室堂〜立山〜別山〜剱岳

2016年07月29日(金) 〜 2016年07月31日(日)

天候

1日目:曇時々晴れ
2日目:晴れのち曇・一時雨
3日目:晴れのち曇・一時雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

往復:富山駅-(富山電鉄)-立山駅-(ロープウェイ)-美女平-(バス)-室堂
＊富山駅から立山駅まで途中、土砂崩れがあり直通運転ができないとの事で、千垣駅からはバスに乗り換え立山駅へ。帰りも立山駅からバスで千垣駅へ移動し、電車へ乗り換えになりました。
＊夕方移動のためか、そこまでの混雑はなかったです。

コース状況／危険箇所等

●室堂〜雷鳥沢:観光地。サンダルでも大丈夫なくらい整備されてます。
●雷鳥沢〜立山〜別山〜剣山荘:一の越から雄山まで人が多く、渋滞あり。崩れやすいガレ場あり。剣山荘までは一部雪渓。
●剱岳:岩場。落石注意。鎖場。崖。
山小屋でヘルメットのレンタルがありました。

その他周辺情報

富山駅から室堂まで売店は多々あり。立山駅周辺、雷鳥沢ヒュッテ、室堂周辺には日帰り温泉可能。

写真

7/29 13:02

富山駅より。雰囲気あります。こういう電車好きです。

7/31 18:38

立山駅手前にてバス乗り換えです。

7/29 14:34

立山駅よりロープウェイ。それほど混雑なかったです。

7/29 15:06

美女平にて。立派な杉です。

7/29 16:12

立山山頂は生憎のガス。明日は向かう場所です。

7/29 16:35

雷鳥沢。テント場は余裕がありそうです。

7/29 16:42

今日のお宿。温泉つき。水洗トイレ。個室。快適。

7/30 6:35

雄山に向けて出発！目指す山頂はガスでも360度の山々に圧倒されて感動しっぱなしです。

7/30 7:07

チングルマ。お花もかわいいですが、終わった姿もかわいい！

7/30 9:13

雄山まで渋滞です。

7/30 9:46

憧れの雄山山頂。賑わっていましたが、とても厳かな雰囲気。

7/30 9:49

お祓いをして頂きました。御朱印も頂き、有難い気持ちになりました。

7/30 10:16

こんな天気の時には雷鳥と出会えます。先週の雷鳥よりも色が濃いめ。

7/30 12:20

ガスですが、大汝山、富士の折立を得て真砂岳到着！

7/30 13:25

別山へ。生憎の天気のため、写真少なめ。剱岳もガスの中。

7/30 14:03

剣御前小屋。雨が降りそうなので先を急ぎます。

7/30 13:59

雪渓を通る道。剣山荘へ。

7/30 14:51

雨が強くなり、雷も。この看板に励まされました。

7/30 15:08

雨の中、この日の宿は剣山荘へ。剱岳から下りてくる人をも。

7/30 17:13

宿到着後に雨あがり。鹿島槍ヶ岳が薄っすらと。

7/30 17:15

雨あがりも良い景色です。

7/31 4:14

翌日。薄暗く中、いざ剱岳へ。

7/31 4:56

最初から岩場。少しずつ明るくなってきました。

7/31 5:13

ついに初対面！剱岳きたー‼

7/31 5:17

雲もかかり、存在感が半端ない。

7/31 5:21

朝日に照らさせる剱岳。漢いう感じ。人を寄せ付けないような迫力があります。

7/31 5:34

前剣より。ブロッケン！天気良いです。

7/31 5:40

前剣より眺めているだけでも満足してきます。今までにない感覚です。

7/31 6:00

掛けの間のより。景色はキレイですが、下は絶壁。

7/31 6:13

すっかり雲が晴れた剱岳。見ればみるほど圧巻です。

7/31 6:40

