八甲田 仙人岱と大岳周辺


- GPS
- 06:13
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 516m
- 下り
- 509m
コースタイム
08:14 駐車場 出発
09:30 地獄湯ノ沢入口
09:57 地獄湯ノ沢一本橋
10:24 仙人岱小屋 到着
休憩・昼食
11:40 3名大岳に向かう・後発隊到着
12:32 八甲田大岳 標高 1400 m 地点にて引き返し(タイムリミット)
12:58 仙人岱小屋 到着
休憩
13:30 仙人岱小屋 出発
14:40 酸ヶ湯駐車場 到着
天候 | 吹雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
下記のルートは先発隊と、一部大岳散歩組のルートです |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストはありませんので、各自それなりの対処をしてください。 夏道は完全に隠れてしまっていますので、通常の目印はありません。 一晩で前日のトレースは簡単に隠れる勢いで雪が積もったりしますので、 経験者と同行したり、地形図持参で迷わないようにしてください。 地獄湯ノ沢の突風は強烈ですので、視界の確保、体の保温など十分注意をしてください。 地獄湯ノ沢の下部は、一部積雪が足りない場所がありますので、沢への踏み抜きに注意してください。 |
写真
感想
今回も事前に会のホームページで山行計画があったのですが、
またしても・・・突然顔を出してしまいました (^^ゞ
言い訳その1
行くと決意したのが前日の夕方だったから
言い訳その2
日の出が遅くて、起きる自信がなかったから (笑)
そんな私でも、集合場所の駐車場に行くと何の気兼ねをすることもなく、
スムーズに「おはようございまーす」と言える雰囲気、もぉー最高です !
さすが決まりが無いのが決まりの山岳会です !!!
と言うか、あまりにも私が馴れ馴れしいという事なのかもしれませんね (爆)
外であれこれ話していると、今は6名だけど今日の参加者は7名との事、
ほっほー、この暴風雪の予報の中、おバカさんが7人かぁ (笑)
と考えながら、分乗して酸ヶ湯を目指し出発しました。
この時期、酸ヶ湯に向かう県道は通行時間に制限があり、雲谷スキー場の先にゲートがあります。
ゲートが開いているのは 7:30 〜 18:00 の間だけです。
ゲートに到着すると、既に3〜4台の車が並んでいました、
おバカさんは他にもいるんだな・・・などと考えながら待つこと5〜6分、
ようやくゲートが開き、各車一斉に雪煙を舞い上げながらスタート !
と言っても、そこそこの吹雪になっていたので、初めから雪が舞いあがってましたがね。
酸ヶ湯に向かう途中にあるスキー場、ホテルなどで数台離脱
酸ヶ湯の駐車場をスルーして通り過ぎる車が一台・・・ホテルの従業員かな ?
結局登山口の駐車場に入ったのは私達だけでした (大笑い)
駐車場に着いてみると、暴風雪の予報とは裏腹に・・・結構穏やか !
結構過激な気象であろうが、止めようか・・・などと口に出さない人達なので、
この程度であれば何の問題もなく、ウキウキと薄笑みを浮かべつつ各自準備開始
確かに暴風雪ではないけど、風雪なのは間違いなし・・・視界は100m切ってるしねぇ
とにかくチャッチャと準備を済ませ、スキー5人、スノーシュー1人で、いざ出発 !
と、思ったところにもう一名到着
すぐ追いつくという事で、そのまま動き出しました。
道路を越えて、登山道方向に入り込む・・・昨夜から降った新雪がスキーを履いていても膝まで !
当然前日のトレースなど残っているはずもなし、
夏道も完全に消えていて、まだ経験が浅い私には、ココはドコ ? 私は誰 ? の世界 (笑)
そんな中を地図を出すこともなく経験の世界でどんどん進んでいく・・・さすがである !
冬はこれが楽しい
好きな所を、好きなように自由に歩き回ることができる
やっぱりいいなぁ〜、木々に着いている雪も綺麗だし・・・などと気持ちよく歩いていたのもつかの間
ひょんな事で、先頭でラッセルする事になってしまった !
