男体山
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 1,203m
- 下り
- 1,204m
コースタイム
天候 | 曇り 時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
3合目と4合目は工事用道路を歩きます。いくらルートが簡単だと言われている山でも、しっかり事前に調べるべき。何ともないところで迷う。 |
その他周辺情報 | 温泉寺。お寺の中にある珍しい温泉。500円。ドライヤーやシャンプーなどはなし。石鹸のみ置いてありました。シャワーヘッドもないですが、温泉は気持ちよかったです。 |
写真
装備
個人装備 |
コッヘル
バーナー
|
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感想
先月、右膝の半月板を痛めてから今までは考えたこともない爆弾を抱えたままでの登山。何も考えないで歩くことがどれくらい幸せだったのか(._.)
入山料を払う時にコースタイムが書かれている簡易的な地図いただきました。3時間半。膝も心配だし、3時間で登ればいいやとスタート。
キツい山ではありますが、迷うところはないと聞いたのでろくに調べもせず行ったら見事に迷うハメに。どんな山でも下調べは手を抜いちゃいけません。いい教訓となりました。
地図からして、3合目と4合目は繋がっている。工事用道路は行き止まり。ピンクのリボンがあったので迷わず林道を5分くらい進んだのですが、あれ?登山道がない。
一旦止まって地図を見直す。すぐ登山道がないとおかしいなぁ。。
しばらくして100mくらい後ろから歩いていたソロの男性が近付いてきました。
「あの〜 この道、合ってますか?」
「僕も初めてなんで。。でも多分合ってると思います。」
「他に道なかったですもんね〜」
ちょっとだけ進んでみるのも何も見えなかったので、男性に先行ってもらい携帯を取り出しました。電波は届いてたのでヤマレコチェック。
そこで気付く。3合目から4合目までは工事用道路を進むということ。でも、地図は・・・不安を抱えたまま前に進むしかないと判断し歩き出す。
なんだかんだ20分経過。
少し歩いてたら先ほどの男性が来ている。
「やっぱここ合ってました」
「え?わざわざ、、ありがとうございます」
登山道はすぐそこだろうと思って後ろ歩いたらかなり戻ってるんじゃん!自分モタモタしてて全然進んでない(-_-)
そのまま別々に山頂へ。
中禅寺湖が見えるところでラーメン作って頬張る。おいしい♪( ´▽`)
先客は別々に座ってる男性2名。
ガスってた景色が急に開けました!すると石影から人が。先ほどの男性でした。気付いたけど、ラーメン頬張りながら声かけるのもなぁ〜 向こうも気付いたようですが、コッヘル抱え込んでラーメン食べてる女子には声かけづらいよね^_^;
食べながら悩みました。無視するのも感じ悪いしなぁ。「せっかく迎えに行ったのに、山頂着いたら無視かよ」とイヤな思いするかも知れないし、何よりまた山で困った人に会ったら助けてほしかった。
コーヒーだ!見た感じバーナー持ってない。
さっさと食べて片付ける。そっと近付いて
「先ほどはありがとうございました。心細かったところに来ていただき、大変助かりました。もし良かったらですが、コーヒーとか飲まれます?淹れますよ」
遠慮はしたものの快く応じてくれて、コーヒーを飲みながら雑談。思えば山で知らない男性と話すの初めて。
予定より長く山頂に1時間くらいいたのでそろそろ下りようかなって、シートを片付け出したら手伝ってくれました。
ん?あれ?そっかぁーそうだよねぇ。。
いきなりサヨナラは言いづらいよね。コーヒーだけ淹れて一緒に下山することなど考えてなかったので内心オドオド。登るスピードも早かったし、悪い人には見えない。何より自分の為に軽く30分近くロスしている。一緒に下りるか(^^;;
女子のソロ登山となると色々なリスクを考えなければならないので、必要以上に常に警戒していました。男性とはすれ違う時の挨拶以外は話さないとかね。今回は例外中の例外。
下山してから
「今日はありがとうございました。楽しかったです。またどっかの山で(以前から言ってみたかった笑)。」と潔く別れました。
まさに一期一会。これがいい。
修行の覚悟で登った山ですが、思いの外よい思い出もでき、良い山行となりました。
名前も知らないクライマーさん。またどっかの山で(^_^*)
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