八方尾根・絶景のスノーシューハイキング
naoki99999
その他1人 - GPS
- 06:04
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,368m
- 下り
- 1,367m
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| 天候 | 快晴。無風〜微風。気温0度前後。非常に暖かい。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2010年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）
八方池山荘までには、もうひとつグラートクワッドも乗る必要があるが、当日はまだ運休中のため、30分かけてリフトの下を歩いた(スノーシュー装着)。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
前日に降雪があったため、トレースのないところではスノーシューをつけていても膝まで潜る。つぼ足では、腿ぐらいまで潜ったと思われる深い穴かところどころに開いていた。 天候が良ければ八方池まで危険個所は無し。(今のところ雪庇もなし) ただし、視界不良の場合は尾根が広いため方向を見失いやすく危険な場所となる。 |
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感想
第三駐車場で車中泊。
写真を撮りそこなったが、朝起きて車の外に出てみると一番びっくりしたのは、駐車場からも五竜岳などの峰々がくっきり見えていたこと。
八方尾根や白馬のみそら野自体は昔スキーや旅行で何回も来たことがあるが、季節を問わず山が見えた記憶は全くなかったのだ。
こんなに間近に山が見えるんだ、って言うのが最初の感動。
でも、あまりの天気のよさに急いで準備して出発したおかげで、写真を撮りそこなったのは痛かった。
ゴンドラが動き出すのが8時半ごろと聞いていたので、その時間に合わせて行ってみると、もうだいぶ並んでいた。行列のほとんどはスキーヤーとボーダーだ。
30分ほど並んでゴンドラに乗り、その後リフトを一本乗って下りた場所には、さらに上まで登ろうという人たちがすでに準備を始めていた。
思った以上にBCをやる人が多いのにはびっくり。
最初はトレースもあるし、そのままつぼ足で行こうと思ったが、圧雪された場所から踏み出したとたん、潜る潜る。ひざ上まで潜るところを5〜6歩進んで、こりゃダメだと、戻ってスノーシューを装着した。
初めてのスノーシューでしかもレンタル品。トレースのないところに踏み込んでみると、履いてても膝まで潜る。あれ意外と潜るんだ、というのが正直な感想。それだけふかふかの新雪だったということか。トレースの上をひたすら歩いていたが、途中シールスキーで歩いてきた人たちに抜かされる。スキーで登るのが一番早いとは聞いていたが、なるほどと実感した。登るのも下るのもそっちの方が早いなら、スキーで来るのが正解の場所なわけだ。
この季節にしては異例の暖かさ。登りの最中は暑くて仕方がなかった。
それにしても、白馬三山と五竜鹿島槍は常時見えっぱなし。最高の景色を見ながら純白の世界を登って行くのは最高に気持ちがいい。しかも普通なら強風や寒さに耐えながらになるところだろうが、立ち止まっても寒くならないところが素晴らしい。
八方山ケルンを過ぎて夏場のトイレの小屋が見えるところまで来ると、視線の向かう先に不帰嶮と唐松岳が見えてきた。丸山の穏やかな斜面の向こうに、ギザギザの不帰嶮の岩峰の対比がいい。時々、唐松岳の上に雪煙が上がっているのが見える。ここは微風だが、さすがに上の方は強風が吹いているようだ。
第三ケルンに着いてそこで穏やかな風に吹かれながら昼食のラーメンを作った。目の前に不帰嶮の岩峰を見上げながらのラーメンは最高においしかった。まだ下からスキーヤーやボーダーが登ってくるが、聞いてみると彼らは降りるのは一瞬で終わってしまうそうなので、もっと上まだ行くとのこと。確かに丸山に向けては、雪面の上に点々となって登って行く人が見えている。午後の遅くまで登りに費やせるのは、ものすごく有利な道具だと思う。
ただ、中にはベテランに連れられてきた初心者の人もいて、登ってきた尾根をそのまままた降りていくそうである。それぐらいならば、自分にもできそうだと思った。ただ、冬山装備にずいぶん散財した後なので、スキー板にまでお金が回る状況ではない。来シーズンまでは我慢と自分に言い聞かせた。
昼食後、まだ時間は早いが、初めてのスノーシューで初めての下り。何かトラブルがないとも限らないので戻ることにする。だが、下り始めて慣れてくると、新雪の急斜面を膝まで潜りながら大股で歩いて行くのが実に楽しい!!
