3連休東北遠征その3 厳美渓散策 栗駒山は濃霧と雨で断念
- GPS
- --:--
- 距離
- 2.4km
- 登り
- 10m
- 下り
- 10m
コースタイム
- 山行
- 0:42
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:42
天候 | 晴れ 栗駒山登山口である須川温泉は濃霧・雨、木道と岩の道は滑りやすいと考え、眺望もなさそうで「登っても面白くなさそう」と断念した。 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
前の記録は次のとおりである。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-919373.html
(3連休東北遠征その2 雨の日は弘前を歩こう (弘前駅→弘前公園→弘前駅))
前日、青森県で八甲田山か岩木山を考えたが雨のため断念し、弘前街歩きを行った、せめて最終日は名山に登ってから一気に神奈川まで運転して帰りたいと思いいろいろ考えた末、栗駒山を選択した。
栗駒山は、いわかがみ平(宮城県栗原市)や須川温泉(岩手県一関市)から出ている登山道がコースタイムが緩い、累積標高差500m台でいずれも4時間以内には山行を終えてしまう。ここに登ってから神奈川まで高速をひた走りしようと考えた。
昨年は最終日は早池峰に登り、花巻ICを13時ごろ出て自宅に22時台にたどり着いた、つまり距離・時間帯・渋滞を鑑み、栗駒山であればそんなに遅くならずに済むと考えたのである。
なお、高山植物や火山風景を見たいのであれば須川温泉、秋の紅葉であればいわかがみ平がよいそうだ。
しかし、18日朝、道の駅は曇りで須川温泉に向けて車を走らせるとフロントガラスに水滴がつくようになる、須川温泉に着くともう霧雨である。そんな中登山を決行する人もいたが私は考える、須川温泉からの登山道は木道と岩歩きである、これらは滑る。また、活火山であり硫黄の香りもしている、それであれば眺望がほしい。高山植物、眺望、火山風景のうち満足できるのは高山植物のみである、2時間ほど駐車場で粘りとうとう車を走らせた・・・今回は運がなかった、縁がなかった、またきっと栗駒山に来ることもあるだろうと思った。
で、どこかに寄ってから神奈川に向けて帰ろうと思い、昨日就寝した道の駅「厳美渓」について、車で走りながら考える。「とりあえず散策してみよう。」と思ったのだ、過去にこの道の駅で夜を明かしたのは5回以上はある。この道の駅は古く、今のように国道4号に道の駅があまりなかったのだ、旅でこの辺りに来るとここを考えなければならなかったのである。しかし、景勝・天然記念物「厳美渓」は見たことがなかった。これは見ないととも思った。
厳美渓は栗駒山の噴火によって堆積したデイサイト質凝灰岩が、磐井川の水流によって浸食され、形成されたものである。特に、川底の甌穴は、小さい意志が穴の中に入って動き回ることで浸食されできたもので有名である。古くから景勝地として親しまれており、一帯を治めた伊達政宗もこの地を賛美している。明治天皇が東北巡幸の際に立ち寄っているほか、近代の文人、幸田露伴もこの厳美渓を訪れ、紀行文を記している。
歩いてみると、やはり絶景であり渓谷美と岩の美しさである。そして植物やトンボの美しさ、これぞ日本の夏という感じである。わずかながらの時間であったが堪能した、かなり暑く急ぎ足で回ったがこの地を一応満足してみることができた。そのうち来るだろうと何度も来る機会があったところに、栗駒山の天候不順から来ることができた、これはこれでよかったのかもしれない、と思い車を走らせる。
もう少し時間がある、9月以降に写真を使いたい低山に行こうと思い南下した。
次の記録である。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-920441.html
(3連休東北遠征その4 日和山(仙台市宮城野区) 3000mm級の日本一)
コメント
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aideieiさん、こん○×は(^o^)/
3日目もではおあずけだったんですね…
35kmといえば、結構離れているので天気が違う場合もありますよね。
たまにはノンビリと渓流散策もいいということで
「かっこうだんご」 某番組の桜前線捕獲大作戦を思い出されたのでは
mamepapa
mamepapaさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
厳美渓、散策するのには面白い所だと思います。ここのみ渓谷になってその前後は普通の河川、そういうわけでここが天然記念物となったのでしょう。
何度も道の駅には出向いていたのですが、道の駅の名前の由来となった景勝・天然記念物に来たことはなかったわけです。そういう意味では、来てよかったかと思います。
また、ハグロトンボやアオヤンマなどのトンボに出会いました。ああ、これぞ日本の夏・・・と思いました。いい時間をすごしたと思いました。
aideieiでした。
aiさん
こんばんは
33はネジバナ、34はゲンノショウコです
吊橋怖そう、私は渡れないかも
hamburg
HBさん、コメントありがとうございます。後で直しておきます。
吊り橋は手すりもありますので揺れても捕まっていられますので大丈夫ですよ。
なかなかここを狙っていくことはないと思いますが、もしここを訪れるようなことがありましたら渡ってみてやってください。
aideieiでした。
今回のように「XX山・岳」に登れない代案として・・・とは、拙者にもよくあることです。
東北の山旅を検討する時に必ず「厳美渓」の名前は目にするぐらい、有名な観光地ですよね
・・・とは言いながら、拙者、いつも迂回してしまい、まだ訪れたことはないのです。
一ノ関には3度宿泊しているのですが。。。
やはり切り立った岩場と川床に魅力あり なんですね。
隊長
半袖隊長、こんにちは。コメントありがとうございます。
景勝・天然記念物は、やはりはずれはないですね。ここにも大きな物語があり、溶岩と水の営みがあり、それを発見した人たちの営みがあり、そういうものを文章にしたいと思っています。
自分でそこを訪れ、目で見て耳で聞き脳みそで考える、そんな自分自身の営みがあれば、場所は山でなくても楽しい気分で回ることができます。
雨で行けなければ、自分で面白く歩けばいい、そう思うようにしています。
ここは、東北旅行の時にぜひ一度訪れてみてください。と人にお勧めできる場所でした。今度は栗駒山に登ってその後ここを訪れ「かっこうだんご」を食べたいところです。
aideieiでした。
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