Vルートで長沢背稜 芋ノ木ドッケ〜一杯水〜八丁山〜鷹ノ巣山
- GPS
- 31:06
- 距離
- 42.5km
- 登り
- 3,989m
- 下り
- 3,994m
コースタイム
- 山行
- 9:50
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 10:22
- 山行
- 6:35
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 7:17
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
二軒小屋尾根 踏み跡しっかり赤テープも多数 しかし1740mあたりで見失って芋ノ木ドッケ直前で赤テープ付きの踏み跡に合流 1740mあたりで北側の踏み跡について行ったほうがよかった 巳ノ戸尾根 尾根に入ってそのまま楽な踏み跡を追って行ったら間違えいた。その後ヤマレコの踏み跡付きGPS地図とコンパスを見ながらなんとか。八丁山手まえで稲村岩並みの岩を超えて行くのでやや危ない。 鷹ノ巣尾根 踏み跡しっかりしていて危ないところとないが、メインストリートの稲村岩尾根への取付きの手前は踏み跡がわからず最後は急斜面をよじ登った。 |
写真
感想
メインターゲットはVルートの二軒小屋小屋尾根。奥多摩の一番奥の人が入って来ない森をしんみり歩く。考えただけでもヨダレが。その後はあんまり考えてなかった。芋ドッケに着いた時の疲労度によっては雲取山避難小屋か酉谷山避難小屋。うんと疲れてたら雲取山荘。
二軒小屋尾根は想像以上に素晴らしい森だった。斜度も思ったほどではなく、岩も少なく踏み跡もテープもあって歩きやすい。なんでこんなルートが破線でもないんだろう。あと200m登れば芋ドッケというところで雲取山がくっきり。素晴らしい! 写真を撮ってメモしながら歩いていたら…あれ踏み跡がない! テープも見当たらない。GPS地図とコンパスを見ながらなんとか復旧を試みるが、踏み跡のない急斜面をトラバースして最後はその急斜面をよじ登ってなんとかテープを発見。全く油断は禁物。
でも芋ノ木ドッケ到着は東日原スタートから4時間の9時くらい。そんなに疲労度もなし。このまま雲取山避難小屋に行っても酉谷山避難小屋に行っても早く着きすぎちゃう。一杯水を目指すそとに。
歩いていても眺望がないので、キョロキョロせずひたすら歩く。ちょっと疲れてきたから酉谷山は巻こうかとも思ったが、万が一眺望があったら、なんて貧乏根性出して登ってみたが、やっぱり眺望はなし。眺望なしは想定通りだったが、疲労は想定以上になってきた。スタートから8時間。このまま下の避難小屋にすっか、とも思ったが、実は一杯水と決めた時にそこでも貧乏根性出して、一杯水なら朝起きて1時間ちょっと下りて八丁山を狙うかと。ということで、酉谷山避難小屋は素通りして、一杯水に向かう。
上り下りのない平坦なコースながら足が重くなっていく。万が一一杯水が満室だったらどうしよう。テントもツエルトもないから下りないといけない。芋ドッケに着いた時には一杯水が満室だつたら下りて登って鷹ノ巣山避難小屋か、なんてマヌケなことも頭をよぎったが、あり得ない。
さてミツドッケはどうしよう。かなりクタクタぢか、巻いて小屋に着いて満室だったらそこから山頂行く気はしないだろうしなぁ。それに一杯水の水場はミツドッケ山頂を越して行くほうが道順的にもいいし。ってことで、チンタラ重い身体をひきづってミツドッケに。そして眺望はなし。今年5回目くらいの長沢背稜になるが、酉谷山山頂にもミツドッケ山頂にも誰もいないことは初めてだ。ラッキーということにしておこう。ちなみにスタートしてから出会った人は駐車場で稲村岩のほうにキノコを採りに行くと言っていたおじさんと、芋ドッケ〜ミツドッケでは3組4人だけ。石尾根もそんなもんかなぁ。みんな北とか南とかに行っちゃったか。
誰もいないミツドッケをあとにして小屋に直行しないで水場で1Lボトルに水を入れて小屋に。
小屋は満室の心配は杞憂に終わり誰もいない。ラッキー! 杞憂に終わるってなんにしても嬉しい。
翌朝は目覚めたら4:17。 5時スタート。
6時過ぎに東日原駐車場に着いて、水とレインウエアとポールだけザックに入れて再スタート。
天気は上々? とにかく稲村岩はモッコリいつも通り元気。
しかしながら空は曇りに。そもそも眺望のない巳ノ戸尾根に鷹ノ巣山尾根。踏み跡とテープそしてヤマレコマップとコンパスを頼りにひたすら歩く。油断すると楽そうな踏み跡を追ってルートから外れてしまう。あの踏み跡はなんなんだろか。岩登りあり、急斜面トラバースによじ登り。2時間くらいスッタモンダ楽しんだあとにようやくメインストリートの稲村岩尾根に。ここからは人が多い。登りはまだ早い時間だったからそうでもないが、下りは何人の人に会っただろう。そんなに楽な登りコースでもないのにやっぱりメジャーなコースだけのことはある。いやー、今日は山頂行っても何にも見えませんよ。トンボがいっぱいいますけどね、なんてことはもちろん言わないで、こんにちは!と多くの挨拶を交わしてサクサク下りて12時過ぎに東日原駐車場に到着。
充実した2日間だった〜
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