【車山】霧の霧ヶ峰はニッコウキスゲが見頃
- GPS
- 02:34
- 距離
- 5.2km
- 登り
- 187m
- 下り
- 186m
コースタイム
天候 | 曇り〜濃霧〜小雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険個所はありません。 |
その他周辺情報 | ○霧ヶ峰キャンプ場 http://www.city.suwa.lg.jp/www/info/detail.jsp?id=597 ○霧ヶ峰高原ドライブイン「霧の駅」 http://kirinoeki.jp/ ○白樺温泉すずらんの湯 http://www.city.chino.lg.jp/www/contents/1000001008000/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
美ヶ原高原と霧ヶ峰高原のハイキングへと雨の東京を前夜に出発。
当初は岡谷IC経由で美ヶ原を先に行き、それから霧ヶ峰の予定だった。
しかし、雨はだんだんと本降りになり、途中のSAでエリアで思案、
天気が回復する気配が無いなら、今回は霧ヶ峰だけにしよう。
今回の目的の一つが霧ヶ峰キャンプ場の視察を兼ね、
そして最近購入したクイックタイプのスクリーンテントのお試し張り。
結局、諏訪ICでから霧ヶ峰高原をめざし、「霧の駅」で仮眠。
明け方に雨の強く降るときもあったが、明るくなるころにはやんでいた。
しかし、明るくなると、霧ヶ峰高原は濃霧で視界がほとんど無く、
テンションもガタ下がり、本日の眺望は全く期待出来そうもない。
取敢えずという感じで、車山肩の駐車場へ車を移す。
躊躇していたので中途半端な時間となったが、
無料駐車場は未だ空いていた。
辺り一面は、ヤマブキ色近い鮮やかな黄色で覆われていた。
ニッコウキスゲの群生が満開でちょうど見ごろを迎えていた。
雨上がりの霧の中で、本当に鮮やかな黄色が映えていた。
先ずはビーナスの丘を散策、
緑色のロープで区画されているコースに沿って歩く。
ニッコウキスゲの黄色の下にはピンクのハクサンフウロ、
薄紫のツリガネニンジンが沢山咲いている。
そこにマツムシソウやノアザミが時々顔出す。
シシウドも適当な間隔でニョキニョキ現れる。
車山山頂の気象レーダーはどこから見ても、
全く確認できないほどの濃霧、
生憎のお天気であったが、負け惜しみではなく、
朝の新鮮な空気で深呼吸をしながら、しっとりした霧の中を
この草花を愛でながら散策するだけでも来て良かった。
爽やかな風が流れると、霧の切れ目から
周囲の美しい景色を確認できる。
空もだんだん明るくなり、気温も上がり始め、
ゴアのレインジャッケトを脱ぐか否か迷っていると、
車山の中腹まで霧が晴れて来た、もしかすると晴れるかも。
ビーナスの丘の散策だけで引き上げるつもりであったが、
その期待を込めて、折り返して、車山山頂へ登り始める。
登山コースは広く、緩やかに高度を上げていき、
息も切れることは無い。
山頂に近付くに連れ、登山道の両脇には
日本のエーデルワイスと言われるウスユキソウが群生して、
綺麗な白い花を咲かせている。
山頂直前になって、ようやく気象レーダー塔を確認できた。
山頂はやはり、濃霧の中にあった。
普段は360度の展望台なのに、
きょうはご近所の蓼科山や白樺湖も居ない。
山頂標識周囲のイブキジャコウソウのピンクが慰めてくれた。
早々に山頂をあとにし、リフトに沿って階段を降り、
車山乗越を経由して、車山肩に戻る。
車山肩は、団体バスがたくさん到着して、かなりの人出である。
休憩なしに一気に周回して、やや汗ばんだので、
チャプリンでソフトクリームを買い求め、小休止。
霧は全く晴れる様子も無いので、車山肩をあとにした。
車で八島ヶ原湿原へ行く手もあったが、
13時からのチェックイン時刻前と知りつつ、
取敢えず霧ヶ峰キャンプ場へ向かう。
キャンプ場は空いていた、おそらく前泊からの2張りのみ。
管理センターで手続きを済ませると、時間前であったが、
チェックインが許された。
車から用意してきたキャンプ用品一式、BBQ食材と
ビール、ワインをキンキンに冷やしてきたクーラーボックスを
貸出用のリヤカーに乗せ換え、車は駐車場に移動した。
テントサイトは完全にフリー、通路以外どこに張っても良いとのこと。
リヤカーを中間地点に置いて、広いキャンプ場を一回り散策、
奥にあたる第1テントサイトと第2サイトの境界地点の
プライベートサイトを選択して、荷を下ろした。
木々に囲われ、風の影響も無さそうで、明るい良い場所を確保。
ファミリーテントを2張りは晴れる場所を本日は独り占め。
トイレや水場にも比較的近く、好条件。
トイレは新しくは無いが、水洗式で明るく清潔である。
新調のクイックタイプのスクリーンテント(3mx3m)を、
平らなちょうど良い場所にセットアップ、
