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Yamareco

記録ID: 92948
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雪山ハイキング
阿蘇・九重

阿蘇 外輪山 雪の俵山

2011年01月02日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
03:50
距離
7.2km
登り
800m
下り
796m

コースタイム

11:40萌の里ー13:50俵山山頂14:00-15:30萌の里
天候 曇 時々晴
過去天気図(気象庁) 2011年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
萌の里近くの駐車スペース10台可
コース状況/
危険箇所等
元旦未明からの雪で阿蘇山は積雪40cmを超え、途中の道も通行止めかチェーン規制でした。時間がないので俵山峠まで行こうとしましたが、萌の里から先は危険地帯と化していました。すぐUターンしました。
いつもの613mポイント(標高613m)も雪化粧、サクサクの雪
2011年01月02日 12:34撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/2 12:34
いつもの613mポイント(標高613m)も雪化粧、サクサクの雪
色々な足跡
2011年01月02日 12:41撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/2 12:41
色々な足跡
よく見ると、幅30cmから幅5cmまでの跡、「何だろう???」と思ったが、後で下って来た人たちを見てその謎が解けた。
2011年01月02日 12:41撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/2 12:41
よく見ると、幅30cmから幅5cmまでの跡、「何だろう???」と思ったが、後で下って来た人たちを見てその謎が解けた。
途中の林道も、雪の重さで木の枝が垂れてきている。
2011年01月02日 12:57撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/2 12:57
途中の林道も、雪の重さで木の枝が垂れてきている。
こんな感じ。触ると上から冷たい爆弾が落ちて来る。
2011年01月02日 13:27撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/2 13:27
こんな感じ。触ると上から冷たい爆弾が落ちて来る。
林の中もこんな感じでいい雰囲気
2011年01月02日 13:49撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/2 13:49
林の中もこんな感じでいい雰囲気
山頂、雪という悪条件でも予想外の2時間10分
2011年01月02日 14:01撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/2 14:01
山頂、雪という悪条件でも予想外の2時間10分
誰もいない…、この時間なら当たり前か。
2011年01月02日 14:01撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/2 14:01
誰もいない…、この時間なら当たり前か。
しっかり雪、頂上付近は30〜40cmの積雪
2011年01月02日 14:01撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/2 14:01
しっかり雪、頂上付近は30〜40cmの積雪
こんな感じの道、すばらしい
2011年01月02日 14:16撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/2 14:16
こんな感じの道、すばらしい
865mポイントから、ルートを外れ尾根道のほとんど踏み跡のない道に入る。
2011年01月02日 14:37撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/2 14:37
865mポイントから、ルートを外れ尾根道のほとんど踏み跡のない道に入る。
撮影機器:

感想

 急に午後から時間が空いた。阿蘇の積雪が40cmを超えたニュースを聞いていたので、速攻で山の準備。こんな時は忘れ物が多い。5時に帰らなくては、家族から大ヒンシュクなので、時間は5時間、一番お手軽雪山満喫は、草千里まで車で行き、近くを2時間ほど散策。処が「チェーン規制」という情報で却下。往復の時間が一番短時間の俵山に決定。さらに一番お手軽な俵山峠まで車が登ればいいが…。はるか手前で無理でした。ということで、萌の里から俵山へ。往復5時間としてギリギリ、雪の状況次第では6時間かかるかも…。さらに雨量計方面に下り、ウインドファームのルートで戻ってくる、という「道なき道」設定。この雪の中、ルートもわからないのでGPS持参。
 こんな日にこんな近くで雪を満喫できるなんて! しかし、時間がない。5時に帰ってくる、なら頂上ピストンで精一杯だろう、それも危ない。そうだな、865mポイントから、樹林帯の中のハッキリしない尾根を下る、これが一番可能性が高い、さらに北側の林道がどこまで通じているか確認すれば、ちょうど3時間くらいになる、なんて思いながらゆっくり歩いていたら、後ろから追い越された。「こんな時間から登るやつは俺ぐらいだろう…。」と思っていたものでびっくりした。「山頂まで?」と聞くと「時間次第で行けるとこまで。」と返事。「そうでしょ〜。」と同じ考えに妙に納得。装備の安全面では、バタバタ家を出てきたのでヘッドランプを忘れ、非常食もない。5時半を超えると日没になるし、雪は深いしちょっと不安はある。
 「まあ、この人について行けばいいか。」と道しるべを見つけたような安心感があった。自分の戻る時間の最大設定を2時と決定し、そこからは引き返すことになる。2段の坂を登りきった後、その人が消える。相当追いかけたので、相当な速さだ。どこに行ったのだろう???道しるべを見失った気分…。
 まあ、さらに追いかける、時間との競争もあるので。ルートは、雪の重量で木々の枝が下まで垂れ下がり、それをくぐるように歩く、枝に触れると雪がどっと落ちて来る。雪は適当に踏み固められているが、アイゼンをしてないので、結構滑る。
 目標は、山頂2時を設定したが1時50分に到着、標高290mから1100mまで約2時間(正確には2時間10分)で到着できた。結局誰もいない、あの人はどこに行ったのだろう???
 下りは簡易アイゼンを装着、2時スタート。頂上付近は40cm程の雪が適度に踏み固められ、アイゼンも効いて非常に歩きやすい。標高100m下る毎に約10分というスピード。そんなスピード下山なら、到着が3時半になってしまう。
 途中から本道を外れ、樹林帯の尾根道へ。踏み跡が弱く時々迷うが、気温が高くなり時々滑るが、無事林道着。ここからは眺めがいい。
 613mポイントから標高差300mを100m当たり10分で下ればいいが、ここでアイゼンをはずしたので、スピードダウン。少し雪が溶けている。萌の里の草原で雪遊びをしている子供たちの歓声が、山の斜面を上がってくる。
 まあ、予定通り下山できた。6台ほどあった車もほとんどない。
 思いもかけない雪山のプレゼントを満喫した半日でした。
 今年の雪山は、「1月上旬のあと1回」のみを予定しています。寂しいですが…。

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コメント

まいど!
> 後で下って来た人たちを見てその謎が解けた。
スノーシューを履いた人たちでしょうか?

仲間と釣りに行くのか、釣りに行かなければ、
私も週末このコース行って見たいなと思いました。
2011/1/5 12:58
お答えします!
幅、30cmは、その形から、たぶん「草そり」(青いやつです)と思いました。でも不思議に思ったのは、そりで何を運んでいたんだろう???頂上で宴会する道具を運んでいるのかな?と思ったくらいです。
 次に幅5cmは、最初「ストックで雪の上に線を引いたのでは…。」と思っていたのですが、足跡から3mも離れた所にも付いているので「違うなあ〜。」と思いました。
 下山しているグループを見て、一瞬で
 5cmは、なんと犬の足跡、ほぼ一直線の足跡になるってしまうのです。
 そして草そりの方は、子供達のグループが持っていたので、山登りのため、というより「途中で遊ぶために持ってきた。」ようです。
 野生動物の足跡もよく見ますが、雪の痕跡は、色々な推理が楽しいですね
 でも申し訳ありません こんな話題で引っ張ってしまって…。恐縮です
2011/1/5 17:00
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