線は尾根上の大岩を巻く箇所がいくつかあります。
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高見岳への稜線は尾根上の大岩を巻く箇所がいくつかあります。
林道に出会いました。
林道に出会いました。
高見岳への道。
今にも雨が振りそうなので、高見岳は諦め、林道を引き返します。
高見岳への道。
今にも雨が振りそうなので、高見岳は諦め、林道を引き返します。
岩屋登山口。
トイレあり。きれいに整備されています。
岩屋登山口。
トイレあり。きれいに整備されています。
大雑把な案内図。
悠久の森が整備されているらしい。
大雑把な案内図。
悠久の森が整備されているらしい。
スギの美林の下にはエビネランがたくさん植わってます。
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スギの美林の下にはエビネランがたくさん植わってます。
悠久の泉。
ここでクライムダウンで泥がついたズボンを洗いました。
2
悠久の泉。
ここでクライムダウンで泥がついたズボンを洗いました。
シャクナゲもたくさん植えられています。
シャクナゲもたくさん植えられています。
犬の墓への最後の登り。
犬の墓への最後の登り。
犬墓の四ツ辻再び。
犬墓の四ツ辻再び。
フランダースの犬?じゃないよね。
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フランダースの犬?じゃないよね。
水を衣装ケースにためている岩屋がありました。
水を衣装ケースにためている岩屋がありました。
ここから鳥兜に言ってみます。
ここから鳥兜に言ってみます。
ガスに煙ってます。
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ガスに煙ってます。
滑るので近づくのは諦めます。
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滑るので近づくのは諦めます。
虚空蔵山のピークを振り返ってみますが、相変わらず見えません。
虚空蔵山のピークを振り返ってみますが、相変わらず見えません。
手水鉢まで戻ってきました。
ここらへんから雨脚が強くなりました。
手水鉢まで戻ってきました。
ここらへんから雨脚が強くなりました。
岩屋に避難。
バケツをひっくり返したような雨です。
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岩屋に避難。
バケツをひっくり返したような雨です。
岩屋の中を撮ると白いモヤが。ゾゾゾ―。
ここでカメラとGPSは防水バックに入れてザックの奥へ。
以下写真ありません。
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岩屋の中を撮ると白いモヤが。ゾゾゾ―。
ここでカメラとGPSは防水バックに入れてザックの奥へ。
以下写真ありません。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 非常食 飲料 GPS 常備薬 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

梅雨のまっただ中、長崎県、佐賀県の降水確率は午前中40%、午後20%。
微妙だが、晴れるかもしれない、という淡い期待を持って隣県へプチ遠征してきました。
向かったのは、長崎のマッターホルンこと虚空蔵山。アプローチのいい嬉野市不動山登山口から登ることにしました。
嬉野市街地を抜け、国道34号線から右折すると、いきなり豪雨。ワイパーも効かないほど。温泉に入って帰ろうかな、と思いましたがせっかくなので登山口まで行きました。するといつの間にか雨はやんでいました。
登山口は標高250mもあるのに、気温は30度。体感の湿度は100%。どうせ汗でびしょびしょになる、と思いカッパは着ずに登ることにしました。
しばらくはコンクリート舗装された歩道を歩きます。むかしは茶畑だったのか、給水用のタンクなどが置かれていますが、放置されて年月がたっているらしく、やぶが左右から覆いかぶさり、ときどき倒木が道をふさいだりしています。おまけに蜘蛛の巣がうっとうしく、不快指数MAXです。
歩く距離は短く、あっという間に頂上に着きました。何か物足りない感じ。頂上は案の定ガスの中で眺望は全くなし。風はあるものの、湿度が高く汗が全然引きません。
軽く昼食をとって、東西に長い頂上の東の端に行ってみました。こちらも眺望なし。
頂上の東の端からは、下って行く踏み跡がありました。地図を見るとそんなに立ってわけでもなさそうだし、岩壁のマークも南側にしかついていません。物足りなさも手伝って踏み跡をたどってみることにしました。
踏み跡はだんだん急になり、後ろ向きに木や岩をつかんで下りていくと、ロープが現れ、アブミまで登場しました。岩や木の根は濡れていて滑るので、ロープは古そうですが信じてアブミを使用させてもらいました。
ほっとしたのもつかの間、その下が核心部でした。10m近い岩のクライムダウンです。岩は一面苔むしていて、左右に2本のロープが固定してあります。どちらのラインをとるか迷いましたが、覗き込んでも下部の状況が分からないので、思い切って上から見て左側を下りました。木の根が数十センチおきに岩に張り付いていて、いいスタンスになります。途中で右下へ木の根を伝って移動し、着地しました。このルートは登りに使った方がよさそうです。乾いていればさほど難しくないでしょう。
さらにしばらく下ると鳥兜分岐の近くに出ました。
高見岳へ向かいましたが、今にも雨が降りそうなので下山を急ぐことにしましたが、鳥兜を見て手水鉢のところまで来たときに本降りになりました。
雷鳴も聞こえたので、岩屋でしばらく雨宿り。岩屋の中央にはかまどが作られていて鍋が置かれていました。
雨はやみそうもないので、濡れながら下山して狭い車内で着替えを済ませると、いつの間にか雨はやんでいました。

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コメント

フランは言ったとさ
岩屋の鍋はね・・・
お前を煮て食うためのものじゃ〜。
(注!)日本昔話、或いは三匹の子豚風に読んでもらうと嬉かです。

冗談はさておき、長崎のマッターホルンは面白そうですね。(雨じゃなければ)
頂上からの景色も見た事ないので、何時かまた行きたいです。
2016/7/5 19:22
Re: フランは言ったとさ
子どもに毎晩絵本の読み聞かせをしていますが、岩屋の鍋の話をすると、泣き出すでしょう
虚空蔵山は、歩行距離や高低差があまりないので、わざわざ行くには少し物足りない感じですが、とるルートによっては岩の感触も楽しめそうですね。(雨じゃなければ)
2016/7/6 7:52
プロフィール画像
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