富士山の砂走りよりはるかに潜り方が深く、柔らかくて膝にやさしい。なんだかんだ言って、ちょくちょく写真を撮りながら立ち止まりながら来ても、コースタイムより早く下ることができた。
ちょっと早く戻り過ぎたかな、と少し後悔もしたが、最初のスノーシューハイキングでこんなに天気に恵まれただけでも良しとしよう。
とにかく最高の一日だった。
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Tama4500 さん
naoki99999さん、こんばんは。
当日、丸山ケルンの先まで行ってました。
八方池辺りから下っていくスノーシューの踏み跡があったので、naoki99999さんのものだったでしょか。
それにしても最高の天気でしたね
kusmmkさん、こんばんは。
八方池までは降りませんでしたが、第三ケルンから第二ケルンまでの間で、尾根上のトレースを外して新雪の中を直線的に無理やり下ったような跡だったら、きっと私です（笑）
最高でしたね
naoki99999さんこんばんは。
コメントありがとうございました、いい天気でよかったですね☆
実は自分もスノーシューが欲しくて去年から悩んでいてどこかでレンタルして試してみようか迷っていたのですが、八方でスノーシューデビューもいいですね、大変参考になりましたありがとうございます。
スノーシューのレンタルですが、私の場合は八方尾根の駐車場で車中泊の予定で夕方に八王子を出たので、白馬に向かう途中にある豊科のモンベルで借りてから向かいました。
豊科IC降りてすぐそばにあって、夜8時まで開いているので余裕で間に合いました。白馬の麓で借りるには到着が夜遅くなりすぎるし、次の日の朝借りてると登り始めるのが遅くなりますしね。
まあ、白馬山麓のペンションなどに泊れば、貸してくれる宿は沢山ありそうですが。
naoki99999さん こんにちは
スノーシュー楽しそうですね
なによりここの景色が素晴らしい
夏に行ったのですが
その時から冬にいきたいなぁと思っていました
なるほどNNPさんと同じくスノーシュー悩んでいました。
ただ使用頻度が少ないかなぁ、買うのはどうかなぁ
と思っていたので大変参考になりました
モンベルレンタルと言う手があるのですね
一応、モンベル会員なので今度借りたいと思います。
そして急斜面をザクザク膝まで埋もれながら
歩いてみたいと思います
to4さん、こんばんは。
スノーシューでの下りは楽しかったですよ！
登りは足が重たくなるのでそれなりに疲れますが、でもつぼ足で膝上や腿まで潜って歩くよりは全然楽なのでしょうね。
スノーシューは買いたい気もしますが、値段も高いし、どんな時でも常に使えるってものでもないですし、そうやって悩みだすと買えなくなります。
レンタル品もメーカーを選べるといいのですが、モンベルのはアトラスのモレインでした。ラチェットタイプのバインディングは装着がすごく楽でした。
でも、今度はMSRのスノーシューを履いてみたいです（LIGHTNING ASCENTとか）。どこか借りられるところを見つけたら、教えてくださいね。
今年は八方尾根にスキーに行こうと思ってましたが、
お写真拝見してその先までいって見たくなりました。
八ヶ岳赤岳も行きたいし、いろいろ目標が増えてきました。
素敵な景色ありがとうございました。
Tanaさん、こんばんは。
朝一のゴンドラが遅いので、それに乗ってだと唐松岳まで行くのは時間的にきつそうですが、八方山荘に泊って早朝に出れば、唐松岳日帰りもできそうですよ。
もちろん、雪の深さと天候次第ですが。
日も長くなる３月頃の、移動性高気圧に覆われた日なんかに登ってみたいと思っています。
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