飯田・風越山(権現山) 押洞コースピストン
- GPS
- 16:00
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 1,014m
- 下り
- 1,084m
コースタイム
風越山(10:25/10:35)〜白山神社(10:50)〜展望台(11:10/11:40)〜虚空蔵山(12:05/12:15)〜石灯篭の合流点
(12:45)〜登山口(13:00)
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
押洞の登山口近くの「こどもの森公園」に駐車を予定していたが、8時半まで閉鎖のため先のゴルフ練習場に駐車させてもらう。 (もう少し先に公園が有り15台ほど駐車可能らしい。) |
コース状況/ 危険箇所等 |
市民登山が盛んな山らしく、コースは明瞭で展望台からの南アルプスは素晴らしい。 虚空蔵山捲き道の「延命水」の水場は雫程度のため、あてにはならない。 |
写真
感想
江戸時代には信仰の登山が盛んで、現在も市民に愛されてマラソン大会や小学生の集団登山が行われる この山は、
往時の謂れや史跡を現す地名が多く使われている。 明確な広い道が山頂まで続き、ただ高度を稼ぐだけといった印象の山だ。
ゴルフ練習場の脇をそのまま林道に向かう。
舗装された林道をしばらく登ると、やがて急な登山道に変わる。山腹に絡んだ急なジグザグ道はムジナの穴が多く見られた事から「狢坂」と呼ばれる。
左から里宮コースを併せると「石灯篭」に着く。尚も急な道を行くとわずかに東側が開けて雲海に浮かぶ南アルプスを望める場所に出る。
尾根道を右曲左曲して行くと虚空蔵山への分岐、「秋葉様」に出る。
分岐を直進し、虚空蔵山の捲き道で水場「延命水」を目指すが心細い雫のような
水場でコップ一杯の水を20分かけて集めたが、時間を考え補給をあきらめる。
このコースでは水は事前に用意する事だ。
谷側に絡んだ捲き道が虚空蔵山の尾根に上がった所は、水場「今庫の泉」左へ30分と風越山頂への分岐となり、「ベニマンサクの自生地」の案内が建っている。
辿る尾根道のササ丈が高くなり矢の立つ「矢立木」で右曲して一息急登し、
分岐を右でコース第一の展望台( 1410m )に着く。
東側が開けて飯田の市街を越えて雲海の上に南アルプスの全山が連なって望める。
素晴らしい眺望だ。今日は風も無く、日当たりもいいので展望を兼ね小休止。
左から八ヶ岳・鋸〜白根三山〜塩見〜赤石〜聖〜上河内〜光〜稜線の末端まで
一望できる。
今日のコースではここが最高の展望らしいので先に山頂を踏んでこよう。昼食はここと決める。
展望台からは少しやせた尾根を行く。
古い大杉の岩場を回り込み手彫りの石段を行くと白山神社の鳥居が現れる。
白山神社の鳥居をくぐり奥の院本殿を左から抜け、一旦コルまでおり、むき出しの木の根を攀じると山頂部の最後の登りだ。ゆるやかにササの中を左廻りに進むと
小広い台地の風越山(権現岳)山頂 1535m に着く。
しかし山頂は樹林に囲まれ展望は無い。三角点に触れて早々と引き返す。
白山神社まで引き返し広場の北を見るとわずかな木の隙間から縦走路の尾根が延び
中央アルプス・南駒ヶ岳辺りから空木岳方面が望まれる。
展望台に戻り、眺望を楽しみながらの昼食タイムとしよう。 大休止の後、時間も早いので下山コースは分岐から緩やかな尾根を辿り虚空蔵山経由で行く。
尾根のコブのような山頂(1130m)でも展望は素晴らしい。穏やかな秋の山を充分楽しんだのでそろそろ下ろう。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する