鳳凰三山。夜叉神峠in:ドンドコ沢out。下りはきつかった。
- GPS
- 32:00
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 1,878m
- 下り
- 2,153m
コースタイム
- 山行
- 4:21
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 4:44
天候 | 1日目曇り。2日目曇りのち晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ドンドコ沢の下りは滑り易い個所がいくつかあり慎重さが要求されます。また一カ所崩落したところがあり迂回路が作られており、余分に上り下りします。コースタイムはゆとりを持った方が良いと思います。登りもきつそうですが、下りも侮れないコースです。 |
その他周辺情報 | 青木鉱泉は現在営業していません。 |
写真
感想
テント装備の練習なしにテント泊の夏山シーズンがスタートしました。
・テント装備で歩けるかどうか。
・右手の爪の先が割れかけていて何か作業をすると剥がれかけの爪に当たり、痛くて思うように右手が使えない。
・右の肘が痛くて下りに手を使うとどうなるか。
3つも心配を抱えながらのスタートでした。
最後は大急ぎの歩きとなりましたが、運転手さんのご厚意で乗り遅れたバスにも乗れ、体調も充分なことが確認できた夏山のスタートになりました。
1日目は夜叉神峠までの登りがきつく大汗を掻きながらの歩きになり、ほぼコースタイム通り。
ここで途中から後ろを歩いていたソロの女性が遅れて到着する。どうもスピードがありそうで途中で追い抜かれそう。
しかし女性は追いつかずそのあとから来たソロの男性に一旦追い抜かれ、火事場跡で再び追いつく。
南御室小屋には4時から4時半頃到着と思っていたが、3時10分に到着。体調も悪くないしこれは明日はゆとりかなと思ってしまう。
テント場は平日の所為もありゆとり。
しかし後から来たオジサンが私のテントにくっつくような近くにテントを設営。??
このおじさんの息遣いまで聞こえてきてお蔭で夜はおじさんのラジオからNHKのニュースが聞え自分のラジオを消しました(笑)。
早く寝たのでどうせ早く起きるだろうとタカを括っていたら結局目覚ましを仕掛けた4時まで寝てしまい、出発は予定より遅い6:05になりました。ここでスピードアップをすれば良かったのですが、途中まで一緒になったソロの女性Tさんと砂払岳でゆっくりし、更に薬師小屋では小屋番さんと20分以上も話し込んでしまいました。
この後の観音からアカヌケ沢の頭までの登りが想定外にきつく思ったよりもコースタイムが稼げませんでした。
さらにおにぎりを食べたところで昨日テントで近くにいた小学2年生とお父さんの二人連れとまたまた話し込んでしまい出発が遅れます。
地蔵は最初から登る気がなく、鳳凰小屋まで順調に進みますが、またしてもここで小屋の若い従業員と親父さんと談笑してしまい、ここにも食事でもないのに17分の滞在。
このあと15時青木鉱泉発のバスの時刻を睨みながらの急ぎ足になりますが、最後南精進滝であと1時間13分になりコースタイムが1時間20分なので楽勝と思ったのが何と1分遅れとなり、出発するバスを見ながらのゴールになってしまいました(涙)。
駅伝でタスキが渡せない選手の気持ちが良く分かりました。
しかしネバーギブアップ。
バス停に山梨中央交通のバスが1台停まっていて運転手さんに声をかけました。運転手さんに今のバスに乗り遅れた旨説明すると、出発したバスに無線で連絡し下の三叉路の所まで送ってあげるのでそこで15時発のバスに乗れば良いと。
助かりました。
結局15時のバスに乗り韮崎まで予定通りの時間で帰途につきました。
運転手さんに言われました。「あなたは運が良い」。
いえいえ運転手さんのお蔭です。
これでもう今後、山梨のバスの悪口は決して言いません。
ありがとうございました。
思わぬアクシデントはありましたが、シーズン最初のアルプスは順調にスタートしました。
今年も事故のない山行を心掛けて山に行こうと思います。
満身創痍のテン泊だったのですね。
北岳はじめ白峰三山がどーんと壮大です。
2日間通して若干雲が多めですが、朝は夏空が覗いて稜線歩きが楽しめたようですね。
下山後のバスは、hakkutuさんのお人柄のなせる技。
途中途中でお会いした方とのふれあいを大切するのが、ワタシの知っているhakkutuさんです。
乗り遅れの原因の一端となったかもしれませんが、その気持ちはよ〜くわかります。
こういう出会いがヤマ旅に彩を添えてくれるんですよね。
hakkutuさんはアクシデントを思い出に残るエピソードに変える不思議な力をお持ちだなぁと感じるレコです。
LArcさん、いつもありがとうございます。
LArcさんにこう言って頂くのはとても光栄です。
LArcさんの真摯に書いておられるレコを見て、少しは見習わなければいけないと思いつつ、性格上そうは書けないhakkutuです(笑)。
アクシデントがいつもエピソードになれば良いのですが、本格的なアクシデントにならないよう気を付けて、今シーズンも歩きたいと思っています。
爪や肘に故障ありでも、決行されるところがらしいですね
でも何事もなく良かったです。
満員のテン場なら仕方ないですが、平日の余裕のあるテン場でぴったりくっつかれると、何でわざわざここに?と思いますよね
バスの1分遅れのショックも、無事乗車できて良かったです!
下山後に乗れるか乗れないかはヒヤヒヤしますよね
でも終わり良ければ、で。
タイムアタックお疲れ様でした。
ペンさん、いつもありがとうございます。
爪は二日目に剥がれ、中途半端に痛かったのは剥がれたところにテープを張り改善しました。
肘は本日整体に行き、これはテニス肘だと言われ当分通院することになりそうです。
肘はドンドコ沢の下りで手を使うので、痛くなったらどうしようと思っていましたが、何とか無事に急坂を下ることが出来ました。
隣のテントのおじさんは一体なんだったのでしょう?
私なら絶対おじさんの近くには張りませんけどね。
これでシーズンがスタートしましたので、このペースで順調にアルプスに行きたいと思っています。
私は北岳に27,28日に行って来ました(小屋泊まり)。
テントの人随分多いですね。北岳は小屋泊まりが圧倒的に多かったですよ。夏山は何処の予定ですか?
優しい運転手さんとの出会いも良い思い出になりそうですね。
あれっ、完全に入れ違いですね。
ブログ見ておきます。
お散歩さんは1日遅れで北岳バットレスでビバークと相変わらずお転婆しています。テントは平日だったのでガラガラでしたよ。
今後の予定は今週は涸沢でテント泊して北穂ピストン。
後は日程は決まっていませんが不帰の嶮、5度目のチャレンジ(笑)の北岳〜間ノ岳、空木岳(小屋泊まり)、岩手山(小屋泊まり)、尾瀬など考えています。
fukusiaさんのご予定は?
病み上がりいきなりのテントって辛いですよね。と思ったら何だか楽勝って感じではないですか!
ブランクを感じさせないパフォーマンス、さすがです‼
隣のテントのオジサン、なぜそんなに近くに?(笑)
こちらもタカネビランジの群生に目を奪われました‼
南アルプスはやっぱりいいですね♪
久し振りにテント装備を担いだので心配しましたが、大丈夫でした。
タカネビランジがあんなに沢山さいているとはびっくりでした。
南アルプス良いですね。
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