最初は難儀したが、コツを掴めば確かにワンタッチ。
二つ折りのテーブル、折りたたみのチェアー、
テーブルの中央にビーチパラソルを立て、段々と雰囲気が盛り上がる。
スクリーンテントの中に、簡易のレジャーテントを
インナーテント替りにセットアップ、本日の1LDK(ベランダ付)完成。
小一時間ほどの作業で、汗を掻いた。
テーブルで湯を沸かし、昼食の用意しながら、
キンキンに冷えた缶ビール2本を一気に飲み干す、最高。
天気は、時々、晴れて青空になるが、長くは続かず、
直ぐに霧が降る、さすが霧ヶ峰。
昼食後、テント内で昼寝、至福かつ優雅に時は流れる。
爆睡して、16時ころに目を覚ます、スッキリと充電完了。
辺りは明るく晴れ上がっていたので周囲を散策、
第3テントサイトには2〜3張りファミリーテントが増えていた。
第1、第2テントサイトは相変わらず独り占め。
キャンプ場内は全くの自然そのものでいろいろな草花が咲き、
トンボが飛び、カッコ―の鳴き声響き渡る静かな良いところである。
近くにある霧ヶ峰ヒュッテの日帰り湯を利用することも考えたが、
涼しくなり汗も引き、やや面倒になったのでパス。
17時半ころからBBQ準備、「笑'sB-6くん」に炭を起こし、
冷凍枝豆を湯せんし、食材を器に並べた。
先ずは骨付きフランクソーセージから焼き始める、
炭火はジワジワを起き始めで、ちょうど良い火加減、
表面はパリパリ、中はふっくらアツアツ、粒マスタードを
たっぷり塗って、実に美味い。冷えたビールが最高。
これから、延々と充実したキャンプ時間が流れ、
持参した食材を順番に炭火焼にし、ビールの空き缶が5本、6本。
スーパーで買い求めたプラボトル入りの赤ワインも1本空けて、
星空の現れるのを気長にまった。
再び霧が降ってきて気温も下がりやや冷えてきたので、
長袖トレーナーの上からレインジャッケと着込んだ。
結局、星空は現れてくれなっかた。
しかし、ほろ酔い加減で良い気分であった。
B-6くんの炭火は絶好調で、適度の暖で顔は火照っていた。
ハッキリとした時刻は覚えていないが、
いい加減、星空を待つのを諦めて、炭火の後始末して、
テントに潜り込んだ、テント内は温かく快適であった。
直ぐに爆睡してしまった。
夜中にテントをたたく雨音で朦朧と目を覚ますが、
通り雨らしく、直ぐに静かになり、再び爆睡。
4時半ころに、トイレで目を覚ます。
辺りは明るくなっていたが、霧で幻想的な風景。
本日の天候も微妙そうなので、この時点で、
八島ヶ原湿原、あるいは美ヶ原のハイキングは取り止め。
取敢えず、湯を沸かし、モーニングコーヒーを淹れる。
鳥のさえずりに耳を傾け、のんびりとした時間を過ごす。
今回はキャンプ時間を充分に満喫した。
空いていたせいもあったが、このプライベート空間は素晴らしい、
贅沢な時間を過ごすことができた。
ハイキングを主目的にする場合は、ここをベースキャンプにして、
2〜3泊の行程を考えても良い。
開設期間が7月、8月の学校の夏休み期間に限定されるのが残念。
そんな思いを巡らせながら、朝食を済ませ、
9時ころから撤収を始め、10時少し過ぎにチェックアウト、
ゴミはちゃんと分別すれば、キャンプ場の入口付近の集積所で処分可能、
これで1泊@\720、何とも大事にしたい好みの場所である。
キャンプ場を後にし、周辺をゆっくりドライブしながら白樺湖へ向かう。
湖畔にある白樺湖温泉すずらんの湯(@\700)で汗を流し、
一時間ほど休憩して、諏訪南IC経由で帰路についた。
天候には恵まれなかったが、優雅なキャンプ時間を過ごせて
充分リフレッシュ出来き、結果的には良い計画であった。
おはようございます。
霧ヶ峰キャンプ場、簡素な設備ですけど
お手入れされていて素敵な空間ですよね。←安いし
今年もお盆に行く計画を立てています。
レコを拝見していたら早く行きたくなってしまいました。
B6君、大活躍ですね
炭焼き料理は楽しいし美味しいです。
私もこの週末、本沢温泉にてB6君で炭焼きしてました
こんばんは、コメントありがとうございます。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-699520.html
昨年8月の【823】さんの霧ヶ峰キャンプ場でのB6君の紹介レコを
拝見して、どうしても欲しくなり、ゲットして活用しております。
大変良い物をご紹介頂きました。
霧ヶ峰キャンプ場も良いとこでした。
自然の中に溶け込んで、贅沢な空間を独占出来て、
優雅な時の流れを充分に楽しんで参りました。
この場所はいつまでも大事にしておきたい所ですね。
また機会を設けて利用させて頂こうと思います。
【823】さんのグルメヤマレコ、いつも楽しませていた頂いています。
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