白木山


- GPS
- 00:18
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 813m
- 下り
- 813m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登りは踏み跡多数。箇所により凍結しているので、軽アイゼン必須。 別当山経由の下山を計画していたが、道が見つからず(もしくは閉鎖されていた箇所か?)椿谷へ降りるルートを取る。 椿谷へのルートはかなりの急斜面なので特に注意が必要。 椿谷の沢歩きルートはルートが何度か沢を渡るので、良く目をこらして行きましょう。 |
写真
感想
5:30起床。
まだまだ外は暗いです。
昨日の夜のうちに済ませておけば良かった家の用事をちゃちゃっと済ませると、目が覚めてきました。
外に出てみると、結構寒いです。
支度を整え、家を出ます。行く先は「白木山」。
低山ながら急斜面が続き、訓練登山などで利用されるという広島近郊の山です。
現地に到着し、着替えを済ませ、登山口まで徒歩少し。
さすがよく登られている山だけあって、しっかりした案内板付きで、登山道の入り口がついています。
しかし、登山口看板の男の人。目が怪しすぎ!。絶対、登山以外の何か良からぬ事を考えています。笑
純粋そうな少女のうしろ姿が、心なしか痛々しいです。
クマ出没の看板。もうさすがに冬眠してますかね。
スタートからイキナリの急登です。しばらくこんな斜面が続きます。
2合目付近、後ろからすごい勢いで登ってくる人影あり。
20才代後半の男性に抜かれます。格好は登山ていうより、むしろアスリートっぽい感じ。
斜面の緩急に関わらず、登るスピードが一定です。すごい。がんばってー!
追い抜かれついでに、ちょっと暑くなってきたので服を脱ぎ、ザックの中へ押し込んでいると50、60才台の男女が「こんにちわ〜^^」と先に行かれました。
自分も荷物を整え、再度登り始めます。
30mくらい前方なので、すぐに追いつくかなぁと思っていたのは甘かったです。
彼らの足もまた速い!!
どうなっているんでしょう、この山は。。。
ん?自分が遅いのか!?
いやいや、荷物を重めに持ってきている事を差し引いても、彼らの足は只者ではありません。笑
5合目付近をすぎたあたりから残雪が見え始めました。
あいかわらず結構な急登です。
降った後、あるていど踏まれた箇所もあり氷状になっています。結構すべるので、軽アイゼンを装着。
石を踏んだ時はちょっと怖いけど、雪面・氷面ではしっかり効いてくれます。
あとはひたすら雪面を登山。
7合目くらいで、2合目で抜かれたアスリート登山のおにいさんが今度はダッシュで駆け降りてきます。もう折り返して来られたんですね。恐るべし。
なんだかんだ言いながらも、頂上が見えてきました。
頂上には、「鉄塔」「望遠鏡」「祠」「山小屋」などの設備があります。360度見晴らしも良く、遠くの景色も結構楽しめます。
頂上で景色を眺めていると、少しあとから登ってこられた方が、頂上の石にタッチしてそそくさと山小屋へ。数分して自分も山小屋へ入ると、さっき入っていかれたおっちゃんが、完全に産まれたままの姿で着替えをしてらっしゃるじゃありませんか。
話をしてみると、その方はもうすぐ白木山登山2000回目になるとか・・・毎日登ってらっしゃるそうです。
登りにすごい勢いで抜かれたお兄さんのことも知ってらっしゃる方らしく、市内の某登山用品店の方だとか・・・どうりで。。。笑
男女で登って行かれた方も毎日来る方だそうです。
この白木山には他にも沢山のコアなファンの方がいらっしゃるそうで、一日数回登ることもざらにあり、中には一日8回登った方もいらっしゃるとか・・・
恐るべし。白木山。
さて、山小屋でおにぎり数個を食べ、下山開始。
来た道と同じでは面白くないので、違う道を通って下山。
別当山経由の道を探すも、なかなか見つからず。
雪で閉鎖されている道っぽいんですが、合っているような違うような。雪がなければ普通に見つかるところかもしれませんが、踏み跡のない雪斜面に入るにはちょっと勇気がいります。同じところを何度か往復するが見つからず、やむなく「椿谷」へ降りるルートをとることにします。
地形図には載っていませんが、推測するにしばらくは尾根伝いに下り、そこから谷沢に降りるルートらしい。相変わらず、雪の踏み跡は無いですが、閉鎖はされてないですし、ところどころテープもありますし、まぁ迷うことはないでしょう。
しかし、下り始めると結構な急斜面の下りです。
慎重に、慎重に・・・でも、ヒザに来ます。。。
しばらくすると、雪で完全に覆われた落ち葉との攻撃でえらく滑りやすい斜面に出ます。
何度かは転んでしまいましたが、まぁ御愛嬌。
沢に到着。
沢歩きは比較的慣れていますが、ここの沢は「ヒルに注意」の看板が。。。
そういえば、ネットで調べてみた時も、ヒル情報がいくらかありました。その沢に降りてきてしまったようです。
注意してもどうなるものでもないけども、まぁ、冬なんで大丈夫でしょう。
沢は比較的緩やかで流れはほとんど無いものの、辿っていくと、枯れ沢は枯れ沢で面白いです。
登山道は遊歩道っぽくなりますが、沢なのか道なのか分からないところもあり、半分山歩き半分沢歩きの雰囲気で、道っぽいところか沢っぽいところのどちらかを歩いていきます。雪が無かったらもうすこし分かりやすいんでしょうか。
時々見える枝のテープで6割くらいは道に沿って歩いていることが判明。
そのうち道は、沢をはなれ、ますます遊歩道っぽくなり、あっという間に最初の登山口の数百m横に出てました。
うーん近場にこんな楽しめる山があったとは。
頂上から北への縦走路も楽しめそうでした。間違いなくまた近いうちに来ることになるでしょう。
今日はゆっくり足を休めて早めに寝ます。
ヒザがイタイのは運動不足?
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