うわさのカニのたてばい。渋滞中。上を見すぎて首が痛くなります。

7/31 7:04

雄山方面。絶景に感動。

7/31 7:40

頂上からの景色に感動です。絶景です。

7/31 7:55

とうとう剱岳山頂に着きましたー‼‼やったよー‼

7/31 7:57

迫力ある存在感のある姿とは一転とても穏やかな雰囲気。別世界です。

7/31 8:20

下りも慎重に。

7/31 8:28

うわさのカニのよこばい。笑えるくらいの崖でした。

7/31 9:35

明るくなって分かる道の全貌。改めてすごい。

7/31 10:10

何度も振り返りながら下山です。

7/31 10:24

剣沢方面もキレイに見えます！

7/31 11:50

無事山小屋到着です！達成感‼
室堂へ帰ります。

7/31 15:22

途中雨が降りましたが、雨あがりには絶景。

7/31 15:57

最後に一番キレイに立山を見れました！

7/31 16:24

帰りのバスより、剱岳。遠くからでも存在感あります。偉大な山です。

撮影機器：

iPhone 6s Apple

PowerShot G9 X CANON

感想

yoiko

北陸新幹線が開通して、富山にアクセスしやすくなった事もあり、いつかは行ってみたいと思っていた立山&剱岳へ。天気予報はまずまず。
新幹線、電車、ケーブルカー、バスに揺られ室堂到着。初めての立山の景色は全てが新鮮でした。初日は移動で終了。雷鳥沢ヒュッテは個室、水洗トイレ、温泉あり。生ビールもあるし、山奥にいるとは思えないほど快適に過ごせました。
翌日、天気はまずまず。雄山に向けて、雷鳥沢よりのんびり出発。見上げる景色、振り返り景色、どこを見ても雄大な景色に感動しっぱなし。何度も立ち止まり、見惚れてしまう事しばしば。雄山まではたくさんの登山者で渋滞しながらも、辿り着いた雄山神社。山岳信仰として崇められてきた場所に来れた事は何とも感慨深いものがありました。雲の中の神社はより幻想的な雰囲気。お祓いを受け、御朱印を頂き、パワーをもらってきました。昔からたくさんの人々がここを目指す理由が分かったような気がします。ずっと居たい気持ちもありましたが、先へ。立山三山から別山へ。残念ながら剱岳は見えず。途中から雨やら雷がなる天気。そんな中、この日のお宿は剣山荘。きれいな内装、2段ベッド、シャワー付き、水洗トイレ。雨で濡れた後にシャワーがあるのは本当に有難かったです。御飯もボリュームもあり大満足。今までの山小屋は何だったのかと思うくらい衝撃。快適に過ごせました。

翌日は薄暗い中、剱岳へ。天気良好。遠い存在に思ってい剱岳にまさか自分が登るとは…。期待と不安。前剱に登ると…とうとう現れたその姿。人を寄せ付けないような雰囲気は神々しいものを感じますね。その姿をずっと見ていた気持ちになりましたが、その先へ。岩場とはいえ、だいぶ整備されてました。崖、岩場がだんだんと大人なアスレチックのような感じがしてきて、ちょっと楽しくなってきたり。渋滞もありながら、ゆっくり確実に…とうとう辿り着いた剱岳の頂上。そこから見た景色は360度の絶景でした。あんなにも厳しい道のりにも関わらず、頂上はとても穏やか。まさに不動明王に相応しい。立山とは違う偉大さを感じました。
こんなところに辿り着いた昔の人はすごいと改めて尊敬。「点の記」をちゃんと読んでみようと思います。怪我なく無事に下山できて本当に良かったです。

途中、雨に降られながらも、立山の自然を満喫。日本ではないような、まるで別世界のような景色。本当に来れて良かったです。山岳信仰の奥深さを改めて実感。とても興味深く思い、立山の山々を眺めて帰ってきました。雨あがりの立山は本当に穏やかな表情でした。
これから何回も訪れたいです。