釈迦ケ岳(中尾根)〜羽鳥峰縦走


- GPS
- --:--
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 957m
- 下り
- 947m
コースタイム
まで降り小休止 9/20)〜釈迦白毫(10:00/10:05)〜釈迦ヶ岳最高点(10:20/11:00)〜羽鳥峰分岐(11:15
釈迦ヶ岳山頂往復:10分)〜猫岳(11:40/11:45)〜愛知川・白滝谷への分岐(12:20/12:30)〜羽鳥峰峠(12:50
(羽鳥峰湿原往復:10分) 13:15)〜林道に出る(13:45)〜朝明ヒュッテ(14:10/
天候 | 晴天 無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(東名阪・四日市IC経由) |
コース状況/ 危険箇所等 |
釈迦ケ岳の中尾根コースは2008年のゲリラ豪雨で荒れた庵座谷コースに代わる道として地元山岳会が整備したと聞いている。新しい道だが安定しており心配ない。 尾根コースのために水場は無い。 朝明渓谷駐車場脇の水場か、鳴滝コバ上部で庵座谷に降りて確保する。 |
写真
感想
9月とは思えぬ暑い日になった。
ヒュッテ駐車場からバス停の左脇をキャンプ場へ向かい、堰堤で庵座谷を横切ると山腹へ向かい
中尾根コースが(左へ谷沿いが庵座谷コースだ)。
樹林の暗い山腹にからんで尾根を目指す。ジグザグを繰り返し痩せた尾根に出ると左へ折れる。
流レ谷と庵座谷を分ける痩せ尾根を忠実に辿るコースだ。(約2年ほど前に鈴鹿を襲った豪雨で
庵座谷が荒れて危険なため新道として開かれたコースだが、道はしっかり落ち着いている。)
展望の無い尾根は小さなアップダウンを繰り返し確実に高度を上げていく。
展望は無いが今日は庵座側からの風に吹かれて気持ちが良い。
初めて樹林が開けると「鳴滝のコバ」と呼ばれる小ピークに出る。振り返って御在所岳〜国見岳を
展望したら再び一人がやっとの尾根を先へ向かうとやがて庵座谷への分岐に出る。
たっぷり汗をかいたので谷へ下りて汗を流そう。谷筋に下りると鉄パイプの堰堤下に出る。
尾根歩きでは貴重な水をここで補給して行こう。尾根へ戻るとすぐに草付きの開けた岩場に出る。
岩場で展望を楽しんだ後、先を遮る岩場を大きく左から迂回して越えると再び岩尾根に。
今度は左から右へ乗越すようにササの急登を喘いで行くと「釈迦白毫」呼ばれるピークに出る。
松尾尾根との合流地点か?。尾根上の開けたザレからは御在所岳へ延びる県境尾根を広く
展望できる。 展望を楽しんだ後は気を病むガレ場の連続だ。
釈迦白毫のガレ場を越えると、再び大陰のガレ場のヘリを急登する。
吹き上げる風に帽子を飛ばされないように注意して一気に上ると、左から庵座谷コースを併せて
ピークに出る。小さく開けた釈迦ヶ岳の最高地点だ。( 松尾尾根の頭で1097m )
強烈な日差しを浴びながら誰も居ないピークで雨乞岳/伊勢湾を眺めてゆっくり昼食タイムとする。
大休止の後は釈迦ヶ岳の三角点へ。北へわずかに行くと猫岳への分岐となり、直進するとすぐに
三角点だが展望も悪いのですぐに戻る。
分岐に戻り樹林をくぐるように尾根を西向きに辿ると、やがて丈の低いササに覆われた道になり、
横目に釈迦の大陰のガレが良く見える頃一投足の登りで猫岳へ。
伸びやかな気持ちの良い尾根を行く。樹林の小ピークを越えやがて右へ愛知川・白滝谷への
分岐を過ぎ、小さな流をまたぐと朝明への林道コースを見送る。するとすぐに花崗岩と白いザレが
印象的な羽鳥峰のピークになり羽鳥峰峠に立つ。
開放的で明るい峠は県境尾根と愛知川・朝明渓谷方面の交差点になる場所だ。
時間もまだ早いのでヒロ沢へ向かって「羽鳥峰湿原」へ足を伸ばす。
指標にしたがってヒロ沢へ入るとすぐに小さな流に沿うとまもなく湿原に出る。
このまま沢に沿って行きたいが今度の楽しみに取っておこう。
峠まで戻って谷道を朝明に向け下る。
約10分ほど谷道を下ると猫谷の右岸となり、堰堤を右捲きしながら谷筋をくだる。
やがて堰堤を左から捲くようになると谷道から林道に出会う。
単調な林道歩きも伊勢谷経由「中峠」の指標を見ると朝明ヒュッテも近い。
たっぷりかいた汗を朝明川の流れで癒して小休止の後、身支度を整えて帰路に着く。
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