赤水沢-ニセ駒-傘松峠
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 555m
- 下り
- 538m
コースタイム
天候 | 曇り 吹雪 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
スタートしてすぐ、カモシカが、私達を見て逃げようとするが、深雪のためうまく逃げれことができず、沢に入り込み登れなくなってもがく、そこへ助けに行く沢やさん。もがく姿がこれからの自分のようで不安がよぎる。
水道敷で赤水沢手前の沼の隣のブナマークに磁石を合わせて進む。
すぐに左のシールがはがれる、始めにきちんとすきまなく張らなかったのが原因とのこと反省。
赤水沢に入って次は磁石をどこに合わせるのと聞くと、沢見て歩けばいいんだよ。そうですね。でも沢にはまらないように、微妙に右岸左岸に渡って歩く。だんだん雪も深くなり、ところどころ口を開けた沢は、怖いものです。しかし、テント泊するには水を汲めるよい環境だそう。風もあたらないし。
そんなふうに冬の八甲田を満喫して歩いていると、もともと遅い私の足が、2番手なのにラッセルする人に追いつけなくなり、パンひとつ食べても、パワーが出ず、どうしちゃんだろうと思っていると、ここでバテられると、みんな困るからとアミノバイタルをもらう。
時間切れのため、赤水沢1180mで、目的地を駒ヶ峯からニセ駒に変更し、ニセ駒に磁石を合わせ進む。赤水沢から這い上がる最後の登りがきつかったです。なんでもない登りが滑ってあがれなくなり、Iさんにスキーを後ろから抑えてもらいました。情けないけど本当にどうしようもできなくてすみませんでした。
平原に出てほっとしたものの、聞かされていたように、ふきっさらしです。視界も悪くやせの樹氷が現れます。ニセ駒の尾根に出るとぼんやり南側が見え、迷惑かけてしまったけど、ピーク踏めてうれしかった。このころには薬がきいてテンション高くなってます。櫛ヶ峰コースのスキー指導標で写真とってもらい、すぐそばに9と思われる数字がかろうじて見える看板もみつけました。
やっと楽なスキーです。シールをつけたままゆっくり滑ります。ちょっと急なところもうまくいきました。後ろでkanaさんが転んでいますが、本当はスキーうまい人だそうなので転ぶのも今だけでしょう。
もう1時すぎだから風避けられるところで立ち食いだと場所を探していると、フラッグが見えます。ヤホーと急にみんな大騒ぎです。すぐテントをみつけかけつけました。うれしくてうれしくて大声でおしゃべりです。テントまわりは圧雪してあるので、スキーを脱いで腰を下ろして食べることができました。ニセ駒まで登るテントメンバーを見送り私達も急いで食べて下山開始です。
傘松峠までは赤旗が風になびいてきれい。間隔近すぎない?いやいいんだ。などと話ながら進みます。傘松峠の看板が今までで一番低い位置で出迎えてくれました。ここからは、国道歩き。もう迷うことはないとの安心と、天気のよさでゆっくりゆっくり南八甲田をながめながら1月に今日のコースを歩けるなんて、すごいラッキーだったと思いながら酸ヶ湯につきました。
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