栗駒山 山への想いが試される

2016年07月18日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 8.1km
• 登り: 540m
• 下り: 520m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:20
• 休憩: 0:50
• 合計: 4:10

6:30 栗駒山登山口(須川温泉)
6:45 6:45 名残ヶ原
7:00 7:00 苔花台分岐
7:10 7:10 地獄谷
7:20 7:45 昭和湖
8:15 8:20 天狗平
8:40 8:50 栗駒山
9:30 9:30 産沼分岐
9:30 9:40 産沼
10:05 10:05 三途の川
10:25 10:25 苔花台分岐
10:30 10:30 名残ヶ原
10:40 10:40 栗駒山登山口(須川温泉)
10:40 ゴール地点

天候

■7/18
曇りときどき雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■行き
車で須川湖駐車場へ
須川湖駐車場で車中泊のち、須川高原の野営場駐車場へ

登山口：須川高原(須川野営場駐車場)
下山口：須川高原(須川野営場駐車場)

■帰り
車で須川野営場駐車場から帰宅

コース状況／危険箇所等

■登山道
登山道は、全体的によく整備されています。
栗駒山〜産沼〜産沼分岐　間は藪がちな場所があります。

その他周辺情報

■日帰り温泉
祭畤温泉かみくら

■目にした花
ハクサンチドリ
オノエラン
オトギリソウ
キンコウカ
シャクナゲ
ミヤマセンキュウ
アカモノ
ノリウツギ
フジバカマ
イワイチョウ
ゴゼンタチバナ
サラサドウダン
ベニバナサラサドウダン

写真

7/17 19:32

前日、象潟(きさかた)で冷やし担々麺を食す。
このあと、由利高原を抜けて栗駒高原へ移動。

7/17 23:06

須川湖畔で車中泊。
須川野営場駐車場のほうが登山口に近いですが、須川湖の駐車場のほうがトイレが綺麗なので、こちらを選択。
夜は晴れていたのですが・・・

7/18 5:11

朝起きたら・・・
うーん、微妙。
3年前に栗駒チャレンジしたときも悪天候でした。この山とは愛称が悪いようですorz

7/18 6:28

須川野営場に移動してきました。
天気も回復しそうにないので、予定より30分遅れながら、出発です。

7/18 6:31

温泉が流れてる

7/18 6:36

フジバカマ

7/18 6:36

あれ？
オンタデかと思ったけど写真確認すると違うな。なんだろ。

7/18 6:36

ノリウツギかな？

7/18 6:45

名残ヶ原に到着。
視界悪し。

7/18 6:46

名残ヶ原といえば、キンコウカです！
今回も見事に咲いてました。

7/18 6:46

キンコウカがいっぱいだ。
湿原を黄色に染める。

7/18 6:46

キンコウカの花。

7/18 6:48

霧のなかに続く道。
名残ヶ原はそんなに大きくないんですが、これだけ視界が悪いと、まるで尾瀬や釧路であるかのような広さがありそう。

7/18 6:48

そして、定番のモウセンゴケです。

7/18 6:49

イワイチョウかな。

7/18 6:50

誰もいないな

7/18 6:52

モウセンゴケをズーム

7/18 6:58

産沼との分岐点。
帰りは産沼のほうから下りてきます。

7/18 7:00

これなんだっけ。

7/18 7:05

谷を渡る

7/18 7:07

地獄谷。
硫黄の臭いが強いので、サクッと通過。

7/18 7:18

昭和湖に到着です。
なんも見えぬ！

7/18 7:19

3年前と同じ展開に・・・
というか、3年前よりもっと視界悪い。

7/18 7:25

正直、このまま晴れなさそうですし、ここで引き返すことも考えましたが、「2回同じところで引き返したくないな」と意地になり、進むことにしました。
リスク管理としては良くない。

7/18 7:47

ここからは覚悟を決めて、デジカメをしまって行きます。写真はスマホで撮影。完全防水来たこれ。

7/18 7:49

シラネセンキュウかな

7/18 7:51

シャクナゲ

7/18 7:54

イワカガミ発見。
スマホのカメラだとズームに限界が・・・orz

7/18 7:55

ハクサンチドリはっけん。
なかなかお目にかかれない花です。記憶が定かなら、たしか人生で2回目。

7/18 7:55

せっかくのハクサンチドリなので、デジカメ出そうかなと思ったが、覚悟が揺らぎそうなので我慢です。

7/18 7:56

オノエランも発見。これは人生初です。
デジカメが無いときに限ってこれだ。

7/18 7:59

池もあり。

7/18 8:22

名前調査中です・・・　
どこかで見たことある気がするけど

7/18 8:22

天狗平　
ここまでくると風が強くなってきます。山頂まであと少し！！

7/18 8:22

バイケイソウの花が咲いてます。

7/18 8:50

栗駒山頂上に到着。　
あはははは、なんにも見えませんわ(T_T)