最初はそこそこのペースで歩いていたが、少し斜度が付いてくると・・・キッツー。。。
パフパフのパウダーとまではいかないまでも、結構軽めの雪だが膝は確実に隠れるラッセル。。。
へぇーへぇーへぇー。。。思わず足が止まる・・・
すかさず後ろから「どうした ? アッチだよ」と瞬時にちゃかされること数回 (笑)
結局私のラッセルは30分と持たなかったようです (^^ゞ
そんな私の先頭ラッセルも何故か2回目の時である、必死に頑張って進んでいると後ろから
「○○さーん、休憩だよー」の声が聞こえた、
ピタッと止まってみたものの、赤テープを目印に意気込んで坂を少し下ったところ
登りかえして戻る気にもなれず、単独で少し離れて休憩することにした。
なんかいきなり風当りがいいな・・・と思い、周りを見ると・・・
沢に下りかかっている、ん ? ひょっとして・・・地獄湯ノ沢 ?!
だから風当りがいいし、みんなはその直前で休憩していたんだ・・・
経験の浅さがここでも出てしまった。。。
沢への斜面の途中で一人風に吹かれて休憩・・・さみしい (爆)
この場所は頭に叩き込んでおこう ! と強く思った場所でした (大笑い)
休憩が終わり、いよいよ地獄湯ノ沢を登っていきます。
さすがに風が集中してドンドン威力を増していく !
よく見ると、まだ一部雪が薄くて沢に踏み抜くような場所がある
先輩方から的確な指示をしてもらいながら、なんとかかんとか登っていった。
正直に言って私単独ならば、踏み抜いていたかもしれない・・・良い勉強になりました。
沢をどんどん進むにつれて、風の勢いが更に増していく
雪もクラストしてガキガキ
視界も超激悪で足元の段差もハッキリと判断しずらい。。。
キター、八甲田の威力発揮ぃー ! ・・・まだ序の口だろうけど
と言う感じで、なんとかかんとか地獄湯ノ沢を突破した。
登り傾斜が落ち着いたところに、仙人岱小屋への分岐点を示すポールが立っているのが見えた。
ここまでくれば小屋はすぐそこ、自然とみんなの足が速くなっていった。
小屋が見えた、吹雪に吹かれて真っ白になっているが唯一のオアシスです。
そそくさとスキーを脱いで小屋の中に逃げ込んだ。
吹雪から解放されて、みんな口々に「暖かいね〜」と言っていたが・・・
温度計は - 8 ℃ (大笑い)
でも、本当に暖かく感じたんです・・・実際に暖かかったんです !
小屋で休憩と昼食を済ませ、有志で大岳方面に散歩に出ることになった。
天候などを考慮して、1時までには戻ってくることが条件になったが、それも当然の判断だと思った。
小屋を出て水場を過ぎたあたりで、一気に視界が悪くなった、
うわー見えないなぁ。。。と思っていた所に突然の突風に襲われて・・・
三人そろって仲良くグラつき、前後の二人がバタバタと倒れてしまった !
私は一番後ろで倒れたのだが、実に愉快な光景を見て、ただただ笑うしかなかった (大笑い)
そこからは -12〜3℃の吹雪の中をウロウロ歩き、メガネを凍らせ、まつ毛を凍らせ
標高1400m地点でタイムアウト
楽しい吹雪の中のお散歩でした !
今回は数日前からようやく本格的に雪が降り出したため、樹氷は出来上がっていませんでしたが
次は、モンスターとなった立派な樹氷を、是非見に行きたいと思います。
いつになるだろう ? (笑)
個人の記録です
65登目
2010年42登目
八甲田大岳7登目
やだ!
しゅんちゃんのアウター。私とおんなじ
嫌!イヤ!イヤ〜ン!
絶対着ない!
ほんとに お揃い でしたね
それも・・・上下で
絶対着ない!とか言ってても、ちゃっかり着て来たし
オーバーグローブは赤にするのはやめようと思います
下界は大雪で除雪におおわらわというニュースが流れている最中でしたが…楽しそうですね〜(笑)
白いマスカラがステキ!
そんなニュースが流れているとは全くもって知らず
おバカさん達がゾロゾロ集まってきましたよ
あのマスカラはドンドン成長していって雪が積もるんです
そうなると完璧な白だったんでしょうが・・・
なんせ自分では見えないんですよね
凍っていると知らずに、目をこすったんですが
氷がゴロゴロして大変でしたよ
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