山陰道歩き走り8日目。由良宿〜鳥取

2016年08月20日(土) [日帰り]

• GPS: 12:21
• 距離: 59.1km
• 登り: 354m
• 下り: 336m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:21
• 休憩: 0:00
• 合計: 12:21

距離 59.1km 登り 354m 下り 355m

5:58 スタート地点
18:19 ゴール地点

＊歩き走りする予定だったコースの地図はこれ。通れない区間もあったけど。
http://www.yamareco.com/modules/yr_plan/detail-282763.html
6:00　スタート
8:49　宇野地蔵ダキ
12:10　青谷
15:24　白兎海岸
16:33　湖山池
18:19　ゴール

アクセス

利用交通機関：

電車

宿泊後、青春18で地元まで帰った。早朝出発し日付が変わるギリギリまで。行きも帰りも青春18のモト取りまくり。毎日の行程より、往復が一番疲れたかも。

コース状況／危険箇所等

＊昔からのウルトラマラソン仲間の呼びかけで、旧山陰道を小郡から鳥取まで8日間で歩き走りするイベントがあり、参加した。
＊「山陰道」の道筋の資料は各県教育委員会の「歴史の道調査報告書」
＊「歴史の道調査報告書」をベースに2万5千図にルートを落とした地図が配られ、それを追って行く。現在の道があるとは限らず、廃道で通行不能区間もときどきある。行けるところまで進むか、早めに迂回するか各自の自己判断だが、地図上の現在の道も確認し、リスクコントロールが必要。
＊国道や鉄道に隣接して旧街道があった区間は、現在では道がなくなっていることが多い。
＊砂浜が昔の山陰道らしいという区間が2つ。危険はないが。
＊国道、鳥取市街の幹線道路の横断では車に注意。

その他周辺情報

＊最終日の打ち上げで牡蠣料理を堪能した。

写真

8/20 5:55

宿泊した由良宿はコナンの街

8/20 5:58

最終日、出発

8/20 6:44

ここにも、幕末に学校が開かれた

8/20 7:23

田園風景の広がるエリア

8/20 7:33

北野神社

8/20 7:33

8/20 7:34

山陰道は直進だけど

8/20 7:34

川を渡れず迂回

8/20 8:09

9号バイパスを斜めにくぐる

8/20 8:17

橋津古墳に寄り道

8/20 8:17

じゃなく、この看板で引き返したっけ

8/20 8:18

警察署跡

8/20 8:18

神社の横を通り、

8/20 8:22

「ハワイ」海岸に。

8/20 8:24

国道9号と何度も交わる

8/20 8:42

ここで右に分岐すると、由緒ありげな村に

8/20 8:45

いい雰囲気の村、宇野

8/20 8:45

伝統芸能とか、銘水とか

8/20 8:46

8/20 8:49

ここに今も銘水が湧く

8/20 8:51

宇野地蔵ダキ、銘水の前に集まって盆踊りが行われる

8/20 8:57

国道からちょっと山側に旧道がある・・・かな？

8/20 8:59

草ぼうぼうで行き止まり

8/20 9:00

戻って国道を進むしかない
今回の旅でよくあることだ。

8/20 9:11

国道を離れる区間では昔の家並みが良く残る

8/20 9:42

砂浜を歩く区間

8/20 10:00

いい味だしてる家、しょうゆもいい味だしそうだ。

8/20 10:12

8/20 10:15

8/20 10:19

また砂浜に出ます

8/20 10:44

道がなさそうで、迂回して坂を登り

8/20 10:45

線路と国道の所まで。線路沿いの小道を進みトンネルの上を通って

8/20 10:59

しばらくは9号沿い

8/20 11:39

青谷には旧道が残る

8/20 12:04

スーパーで食糧調達、でログがぐちゃぐちゃしてる
橋を渡り

8/20 12:10

寺町になり、

8/20 12:12

お寺の脇の小道をぐるっと行けばほぼ旧道だけど、方向がわからず間違った

8/20 12:30

学校の間を抜け、山の中に

8/20 12:56

クネクネした山の中の道を通って「魚見台」に

8/20 12:56

覗岩

8/20 12:57

船磯漁港を眺める

8/20 13:03

国道横の細い道に入って

8/20 13:04

旧街道の通る村に下る

8/20 13:10

9号をくぐって南側に

8/20 13:17

8/20 13:26

国道の下に続く旧道

8/20 13:26

8/20 13:40

8/20 14:03

気高町浜村あたりも旧道が、新しい住宅地の間に残る

8/20 14:22

日光池の碑

8/20 14:23

8/20 14:44

この史跡への寄り道は時間がなかった。

8/20 14:56

一山越えて（舗装路で）水尻池に

8/20 15:04

地元で行われる伝統行事

8/20 15:24

白兎海岸

8/20 15:41

道の駅で一休み。白兎海岸のあたりはハマナスの南限

8/20 16:05

まだ咲き残ってたハマナス

8/20 16:25

鳥取市街が近づいた感じ

8/20 16:33

湖山池畔の開拓記念碑

8/20 16:33

8/20 16:42

幹線道路からちょっと離れられる

8/20 16:42

入口はこの交差点

8/20 16:44

横断のため、元の道に一度戻らないと

8/20 17:00

湖山駅前あたり。旧国道より南側に旧街道

8/20 17:22

何とか、このあたりまで古い道すじが残ってる

8/20 17:25

野坂川の土手に

8/20 17:25

江戸期より前の、水害対策の土手が残る

8/20 17:28

千代川を渡るため、橋まで迂回

8/20 17:41

このあたりが対岸

8/20 17:44

土手下の旧道に

8/20 17:49

8/20 17:51

このあたりは寺町

8/20 17:51

8/20 17:52

お寺の間に道があるか気がかりだったが

8/20 17:57

無事に通り抜け、この川も橋があって、鳥取の中心街に向かった

撮影機器：

FinePix XP80 XP81 XP85 FUJIFILM

NE-202 NEC

感想

旅がらす

＊鳥取の市街地は最後の方だけ。それまではのどかな田園、海岸風景が続いた。
＊山陰道全体の感想として、エリア的に、昔ながらの「正しい日本の田舎」が残っていた。のどかで、なつかしい雰囲気。だけど、こんなに道筋が残ってない旧街道は初めてだ。出雲以降は、参勤交代でも使われた道で、一里塚や「宿場」「本陣」も一応あったが、五街道や、主な脇街道とは全然違う。今まで知ってる旧街道は、一里塚（跡）、宿場、関所の3点セット。宿場には本陣、旅籠、両側の木戸など、宿場間が長い時は間に立場、茶屋。現存しなくてもいろいろそういう史跡の看板が。そういう旧街道のイメージとは違うけど、道なき道を探検するのも楽しかった。そういえば、身延道も、こんな感じだったかな。
＊今回「走り歩き旅」の呼びかけ人は、どんどん地元の人に道を聞いていた。通常なら人に聞くより地図をしっかり読めばよいのだが、今回は地元の人からの情報収集が大事だとわかった。
＊旧街道走り歩きのもとになる「歴史の道調査報告書」は、調査年の古いものだとその後の変化が大きい。今のうちに実踏しないと、古地図になってしまう。旧街道もいろいろ行きたい。行きたいところが増える一方だ。