7/18 8:51

山頂にも、終わりかけですがハクサンチドリ。

7/18 8:52

帰りは産沼を目指します。　
この道がかなり藪が濃く、雨なので2倍苦労します。

7/18 9:06

アザミの仲間。

7/18 9:07

シャクナゲが

7/18 9:12

いっぱいだ

7/18 9:18

ゴゼンタチバナ

7/18 9:31

産沼に到着。　
小さい沼なのですが、それでも濃い霧のため、奥まで良く見えません。　
ぐぬぬぬ・・・・

7/18 9:36

サラサドウダンと産沼

7/18 9:36

カエルの鳴き声が響く、小さな沼です

7/18 9:38

小さな沼でも水はかなり綺麗

7/18 9:38

霧は晴れなさそうですね

7/18 9:41

名残惜しいですが、先に進みます。

7/18 9:53

またまたバイケイソウ。

7/18 10:01

「俺はなにをやっているんだ・・・」
この辺ではかなり醒めてました。

7/18 10:04

川を渡ります。慎重にね。

7/18 10:05

おいおい、案内が「二途の川」になってるぞ。
そういえば天城の万三郎岳でも同じようなことがあったような。

7/18 10:05

渡ったあとで振り返る。
三途の川と言うにはちょっと爽やか過ぎるかな。

7/18 10:18

また湿原がありました。
名残ヶ原よりもキンコウカが密生してるような。

7/18 10:23

産沼分岐に戻ってきました。
なんでもいいから早く下山したい！

7/18 10:27

名残ヶ原をサクッと通過。

7/18 10:30

ナナカマドって、早くから赤くなりますよね。

7/18 10:37

今回もスマートアウトドアウォッチにはお世話になりました。
たまにbluetooth接続が切れたけど・・・

7/18 10:38

ひ、退かぬ！媚びぬ省みぬ！
登山道が沼になっていようが、私に逃走はないのだ。(というか、今が逃走中？)

7/18 10:43

無事駐車場に戻ってきました。
コーラ成分を補給。

7/18 12:01

帰りに祭畤大橋を通るので

7/18 12:02

有名なコレ、旧祭畤大橋の崩落現場を見てきました。

撮影機器：

α NEX-5T SONY

Xperia Z4 SoftBank SONY

装備

個人装備

ヘッドランプ(1) 予備電池(1) 1/25000地形図 ガイド地図(1) コンパス(1) 笛(1) 熊鈴(1) 筆記具(1) 保険証(1) 飲料(1) ティッシュ(1) トイレットペーパー(1) ウェットティッシュ(1) フェイスペーパー(1) 日焼け止め(1) バンドエイド(1) タオル(1) 携帯電話(1) 計画書(2) 雨具(1) 防寒着(1) ストック(1) 水筒(1) 時計(1) カメラ(1) ズームレンズ(1) カメラメンテナンスキット(1) 予備カメラ電池(1) 予備SDカード(1) 非常食(1) アンダーウェア(2) 靴下(2) 帽子(1) サングラス(1) マスク(2) スパッツ(1) ザックカバー(1) おふろセット(1)

感想

hirokaz

当たり前のことですが

山では常に好天に恵まれているわけではなく、悪天候も多々あります。

そして、連休だったり遠出したときに悪天候なことも当然あります。

同じ山で何度も同じ目に遭うことも・・・



さて、本題。
海の日を含む、7月の3連休東北遠征は、

当初プランの焼石岳→途中で寝てしまい、間に合わずにあきらめる
初日の浄土平仙水沼→藪濃すぎて敗退
2日目の秋田駒ヶ岳→大雨でそもそも登らず

散々無惨な結果となっておりました。


最終日、せめて1つでも成果が欲しいと、麓の天気予報は悪くなさそうな栗駒山に狙いを定めます。
4時間で登って降りれる山ですし、3年前の経験も生きると思ったのです。

3年前の記録↓
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-331922.html

しかし、結局天気は、3年前と同じような雨。
途中、昭和湖で心が折れ掛けるも、「2回連続で同じ場所で敗退するわけにはいかない。4時間で登って下りれる山だから遭難の危険性はほとんどないし、ここはたとえ晴れなくても進もう」と思い、雨のなかを山頂まで進みました。


結局、最後まで晴れることはなく、
おまけに帰りにつかった産沼コースはより藪が深く、なかなか苦労する道でした・・・


好きで山に登っているわけなんですけれども
今回のように、かけた苦労の割に成果に乏しいときは、たまーに「醒める」ことがあります。
今回の帰り道も、まさに醒めた状態になってました。

なんで俺はこんなことをしているんだろう・・・


山に登るからには、そういうリスクは常にあるわけで
そういうのも受け入れてこそ山登りが楽しめると思う。

こんなふうに醒めているうちは、まだまだ山への想いが足りないと言わざるをえないですね。


――EXPLORING RECORD――――――>>
ヤマレコ　105記録
3000m峰　6/21
日本百高峰　18/100
日本百名山　33/100
日本二百名山　43/200（+1 栗駒山）
日本三百名山　54/300
一等三角点百名山　16/100（+1 栗駒山）
都道府県最高峰　7/47
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コメント

matusan

栗駒山はついていないようですね
この時期の東北の山は、天気次第で素晴らしい景色と花々が出迎えてくれるのですが、秋田駒ケ岳も栗駒山もツキに見放されたようでしたね。
お疲れ様でした。
ところで、19の花は、マルバシモツケソウではないでしょうか？
また、33の花は、ミソガワソウではないでしょうか？
雨でも、花は登山者を慰めてくれますよね!
次の山行報告を楽しみにしております。

hirokaz

Re: 栗駒山はついていないようですね
matusanさんいつもありがとうございます！

栗駒山は、なんというか、相性が悪いというか・・・
また今度に期待します。

＞１９
そうでした。シモツケソウですね。すっかり忘れていました・・・

＞３３
恥ずかしながら、ミソガワソウという花を初めて知りました・・・
ありがとうございます！