アチャ山
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2011年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
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コース状況/ 危険箇所等 |
路面は年末の雪で凍結、登山道入り口、途中にボランティアの方がコーヒー、緑茶を振る舞っている。 |
感想
6時に起きて、ホテルから5つ目の地下鉄アチャ山駅に到着すると本格的登山スタイルの団体が大勢待ち合わせしていた。外にでると寒いし、日の出は7時40分だし、少し駅の構内にいて、プロの集団についていったら大丈夫というので待っていた。。。友人は大人になってから初日の出や、カウントダウンをするのは初めてって旅人の私のために、寒いなかガイドしてくれてるのです。
しかし、日本から持参したダウンは薄すぎて寒いので、パジャマに使用している友人のフリースとジャージズボンをかりて、その上に持参したナイロンズボン、マフラーも一本だけでは寒いので、昨夜東大門市場で買った毛糸の肩カバーをダウンの上にかぶり、カイロを背中とおなかに貼って起き抜けのスッピンでボテボテと歩くおばさんスタイル。。。一応足だけ登山靴、でもこれも中山連山でつぶれかけてぼろぼろなんで、今回の山で履いたら韓国で捨てようと持ってきたもの。
250mの山だから普通の服装でいいよって言われていたのに、登山スタイルの人が多いので大丈夫か心配になった。
団体について民家の間を抜けてどんどん山頂に向かう。もちろん地面は凍ってる。
登山道の入り口に来たら、ウサギのキャラクターが迎えてくれた。
あまりにも人が多すぎて地面が見えない。もしもし足が滑ったら将棋倒しになるみたいに思うけれども道は綺麗に整備されているので歩きやすい。
友人も、普段こんな公園みたいな山で人が少ないから、このような混雑初めてで日の出に遅刻しそうだといいはじめた。えー早朝から起きて氷点下を歩いているのに?
途中まで本格的装備の人は何のためにあのような大きなリュクサックを持って来たのか意味がわからなかったが、突然リュクの中からアイゼンを取りだし氷の斜面を登りだした。なるほど、それが入っていたか、テントや食料をもって山頂で宴会するのかとおもったけど
きちんとした登山道があるのに、自慢したいだけなのか?
途中、ボランティアの人にコーヒーをもらったり、お坊さんが太鼓を叩いていたり日本にはない文化だった。登山道には、青と赤のランタンがずーっと照らしてある。国際会議、G20の時に、国賓をまねくときに使ったランタンらしい。これは昔、昔、貴族や大事なお客さんが夜道を歩くときに、召使いが足下を照らすときにつかったランタンを模してるとのこと。
特筆すべきは、とこのトイレも暖房があって凄く綺麗に掃除されていること。下水処理はうまくないのか、紙がとけないのか、トイレットペーパーは基本、横のゴミ箱にすてるので、きれいに掃除してないと紙があふれてくるんです。
それにしても、税金が安いのにどうやって管理しているのか?
やっと山頂の近くに辿り着いて東の方向を皆が見ているので私たちも見るが、曇っていて日の出の時間を過ぎても見えない。ここはソウルで一番早く日の出が見える山なのに今日は無理みたい。
寒いけどソウルの市内が一望にみえる。ソウルの町はデザインがすごくきれいで賞をとったこともあるとのこと。道も本当にひろくてきれい。マンションもライトアップされてるし、ただの漢江の橋も全部ライトアップしてるから、ただの川も観光地になる。
淀川も全部の橋をきれいにしてリバーサイド開発したら、大観光地になって世界中から観光客をよべるのだろうか?そのためには、舞島にカジノをつくって遊覧船で琵琶湖までいくようにしたらいいなーとか考える。
あまりにも寒いので8時半まで粘って諦めて下山する途中で雲が切れて朝日が見えた。
登山口までおりてくるまで、無事だったのに、普通の民家の横の路地で大渋滞、ほんの1メートルほどの部分が完全に凍っていて、その前後も凍ってるし、みんな塀をつかんで歩いているが、パリパリ精神の韓国人(せっかち)が、塀を持たずに真ん中を歩いて、みごとしりもちをついて十メートルくらい滑りおちる人がいて悲鳴があがった。
私もせっかちな大阪人だしみんなとちがって登山靴なので、大渋滞をかきわけ真ん中をそろそろ歩くと、やっぱりすべって尻もちをつき、見知らぬおじさんに助けてもらった。あーハイヒール、ミニスカートじゃなくてよかった。尻もちのために、本日のおばさんスタイルがあったのだ。
帰り道に心臓発作の人がいた。胸が痛くて、息苦しいのだろう、自分で胸をこぶしで叩いていて登山スタイルでフードをかぶっていたけど、顔は土色だった。狭心症?薬もってないの?まわりの友人達はおろおろしている。連絡はしているだろうし、
登山口に救急車が待機していたので多分大丈夫だと思うけど。。。。
あまりにも人が多いので病院に行くまでも凄く時間がかかるように思う。
ホテルに帰って寝ていても、あの人のことが、気になって寝れなかった。
初日の出、残念でしたね
250mの山って、甲山みたいなこぼんとした山なんや。
高さはともかく、元旦から山登りとは、今年の活躍が楽しみですな
期待しておりますよ。
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